資格試験の勉強計画はAIで組める。試験日と使える時間と科目ごとの点数を貼るだけ

剛士
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資格試験の勉強計画は、試験日と曜日ごとに使える時間、科目ごとの点数(直近の模試や問題集の結果)をAIに貼れば、科目ごとの時間配分と週ごとの計画になって返ってきます。予定どおりに進まなかった週は、できた時間と進んだ範囲を貼り直して、残りの日数で組み直してもらう前提です。

仕事をしながら資格を目指す社会人だと、計画を立てた週に限って残業が入り、翌週にはもう表が使えなくなっていることがあります。作り直す気力も残っていない。そんなこと、ありませんか? AIに貼る依頼文(プロンプト)の全文と、二級管工事施工管理技士を例に実際に出てきた時間配分の表、週ごとの表の抜粋を載せておきます。

資格試験の勉強計画をAIに任せて、どこまで大丈夫か?

AIに勉強計画を頼むとき気になるのは、こちらが伝えていない配点や出題範囲を、AIが知識で補ってしまうことかなと思います。それらしい配点で時間を配られても、合っているか確かめようがないですよね。

なので依頼文では、出題範囲・配点・合格ラインは自分が書いたものだけを使い、分からない項目は「不明」のまま扱うように頼んでいます。「これで合格できる」と言い切ることも禁じています。

AIに任せるのは、試験日までの日数を数えて、使える時間を足し上げて、それを科目に配るところです。カレンダーと電卓だと面倒な算数です。曜日ごとに時間がばらばらでも、条件つきで一度に片づけてもらえます。

勉強計画の材料は、試験日と使える時間と科目ごとの点数

最低限そろえる材料は4つです。今日の日付、試験名と試験日、平日と休日に使える時間、科目ごとの点数(全科目分)。点数は直近の模試でも問題集でも構いません。

平日の1時間は、日によって取れたり取れなかったりします。そういうときは、平日の時間を曜日ごとの幅で書いてください。「木 0分〜1時間(会議が入る日は0)」のように書けば、短いほうで数えて計画を組み、上限との差は予備として扱います。会議が入りやすい日を、最初から織り込んだ計画になるわけです。

分からない欄は「不明」でかまいません。合格ラインを自分で調べたけれど自信がないときは、「確かではない」と添えておくと、AIもその前提で数字を扱います。

そのまま貼れる勉強計画の依頼文

【ここに貼る】の欄を埋めて、自分が使っているチャットのAIに貼ってください。末尾の「題材の例」は消さずに残したままで大丈夫です。

仕事をしながら資格試験を受ける私のために、試験日までの勉強計画を作ってください。予定どおりに進まなかったときは、私が結果を貼り直しますので、残りの日数に合わせて計画を組み直してください。

## 私が渡す情報
- 今日の日付: 【ここに貼る】
- 試験名と試験日: 【ここに貼る】
- 平日に使える時間: 【曜日ごとに、取れる時間の幅を貼る。例: 月 30分〜1時間半】
- 休日に使える時間: 【ここに貼る】
- 科目ごとの出題範囲と配点、合格ライン: 【分かるものだけ貼る。分からない項目は「不明」と書く】
- 科目ごとの得意・不得意と、直近の模試や問題集の点数: 【ここに貼る】
- 組み直しのときだけ: 前回の計画と、実際にできた時間・進んだ範囲: 【ここに貼る】

## 進め方
1. まず、私が渡した情報を短く言い直してください。次に、足りない情報を質問してください。質問は最大3つまでにして、答えを待ってください。
2. 出題範囲、配点、合格ラインは、私が書いたものだけを使ってください。「不明」のものは、あなたの知識で埋めず、不明のまま扱ってください。
3. 試験日までの週数を数え、計画に使える時間を出してください。平日は、取れる時間の幅のうち短いほうで数えます。幅の上限は予備として扱います。
4. 使える時間のうち2割は予備として、どの科目にも割り当てずに空けてください。
5. 残りの時間を科目に配ってください。配り方は次の判断基準に従います。
6. 週ごとに、何をどの順で進めるかを出してください。

## 判断基準
- 合格ラインまで足りない点数が多い科目ほど、多く配ります。足りない点数が分からない科目は、まず問題集を解いて点数を出す作業を最初の週に入れます。
- 得点率が8割以上の科目は、全体の1割までにして、週に1回、解き直しだけを入れます。
- 配点が不明な科目は、他の科目と同じ重さで扱い、「配点が分かると配り方が変わる」と一言添えます。
- 組み直しのとき、できた時間が予定の6割に届かない週が2週続いたら、計画の量そのものを減らします。遅れた分を後ろの週に足して取り戻すことはしません。
- 減らす順は、得点に直結しにくい範囲、得意科目、不得意科目の順です。不得意科目の時間は最後まで残します。
- 試験まで2週間を切ったら、新しい範囲には進まず、過去問の解き直しだけにします。

## 出力の形
1. 状況の言い直しと質問(質問がなければ「質問なし」)
2. 科目ごとの時間配分の表(科目、いまの点数、配る時間、そう決めた理由を1行)
3. 週ごとの計画の表(週、平日の中身、休日の中身、予備)
4. 次に貼ってほしい結果の項目(週末に、できた時間と進んだ範囲を貼ればよい形で)
5. 組み直しのときは、変えた点を3行以内で先頭に置く

## やらないこと
- 試験の出題範囲、配点、合格率を、私が書いていないのに断定しない
- 「これで合格できる」と言い切らない
- 私が書いていない点数や時間を作らない
- 毎日同じ時間が取れる前提で組まない

## 題材の例(架空)
設備工事会社で働くAさんが、二級の施工管理技士の試験を受ける。試験まで96日。平日は残業しだいで月〜金に30分〜1時間半、休日は3時間。得意は施工管理法で模試が8割、不得意は法規で4割。配点と合格ラインは「不明」と書いた。この入力なら、最初の週に法規の問題を解いて点数を出し、施工管理法は週1回の解き直しだけにする計画になるはずです。

この依頼文の芯は、判断基準のところです。足りない点数が多い科目ほど時間を多く配り、8割以上取れている科目は全体の1割までに抑える。試験まで2週間を切ったら、新しい範囲には進まず過去問の解き直しだけにします。得意科目に時間をかけすぎない、直前に新しいことへ手を出さない、という歯止めが最初から入っているわけです。

個人的に一番大事だと思っているのは、組み直しのときに遅れた分を後ろの週に足さない、という一行です。遅れを積むと残りの週がどんどん重くなる。だから量そのものを減らして、苦手科目の時間は最後まで残します。

苦手科目に厚く配った、勉強時間の配分の実物

勉強に使える約101時間の配分。機械工学等が36時間、施工管理法と法規と予備が各21時間40分の積み上げ棒

依頼文を直さずに、Claudeで1回試した出来上がりです。二級管工事施工管理技士の第一次検定を、今日が2026年10月17日、試験日が2027年1月24日という設定にしました。

平日は月30分〜1時間、火1〜2時間、水30分〜1時間、木0〜1時間、金0〜30分。土曜は3時間、日曜は2時間です。科目は機械工学等、施工管理法、法規の3つ。点数は機械工学等が問題集で5割、施工管理法が6割、法規が模試で7割とし、合格ラインは各6割(確かではない)、配点と出題範囲は「不明」と書きました。

ここから先の数字は、すべてこの題材の入力で出たものです。自分の試験の数字ではないので、そのまま当てはめないでください。返ってきたのは、試験日まで99日(14週と1日)、計画に使える時間は6,060分(約101時間)という数字です。そこから1,300分(全体の21.5%)を予備として空け、残りの4,760分が科目に配られました。予備は約5分の1。最初から空けてあります。

科目
いまの点数
配る時間
そう決めた理由
機械工学等
5割(問題集)
2,160分(36時間、全体の35.6%)
6割まで1割足りない唯一の科目なので最多にしました。
施工管理法
6割
1,300分(21時間40分、21.5%)
足りない点数は0ですが、ちょうどラインで余裕がないため、法規と同量にしました。配点が分かると配り方が変わります。
法規
7割(模試)
1,300分(21時間40分、21.5%)
ラインは超えていますが、暗記が苦手なので、月・水・日の短い30分を3回に分けます。配点が分かると配り方が変わります。
予備
-
1,300分(21時間40分、21.5%)
どの科目にも割り当てません。

あなたの苦手科目は、合格ラインまであと何割足りていませんか? この表では、足りない科目にいちばん多く時間が回っています。6割に1割届かない機械工学等には36時間、ちょうどラインの施工管理法と、ラインを超えている法規は、同じ21時間40分でした。

配点と出題範囲は、最後まで「不明」のまま扱われました。知識で埋めた配点は1つも出てきません。出力の最後には「合格の見込みを示すものではありません」と書いてあります。

とはいえ、時間配分の表だけで安心するのはまだ早いです。

週ごとの勉強スケジュールの抜粋と、木曜と金曜が0分になる理由

週ごとの表は、14週と試験前日の分が出てきました。最初と最後のあたりを抜粋します。

週
平日の中身
休日の中身
予備
W1 10/17〜10/23
月・水 法規30分ずつ(問題集を最初から1周目)、火 機械工学等60分(同)
土 機械工学等90分と施工管理法90分(各問題集を最初から1周目、間違えた問題に印)、日 法規30分(1周目の続き)
日曜90分と平日の上限分。週末に各問題集の総問題数を数えて貼る
W2 10/24〜10/30
W1と同じ(1周目の続き)
W1と同じ
同上
W13 1/9〜1/15
1/11(月)から2週間を切るので、過去問の解き直しだけ。月・水 法規30分ずつ、火 機械工学等60分
土・日(1/9〜1/10)は最後の新しい範囲の消化と2周目の仕上げ(機械工学等90分、施工管理法90分、法規30分)
日曜90分と平日の上限分
W14 1/16〜1/22
過去問の解き直しだけ。月・水 法規30分ずつ、火 機械工学等60分
土 機械工学等90分と施工管理法90分(過去問の解き直し)、日 法規30分(同)
日曜90分と平日の上限分
前日 1/23(土)
-
機械工学等60分、施工管理法40分、法規40分。間違えた問題の見直しだけ
40分。夜は早く終える

最初の週は、問題集を最初から1周目として解き、間違えた問題に印をつけるところから始まります。点数を出すのは5週目と9週目です。5週目までは1周目を進める並びです。試験まで2週間を切る1/11からは過去問の解き直しだけになっていて、判断基準どおりです。

木曜(0分〜1時間)と金曜(0分〜30分)は、幅の短いほうで数えるので、計画の上では0分です。木曜の1時間を勉強に使うつもりでも同じで、平日の上限分は予備に回されていました。表を受け取ったら、0分になった曜日が自分の想定と合っているかは見ておいてください。

出力は全体で長めです。似た週が「W1と同じ」「W6と同じ」と続くので、時間配分の表と、最初の週と、点数を出す週と、最後の数週だけ読めば十分かなと思います。

勉強計画が崩れた週は、できた分を貼り直して組み直す

勉強計画を組み直す流れ。できた分を貼り、残りの日数で組み直し、遅れは後ろの週に足さない

勉強計画は、立てた時点より崩れたあとのほうが大事だと僕は思っています。出来上がりには、週末に貼る結果の形もついていました。出来上がりの形は、科目名と分数だけを置き換えた形で載せます。この題材では科目が機械工学等・施工管理法・法規の3つで、計画は週に150 / 90 / 90分(計330分)でした。自分の試験では、科目名と、AIが出した週ごとの分数に入れ替えて使います。毎週ゼロから書かなくても、この欄を埋めるだけで組み直しの材料になります。同じ会話の続きで、前回の計画と、この形に埋めた結果をそのまま貼ります。依頼文の「組み直しのときだけ」の欄に入れる内容と同じです。

週: W○
科目別にできた分数: 〇〇 ○分 / △△ ○分 / ◇◇ ○分(計画は ○ / ○ / ○、計○分)
曜日別にできた分数: 月○ 火○ 水○ 木○ 金○ 土○ 日○(日曜が潰れたか)
進んだ範囲: 科目ごとに、問題集のページか問題番号 ○〜○
点数(測定の週のみ): 解いた問題と、科目ごとの 正答数/問題数
予備に使った分と、困ったこと

最初の1回だけは、各科目の問題集の総問題数も貼るように書いてありました。それを元に、毎週進める量を決める段取りです。

組み直しの目安は、依頼文の判断基準を計画の数字に当てはめた形で出ています。計画の330分に対して、できた時間が198分(6割)に届かない週が2週続いたら、計画の量そのものを減らす。減らす順は、得点に直結しにくい範囲、次に、ラインに届いている施工管理法・法規のほうの科目で、機械工学等の時間は最後まで残す、という並びでした。

遅れた分を翌週に足すと、次の週も守りにくくなります。減らすかどうかと、何から減らすかを、数字の基準で決めておけるのは、気が楽ですね。

資格の勉強計画を試したことと、使う前の注意

試したのは、初回の計画づくりを1回だけです。Claudeで、Web検索やファイル操作を使わない環境でした。ほかのAIや、お手元のチャット画面で同じ表になるかは確かめていません。入力と試験日は架空の設定で、各科目6割の合格ラインも入力として置いた数字です。二級管工事施工管理技士の実際の基準とは限りません。

結果を貼り直す2回目の組み直しは試していません。198分の目安や減らす順は、依頼文の判断基準に計画の330分を当てはめたものです。合格ラインや科目ごとの点数を「不明」にした場合の動きも試していません。依頼文の判断基準では、最初の週に点数を出す作業が入るはずです。試験を受けたわけでもないので、この計画が合格に結びつくかは分かりません。

配点や合格ラインは、試験の公式の案内で確かめてから書いてください。「不明」のままだと、配点を踏まえない配り方になります。

最初の一歩は、各科目の問題集を1回分ずつ解いて点数を出すことです。解くだけなので、今日から始められます。その点数と試験日、曜日ごとの時間がそろえば、依頼文の欄は埋まります。

計画は崩れる前提で、動かせる形にしておく。そのための依頼文です。