カード明細を1年分AIに貼ると、今も払っている定期の請求が何件で年にいくらか、途中で止まった定期、明細だけでは中身が分からない請求まで、分けて出してもらえる。使ってるかどうかの判断はこっちでやる。AIには、明細の並びから毎月・毎年来ている請求を機械的に拾わせるだけ。依頼文は全文載せてある。
カードのアプリで明細をスクロールしても、コンビニとネット通販のあいだに990円や130円がぽつぽつ混ざってて、どれが毎月のやつか分かんないじゃん。しかも同じサービスが、途中で店名の書き方を変えてきたりする。目で追うだけだと、たぶんどこかで見落とす。
カード明細を眺めても、サブスクが見つからないのはなぜ?
明細は日付順に並ぶから、毎月の請求が買い物の行に埋もれる。そのうえ、サブスクのほうも素直な顔では載ってこない。
- 店名の表記が途中で変わる。半角カナだったのが、ある月から英字になる
- アプリストアや決済代行の名前で来て、中身のサービス名が見えない
- 年払いで、1年分の明細に1回しか載らない
- 無料体験の0円のあと、翌月から通常の金額が始まる
- 海外のサービスで、為替のせいで毎月の金額が少しずつ違う
店名で探すと表記揺れで外れるし、金額で探すと為替で外れる。なので依頼文では、利用日の「日」と金額のそろい方で拾わせている。日付の「日」が前後5日以内で3か月続いたら毎月の定期、金額は直近との差が300円以内なら同じものとみなす、という決め方。
貼る明細は1年分がいい。3か月分だと毎月の請求しか見つからなくて、年払いはまず引っかからない。自分のカードから年に1回だけ落ちてるもの、いくつ言える?
カード明細をAIに貼る前に、消しておく列
カード会社の会員サイトやアプリには、明細をCSVなどで書き出す機能が付いていることが多い。書き出せる期間も列の並びも会社ごとに違うから、そこは自分のカードで確かめて。書き出しのボタン、どこにあるか知ってる? 見つからなければ、一覧画面をコピーしたものでも貼れる。
使うのは「利用日・利用店名・利用金額」の3列だけ。表計算ソフトかメモ帳で開いて、それ以外の列は列ごと消す。カード番号(下4桁も)、氏名、会員番号が入った列や行も、ここで一緒に消える。
依頼文にも、カード番号や氏名らしき並びが残っていたら、AIがその場所だけ伝えて止まる決まりは入れてある。でも、それが本当に働くかは確かめていない。保険くらいに思って、消すのは貼る前に自分の手でやってほしい。
個人情報保護委員会の注意喚起(2023年6月)は、生成AIに入力された個人情報が機械学習に使われることがあるとして、一般の利用者向けの留意点もまとめている。カード番号や氏名まで消してから貼るのは、それを読んだうえでのあたしの線引き。
カード明細からサブスクを拾うAIへの依頼文
AIの新しいチャットに、下の依頼文をまるごと貼る。書き込むのは、依頼文の上のほうにある【 】の3か所だけ。
- 【ここに利用明細を貼る】には、3列に絞った明細を貼る
- 【ここに明細の期間を書く】には、「2025年10月〜2026年9月」のように期間を書く
- 【分かれば、ここに今契約しているつもりのサービスを書く】には、「動画配信1つ、音楽1つ」くらいのざっくりでいい。思い出せなければ空欄のままでいい。そのときは、AIが「つもり」と明細を見比べるところが飛ばされる
これから貼るクレジットカードの利用明細(だいたい1年分)から、毎月・毎年など決まった間隔で自動的に続いている請求を拾い出して、一覧にしてください。使っているかどうかの判断はあたしがするので、あなたは明細の並びだけを根拠に、定期の請求を機械的に見つけてください。
## 入力
【ここに利用明細を貼る】
(カード会社のアプリやWebから書き出したCSVの中身、または一覧画面をコピーしたもの。列は「利用日・利用店名・利用金額」があれば足ります。支払区分や備考の列があってもかまいません)
【ここに明細の期間を書く】
(例: 2025年10月〜2026年9月)
【分かれば、ここに今契約しているつもりのサービスを書く】
(例: 動画配信1つ、音楽1つ、ジム。思い出せなければ空欄でいい。空欄なら手順7は飛ばす)
## 手順
1. 貼られた明細に、カード番号(下4桁を含む)、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、会員番号らしき数字の並びが残っていないか確認する。残っていたら、その行と列を示して「この部分を消してから貼り直してください」と伝え、そこで止める。中身を書き写したり、読み上げたりしない。
2. 利用店名を整理する。同じサービスなのに表記が揺れているもの(全角と半角、末尾の英数字の違い、「*」以降の文字、決済代行の名前が前についているもの)を、同じ請求元としてまとめる。まとめた根拠を一言残す。
3. 請求元ごとに、利用日と金額を古い順に並べる。
4. 並びから間隔を測る。次の判断基準に当てはめて「定期の請求」「定期かもしれない」「単発」に分ける。
5. 「定期の請求」に入ったものから、途中で止まった定期を分ける(判断基準の最後の項目)。止まった定期は、今も払っているものの一覧と合計には入れない。
6. 今も払っている「定期の請求」と「定期かもしれない」について、初回の請求日、最後の請求日、直近の金額、年に直した額を出す。年に直した額は、毎月のものは直近の金額×12、毎年のものは直近の金額そのまま。明細に載った実額の和ではなく、今の金額で1年続けたらいくらかを出す(途中から始まったものや値上げしたものも、今の金額で年に直す)。
無料体験から有料に切り替わったように見えるもの、途中で金額が変わったもの、同じ種類のサービスが2つ以上並んでいるものに印をつける。
7. 入力の「今契約しているつもりのサービス」と、手順5〜6の結果を照らし合わせる。つもりにあるのに明細では止まっている・見当たらないもの、明細で続いているのにつもりに入っていないものを拾う。種類しか書かれていなければ(「動画配信1つ」など)、その種類に当たりそうな請求の数と比べる。
8. 明細だけでは請求元が分からないもの(決済代行名やアプリストア名、ドメイン名だけでしか載っていないもの)を挙げ、あたしが自分で確かめる場所(スマホのアプリストアの定期購入一覧、決済サービスの自動支払い設定、メールの受信箱で店名を検索する、など)を書く。
9. 最後に、残すか解約するかをあたしが決めるための質問を、請求元ごとに1つずつ出す。止まった定期には、本当に止まっているかを確かめる質問を1つ出す。
## 判断基準
- 利用日の「日」が毎月ほぼ同じ(前後5日以内。土日祝が重なると請求日が後ろにずれやすいため。28〜31日はどれも月末として同じ日とみなす)で、3か月続けて載っていれば「定期の請求(毎月)」。土日祝や月の日数の違いで利用日は数日ずれるので、間隔の日数ではなく日付の「日」で見る。金額は直近の金額との差が300円以内ならこちらに入れる(値上げや税の端数で少し変わることがあるため)。
- 間隔が350〜380日で2回以上あれば「定期の請求(毎年)」。明細が1年分しかなく1回しか載っていない年払いは見落としやすいので、店名にサブスク、プラン、年額、会費、メンバーシップ、プレミアムなどの語が入っている単発の請求は「定期かもしれない(年払いの可能性)」に入れる。
- 毎月の間隔だが2回しか載っていないもの、または途中で1か月抜けているものは「定期かもしれない」。抜けた月は、カード会社の請求日のずれか、一度止めて再開したかのどちらかなので、どちらとも言い切らない。
- 同じ店名でも、コンビニ、スーパー、ネット通販、交通系のように、日付も金額もばらばらなものは、回数が多くても「単発」。回数ではなく間隔と金額のそろい方で決める。
- 0円、または数十円の請求のあと、だいたい1か月か1週間後から同じ請求元で通常の金額が続いていれば「無料体験から切り替わった可能性」の印をつける。
- アプリストア、携帯電話会社、決済代行の名前で毎月同じ金額が来ている場合は、中に別のサービスが入っている。1つの請求元として扱いつつ、金額が2種類以上あるなら、中身も2つ以上あると見て分けて書く。
- 為替で毎月少しずつ金額が変わる海外のサービスは、金額の差が300円を超えても、間隔がそろっていれば「定期の請求」に入れ、その理由を書く。
- 迷ったら「定期かもしれない」に入れる。「単発」に入れて見落とすほうが困る。
- 毎月の定期で、明細の期間の最後の2か月に1回も請求がないものは「止まった定期」。解約したか、カードを変えたか、支払いに失敗しているかのどれかなので、理由は言い切らない。毎年の定期は、最後の請求から1年たっていなければ止まったとはみなさない。
## 出力の形
スマホの画面で読めるように、表は6列までにし、各欄は短く書く(名前は10字以内、日付は「26/3/15」の形)。表の外に書くのは下の節だけで、それぞれ書いてある上限を守る。
1. 最初に1行で、今も払っている定期の請求の数と、年に直した額の合計(円)を書く。「定期かもしれない」の分は合計に入れず、( )で別に書く。止まった定期は数にも合計にも入れない。アプリストアなど1つの請求元に中身が2つ以上あると見たものは、中身の数で数える。
2. 「定期の請求」の表(今も払っているものだけ)
| 名前 | 直近の金額 | 年に直した額 | 初回 | 最後の請求日 | 印 |
|---|---|---|---|---|---|
「名前」は手順2でまとめた名前。毎年のものは名前の後ろに(年)をつける。「印」の列には、無料体験から切り替わった可能性、金額が変わった、同じ種類が重複、為替で揺れる、のうち当てはまるものを短く書く。なければ空欄。為替で揺れるものの理由は、この「為替で揺れる」の印で済ませ、ほかに書かない。
表の下には、手順2で表記の違うものをまとめた請求元だけ、「名前=明細の表記(根拠を15字以内)」を1件1行で書く。例: 「音楽=サウンドライブ(同じ日付・金額が続く)」。
3. 「定期かもしれない」の表(同じ6列)。表の下に、1件1行・30字以内でそう判断した理由を書く。
4. 「止まった定期」の箇条書き。1件1行で、名前、最後の請求日、直近の金額と、確かめる質問を1つ(例: 「この月に解約した覚えはありますか、それとも別のカードに変えましたか」)。1行60字以内。
5. 「つもりとのずれ」の箇条書き(手順7。入力欄が空欄なら省く)。3行まで、1行40字以内。止まった定期と重なるものは「止まった定期を参照」とだけ書く。
6. 「明細だけでは中身が分からないもの」の箇条書き。1件1行・40字以内で、確かめる場所を1つ書く。
7. 「決めるための質問」の箇条書き。今も払っている請求元と「定期かもしれない」の請求元ごとに1つ、1行35字以内。例: 「最後にこれを開いたのはいつですか」ではなく、「この3か月で、これがないと困った場面はありましたか」のように、あたしが明細を見ながら答えられる形にする。
8. 単発の請求は一覧にしない。件数だけ1行で書く。
字数の目安: 表の中身を除いた文章(1行目、表の下の注記、箇条書き)で800字以内。表は行数が明細によって変わるので数えない。800字を超えそうなら、5の節と、6の節のうちアプリストアの説明を短くする。見出しの後に前置きや締めの文を足さない。
## やらないこと
- 明細にない請求、金額、日付を作らない。計算した数字は、どの行から出したか追えるようにする。
- 店名からサービスの正式名称や料金プランを推測で断定しない。推測するときは「〜の可能性」と書く。
- 解約したほうがいいかどうかを、あなたが決めない。並べて、質問を出すところまで。
- 解約の方法や手続きの窓口を、確かめずに書かない。
- 手順1で個人情報が残っていた場合、その内容を返答に書き写さない。
## 題材の例(架空)
都内で一人暮らしの会社員(20代後半・架空)。メインのクレジットカード1枚を使い、カード会社のアプリから2025年10月〜2026年9月の利用明細をCSVで書き出した。明細には、動画配信(毎月990円)、音楽(毎月1,080円)、クラウドの容量(毎月130円)、ジム(毎月7,700円)が並び、そのあいだにコンビニやネット通販の買い物が月に20件ほど混ざっている。年払いの会員サービス(年1回5,900円)が1回だけ載っていて、2026年3月には0円の請求のあと、4月から毎月1,490円の請求が始まっている。アプリストアの名前で毎月2種類の金額が来ている。数字はすべて例として作ったもので、実在のサービスの料金ではない。末尾の「題材の例」は、どんな明細を想定しているかの見本で、中身は架空。手順のほうには、表は6列まで、名前は10字以内といった、スマホの画面で読めるようにする決まりも入れてある。
カード明細から出てきたサブスク一覧、どこから見る?
試しに、架空の会社員の明細を1年分作って貼ってみた。動画配信、音楽、クラウドの容量、ジムの毎月の請求に、コンビニやネット通販の買い物が混ざった76行。ジムは3月で請求が止まっている。中身は作りもので、金額も実在のサービスの料金じゃない。
最初に出るのは、今も払っている件数と年額
AIの答えは、まず「今も払っている定期の請求は〇件、年に直して〇円(定期かもしれない〇件 〇円は別)」という1行から始まる。〇には自分の明細の数字が入る。この例では、こう出た。
今も払っている定期の請求は7件、年に直して71,292円(定期かもしれない1件 5,900円は別)。この71,292円は、明細に載った金額を足したものとは違う。今の金額のまま1年続けたらいくらか、という数字。一覧に並んだ7件の年額を足すと、ちゃんと71,292円になる。
明細の金額を足し算するだけだと、3月で止まったジム(7,700円×6回で46,200円)まで合計に入って、もう払っていない分のせいで今の負担が大きく見えちゃう。だから止まった定期は、数にも合計にも入れない決まりにしてある。1年分の明細に1回しか載っていない年会費らしい5,900円も、「定期かもしれない」として合計の外に出た。
無料体験からの切り替えには印が付く
今も払っている請求の一覧は、名前・直近の金額・年に直した額・初回と最後の請求日・印の6列の表で出る。そのうち、EIGOAPPという店名の請求の1行がこれ。
| 名前 | 直近の金額 | 年に直した額 | 初回 | 最後の請求日 | 印 |
|---|---|---|---|---|---|
| EIGOAPP | 1,490円 | 17,880円 | 26/3/12 | 26/9/14 | 無料体験から切替の可能性 |0円のあと、翌月から1,490円が続いた請求に付いた印がこれ。ほかにも、980円から1,080円に変わった請求には「金額が変わった」、ドル建てで1,452〜1,521円と揺れる請求には「為替で揺れる」が付いた。
店名のまとめ方も悪くなかった。半角カナの店名が途中から英字になった請求は、日付と金額の並びから1つにまとめて「同じ日付・金額が続く」と根拠を添えた。アプリストア名で来ていた480円と250円は、中身が2つと見て件数も2と数えた。逆に、セブン-イレブンの648円が4回あったのは、日付がばらばらなので単発に入った。
気をつけたいのは「初回」の列。契約した日とは限らなくて、期間の最初の月から載っている請求なら、それはただの明細の始まり。
止まった定期には、確かめる質問が付く
例の明細では、3月で止まったジムの請求について、こう出た。店名・日付・金額はこの例だけのもので、自分の明細では自分の請求が入る。
## 止まった定期
- フィットネスゴヨウ 最後26/3/27 7,700円 3月末で退会した覚えはありますか、別のカードに変えましたか止まった理由は、AIに言い切らせていない。解約したのか、カードを変えたのか、支払いに失敗してるのか、明細だけじゃ区別がつかないから。「やめたはず」のそれ、ほんとに止まってる? 別のカードで今も払ってたら、この一覧には出てこない。
カード明細で見つけたサブスク、残すかどうかは自分で決める
依頼文は、解約したほうがいいかをAIに決めさせない。最後に出てくるのは、請求元ごとの質問。「最後にいつ開いた?」だと思い出せないから、「この3か月で、これがないと困った場面はあった?」みたいに、明細を見ながら答えられる形にしてある。困った場面がすぐ浮かばないもの、ある?
「明細だけでは中身が分からないもの」に挙がった請求は、自分の端末で確かめる。iPhoneなら「設定」で自分の名前をタップして「サブスクリプション」に一覧がある(Appleの案内)。AndroidならGoogle Playの定期購入のページで見られる。解約の手続きは、サービスごとの公式の案内で確かめて。依頼文にも、窓口を確かめずに書かない決まりを入れてある。
ここまでの抜粋は、Claudeで同じ架空の明細を使い、依頼文を直しながら3回試した最後の回の答え。それでも、「動画・音楽はつもりどおり1つずつ」と、店名だけでサービスの種類を決めたような書き方が1か所出た。何の種類のサービスかはAIの推測だから、自分の明細と見比べてから信じてほしい。
明細の並びは、使ってるつもりの記憶よりずっと正直。まずは1年分を書き出して、3列に絞るところから。
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