手が止まっている確定申告や役所の手続き、AIに止まっている理由を見つけてもらう

てるみ
てるみ

@teru_mi ・ 1本

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確定申告や役所の手続きに手がつかないときは、やり方を調べ直す前に「どの段で、なぜ止まっているか」を見分けると、今日の15分でやることが決まります。この記事の依頼文をAIに貼り、自分の状況を書き込めば、止まっている理由と今日の一歩を1つだけ返してくれます。

「封筒は開けた。開けたところで1か月止まっている」。そんな手続きが、机の端に残っていませんか?

確定申告に手がつかないとき、止まっているのは手続きの1段だけ

確定申告は「書類を集める」「数字を書き写す」「出す」くらいの段に分けられます。手が止まるのは、そのうちの1段なんです。紙袋に入れた明細を見たところで止まったなら、止まっているのは「紙袋の中身を仕分ける」段で、確定申告そのものではありません。

段が分かったら、次はなぜそこで止まるのか。この記事では、止まる理由を次の6種類(型)に分けて考えます。

  • 大きすぎ型: 最初の動作が決まっていない
  • 欠けもの型: 明細やパスワード、記入例など、進めるのに要るものが手元にない
  • 分かれ道型: 「経費に入るのか」「郵送か窓口か」といった判断が残っている
  • 苦い記憶型: 前に書き間違えて連絡が来たなどで、書類を見ること自体が重い
  • 時間の見積もり型: 一度に全部終わらせる前提で、時間が足りなく見えている
  • 相手待ち型: 勤め先や支払い元からの書類や返事を待っている

型が違えば、効く一歩も違います。大きすぎ型なら「紙袋の中身を机に出す」、欠けもの型なら「足りないものの名前を紙に書き出す」。欠けもの型の人が「とりあえず15分やる」と決めても、探し物が見つからないまま15分が終わってしまうんです。

あなたの止まっている手続きは、どの型に近いでしょうか?

役所の手続きを後回しにしているなら、期限の確認が先

引っ越しのあとの届け出は、出すまでの日数が法律で決まっています。住民基本台帳法では、別の市区町村から移ったときの転入届が転入した日から14日以内(22条)、同じ市区町村の中で移ったときの転居届が転居した日から14日以内(23条)です。正当な理由なく届け出ない人は5万円以下の過料、という規定もあります(52条)。条文はe-Gov法令検索の住民基本台帳法で読めます。

その届け出、引っ越してから何日たっていますか?

依頼文では、期限を過ぎているかもしれない届け出を、締め切りが分からなくても最優先にしています。その場合の今日の一歩は、窓口か公式サイトで期限と遅れた場合の扱いを確かめることです。書類の書き方より先に、扱いを知るほうを片付けます。

確定申告の期間は年ごとに変わります。令和7年分は、所得税の申告と納付の期限が2026年3月16日(月)でした。これから出す令和8年分の期間は、国税庁の確定申告特集で確かめてください。

手続きが止まったときにAIへ貼る依頼文

使い方は、依頼文を全部コピーして、使っているAIに貼り、【 】の欄にある「ここに〜」を自分の状況に書き換えるだけです。手続きが2つ以上あっても、1回にまとめて書いてかまいません。末尾の「題材の例」は架空の人の書き方見本なので、自分の欄を書いたら消してから送ってください。

迷いやすいのは【それを考えると浮かぶこと】の欄だと思います。きれいな文にせず、「レシートを全部見直すのか」くらいの、頭に出てきた言葉のまま書いてください。AIはこの欄を見て、苦い記憶型かどうかを見分けます。

あなたは、手が止まっている手続きの「止まっている場所」と「止まっている理由」を一緒に見つける相手です。私が書く手続きについて、どこで手が止まっているのかを特定し、その理由に合った「今日そのまま手を動かせる最初の一歩」を1つだけ決めてください。やり方の解説や励ましより、止まっている理由の見分けを先にしてください。

## 入力(私が書きます)

【止まっている手続き】
ここに手続きの名前を書く(例: 確定申告、区役所への届け出。複数あれば全部)

【締め切り】
ここに分かっている締め切りを書く(分からなければ「分からない」)

【いま手元にあるもの・終わっていること】
ここに書く(例: 封筒は開けた、源泉徴収票は届いている、サイトにログインした)

【最後に手を動かしたところ】
ここに「どこまでやって、何をしようとしたところで止まったか」を書く(覚えている範囲で)

【それを考えると浮かぶこと】
ここに、その手続きを思い浮かべたときに頭に出てくる言葉をそのまま書く(例: 「レシートを全部見直すのか」「また間違えたら嫌だ」)

【使える時間】
ここに、手続きに向き合える時間を書く(例: 土曜の午前に30分)

## 手順

1. 入力を読み、手続きが複数あれば1つずつ分けて扱います。私が「先にこれ」と書いていなければ、締め切りが近いほうから順に進めます。ただし、引っ越しに伴う届け出(転居届など)のように、出すまでの日数が決まっていて、すでに過ぎているかもしれない届け出は、締め切りが分からなくても最優先にします。この場合の今日の一歩は「窓口か公式サイトで、期限と遅れた場合の扱いを確かめる」にします(窓口に行く・電話するのは一歩にしない、という条件の例外とします)。それ以外で締め切りが「分からない」手続きは、締め切りが分かっている手続きのあとに回し、今日の一歩は「締め切りを書類や案内で確かめて1行メモする」にします。分からない手続きが2つ以上あるときは、入力に書かれた順に扱います。
   締め切りの確認が今日の一歩になった手続きでは、止まっている理由の型に合った一歩(「判断基準」の型ごとの一歩)を「その次の一歩」に置きます。型の見分けと「止まっている理由」は、ほかの手続きと同じように書きます。
2. 手続きごとに、終わるまでの流れを「書類を出す」「数字を書き写す」「窓口やサイトに出す」くらいの粗さで4〜7段に分けます。手続きの正式な流れが分からない段は「要確認」と書き、推測で埋めません。
3. 入力の【いま手元にあるもの・終わっていること】と【最後に手を動かしたところ】から、どの段で止まっているかを1つ指します。
4. 止まっている段について、下の「止まる理由の6つの型」のどれに当たるかを見分けます。入力だけで決められないときは、私に質問を1つずつします。質問は手続きがいくつあっても全体で最大3つまでです。3つ聞いても決まらないときは、一番近い型を選び、「そう見た理由」にその旨を書きます。質問は「はい・いいえ」か、短い言葉で答えられる形にします。
5. 型が決まったら、その型に合った最初の一歩を1つだけ決めます(決め方は「判断基準」)。
6. 一歩が終わったあとに続けられる「その次の一歩」を1つだけ書きます。それ以上先は書きません。

## 止まる理由の6つの型

1. 大きすぎ型: 次にやることが「確定申告をする」「書類を書く」のように大きなまとまりのままで、最初の動作が決まっていない
2. 欠けもの型: 進めるのに必要なもの(明細、レシート、マイナンバーカード、パスワード、印鑑、記入例など)が手元にない、またはどこにあるか分からない
3. 分かれ道型: 「これは経費に入るのか」「どの様式を使うのか」「郵送か窓口か」など、選ばないと先に進めない判断が残っている
4. 苦い記憶型: 前に書き間違えて連絡が来た、窓口で戻されたなどの経験があり、書類を見ること自体が重くなっている
5. 時間の見積もり型: 全部を一度に終わらせる前提で考えていて、使える時間では足りないように見えている
6. 相手待ち型: 誰か(勤め先、謝礼の支払い元、家族、役所)からの書類や返事がないと進まない

複数の型が重なるときは、止まっている段に一番近いものを主な型にし、ほかは「重なっている型」として1行で書きます。

## 判断基準

- 段の指し方: 【最後に手を動かしたところ】に書かれた動作の、すぐ次の段を止まっている段にします。「封筒は開けた」なら、止まっているのは「中の書類を読む」か「中の書類に何を書くか分かる」のどちらかで、手続き全体ではありません。
- 大きすぎ型と時間の見積もり型の見分け: 最初の動作を言えるかどうかで分けます。言えないなら大きすぎ型、言えるけれど「どうせ終わらない」と感じているなら時間の見積もり型です。
- 欠けもの型と分かれ道型の見分け: 足りないのが「物や情報」なら欠けもの型、「どちらにするかの決定」なら分かれ道型です。「レシートがどれか分からない」は、探せば見つかるなら欠けもの型、経費に入れるかどうか迷っているなら分かれ道型です。
- 苦い記憶型の見分け: 【それを考えると浮かぶこと】に過去の失敗や「また」「怖い」「見たくない」に当たる言葉があり、ほかの型の理由がはっきりしないときに選びます。ほかの型がはっきりしているときは、そちらを主な型にし、苦い記憶型は重なっている型にします。
- 一歩の条件: 次の4つを全部満たすものにします。
  - 15分以内に終わる
  - 家の中で、その日のうちにできる(窓口に行く、誰かの返事を待つ、は一歩にしない。期限を過ぎているかもしれない届け出の確認だけは例外。手順1を参照)
  - 「〜を出して机に置く」「〜の枚数を数える」「〜に1行書く」のように、手の動作で書ける
  - 一歩の中に判断が入っていない(判断が要るなら、判断に必要な材料を集めるところまでを一歩にする)
- 型ごとの一歩の向き:
  - 大きすぎ型: その段の最初の動作だけにする(例: 紙袋の中身を机に出す)
  - 欠けもの型: 欠けているものの名前を紙に書き出し、あるかないかに印を付ける
  - 欠けもの型で、何が欠けているか私にも分からないとき: 手元の書類(封筒の中身、案内の紙、届いた明細)の中で「持ってきてください」「添付」「記入」に当たる箇所に線を引き、そこに書かれた物の名前を書き出すところまでを一歩にする。書類が手元にないときは、その書類を出して机に置くところまでにする
  - 分かれ道型: 迷っている選択肢を2つ書き、それぞれ「誰に聞けば決まるか」「どこを読めば決まるか」を1行ずつ書く。決めるのは次の一歩以降にする
  - 苦い記憶型: 前回どこで間違えたかを1行で書き、今回はそこだけ見直す印を付ける。全体を見直す一歩にはしない
  - 時間の見積もり型: 【使える時間】で終わる分だけを切り出し、「今日はここまで」の線を書く
  - 相手待ち型: 待っている相手と、届くはずのものを1行で書き、問い合わせの文面を2〜3行で下書きする(送るのは私が決める)
- 使える時間が15分より短いときは、一歩をさらに小さくし、「出して置く」だけで終わる形にします。

## 出力の形

手続きごとに、次の見出しで書きます。全体で800字以内にします。

### 手続きの名前
- 流れ: 段を「→」でつないで1行(止まっている段に【ここ】と付ける)
- 止まっている理由: 型の名前と、そう見た理由を1〜2文
- 重なっている型: あれば1行、なければ書かない
- 今日の一歩: 1文(かかる時間の目安を付ける)
- その次の一歩: 1文

最後に、複数の手続きがあるときだけ「今日やるのはどれか」を1行で書きます。締め切りが近いほう、同じ時間で一歩が終わるほうを選びます。

## やらないこと

- 税額、控除の額、締め切り日、提出先、必要書類を、私が書いていないのに断定しない。手続きの決まりに触れるときは「税務署(または役所)の案内で確かめる」と書き添える
- 経費に入るかどうか、申告が要るかどうかを判定しない。分かれ道型として、確かめる先を書くところまでにする
- 私の性格や気持ちの傾向に名前を付けない。理由はあくまで「止まっている段」と「6つの型」で説明する
- 励ましの言葉、「やればすぐ終わる」に当たる言い方、手続き全体の解説を書かない
- 一歩を2つ以上並べない

## 題材の例(架空の人物です)

【止まっている手続き】確定申告と、引っ越しに伴う区役所への届け出
【締め切り】確定申告は3月中旬。届け出は分からない
【いま手元にあるもの・終わっていること】会社の源泉徴収票は届いている。着付け教室の手伝いの謝礼の明細と、交通費などのレシートは紙袋に入れたまま。区役所の書類は封筒に入っていて、1か月前に開けた
【最後に手を動かしたところ】確定申告は、紙袋を見たところで止まった。区役所の書類は、封筒を開けて1枚目を見たところで止まった
【それを考えると浮かぶこと】「レシートを全部仕分けるのか」「前に書き間違えて税務署から電話が来た」「区役所のほうは何を書けばいいのか分からない」
【使える時間】土曜の午前に30分

貼ってすぐに答えが出るわけではなく、先に質問が返ってきます。質問は全体で3つまでで、「はい・いいえ」か短い言葉で答えられる形です。一歩が終わったら、同じ会話に「終わった。次はここで止まった」と書き足して、続きを見てもらう使い方もあります。

確定申告と区役所の届け出、AIが返した今日の一歩は?

試しに、依頼文の末尾に入れてある架空の人の例をそのまま使って、Claudeに聞いてみました。週末に着付け教室の手伝いをしていて、謝礼の明細とレシートを紙袋に入れたまま確定申告が止まっている人です。引っ越しの届け出も、区役所の書類の封筒を開けて1枚目を見たところで1か月止まっていて、締め切りは分からないと書きました。

AIが先に取り上げたのは、区役所の届け出のほうでした。返ってきた答えのうち、止まっている理由と今日の一歩の部分です。

- 止まっている理由: 欠けもの型。1枚目を見たところで止まり、「何を書けばいいのか分からない」とあるので、書くための情報(記入例や必要な物)が手元にない状態です。転居に伴う届け出は出すまでの日数が決まっていることがあり、1か月たっているので最優先にしました。 - 今日の一歩: 区役所の公式サイトで、この届け出の期限と遅れた場合の扱いを確かめ、紙に1行メモする(約15分)。

期限を確かめたあとの一歩には、書類の中の「持ってきてください」「添付」「記入」に線を引き、要る物を書き出すことが挙がっていました。確定申告については、こう返ってきました。

- 止まっている理由: 時間の見積もり型。最初の動作(仕分け)は言えていて、「全部仕分けるのか」と一度に終わらせる前提で見ているためです。 - 今日の一歩: 紙袋から謝礼の明細だけを抜いて机に置き、付箋に「今日は明細まで」と書いて貼る(約10分)。

2つのうち今日どちらをやるかは、こう締めくくられていました。

今日やるのは、区役所の届け出の期限確認です。期限を過ぎているかもしれないため、こちらを先にします。

面白かったのは、同じ例で何度か試すと、AIの質問への答え方で確定申告の型が変わったことです。「最初の動作を言えるか」と聞かれて「言えない」と答えたときは大きすぎ型、「言えるけれど30分で全部は無理」と答えたときは時間の見積もり型になりました。質問には、見栄を張らず今の状態のまま答えるのがいいと私は思います。

税額や期限など、手続きの決まりはAIに判定させない

この依頼文は、税額や控除の額、経費に入るかどうか、申告が要るかどうかをAIに決めさせない作りです。分かれ道型と出たら、AIが書くのは「誰に聞けば決まるか」「どこを読めば決まるか」まで。決めるのは、税務署や役所の案内を読んでからにしてください。AIの答えでも、締め切りや経費の扱いのような決まりに関わるところには「要確認」「税務署の案内で確かめる」と書き添えられます。

依頼文のほうで決めきれていない点もあります。

1: 時間の見積もり型のとき、AIは「使える時間で終わる分」を切り出します。一方で、今日の一歩は15分以内という決まりもあります。30分あるときにどちらに合わせるかは、依頼文では決めていません。迷ったら15分で止めておくのが、私はいいと思います。

2: 届け出の名前が分からないと、公式サイトで期限を探しにくくなります。封筒の書類のいちばん上に書いてある表題を、そのまま【止まっている手続き】の欄に写しておくと探しやすいです。

私が試したのは、架空の例でClaudeに3回聞いて、答えが返ってくるところまでです。実際の書類を前に、一歩をやってみたわけではありません。

止まっている手続きに足りないのは、やり方の情報より、止まっている段の名前のほうかもしれません。封筒を机に出したら、6つの欄を埋めるところから始めてみてください。