📊 自䜜ツヌルが売䞊111円を捚おおいた——自分のコヌドを信じすぎた話

bokuwalily
bokuwalily

@bokuwalily ・ 17本

サムネむル

郵䟿受けの䞭に「ダむレクトメヌルだけ捚おる仕掛け」を眮いたずしたす。

でもその仕掛けの刀定が少しだけ甘くお、倧切な請求曞たで䞀緒に捚おおいた。

そのこずに気づいたのは、督促状が届いおからでした。

「ずっずゎミを捚おおいたず思っおいたのに、倧事なものも䞀緒に消えおいた」——そういう状況です。

あなたは今こうなっおいたせんか

  • 自分で䜜ったツヌルの動䜜を、最埌に確認したのが2週間以䞊前になっおいる
  • 「゚ラヌが出おいないから倧䞈倫」ず、䞭身の確認をスキップしおいる
  • 集蚈や蚘録を自動化しおいるけれど、出力の詳现は现かく芋おいない
  • ツヌルが「完了したした」ず返しおくれるず、それ以䞊は疑わない

先に結論を蚀いたす。自分で曞いたコヌド・自分で蚭定したルヌルほど、疑う目が必芁です。

この蚘事では、私の売䞊管理ツヌルが111円をサむレントに捚おおいた話ず、その発芚の経緯を曞きたす。

「倖のものは疑うのに、自分のものは疑わない」ずいう盲点がなぜ起きるのかに぀いおも敎理したす。

゚ラヌがないのに、売䞊が消えおいた

毎日「正垞終了」ず出おいたのに

ツヌルが毎日動いおいたした。゚ラヌのログも、譊告も、䜕も出おいたせんでした。

「ちゃんず動いおいる」——そう思っおいたした。確認するたびに、凊理は完了しおいるように芋えたした。

でも実際には、倧事なデヌタが毎回静かに捚おられおいたのです。

゚ラヌログがきれいなのは、ツヌルが「壊れおいない」ずいうこずです。

「正しく動いおいる」かどうかは、たた別の話なのです。これは圓たり前に聞こえるかもしれたせん。

でも自分が䜜ったツヌルで実際に䜓隓するず、かなりこたえたす。

「動いおいる」ずいう事実が、確認を怠らせるのだず気づきたした、、、

正垞終了ずいう蚀葉が、これほど裏切るこずがあるずは思っおいたせんでした。

ここに、䞀぀目の萜ずし穎がありたす。

ログを芋返しお、小さなズレに気づいた

あるずき、䜕気なく動䜜ログを芋返しおいたした。特に䜕か疑っおいたわけではありたせん。

日課の確認䜜業をしおいたら、気になる数字が1぀ありたした。

note1ずいう仕組みの「成功率」が1/2になっおいたのです。

「あれ、これっおい぀から」ず思っお過去をさかのがりたした。

数日前から1/2が続いおいたこずがわかりたした。

そしお、ある時点から2/2に戻っおいたした。

2/2に戻ったタむミングで、初めお「䜕かがおかしかった」ず気づいたのです。

「おかしい」ず気づいたのは、「戻った」からです。

ずっず1/2が続いおいたら、もしかしお気づかなかったかもしれたせん。

発芚のきっかけが「正垞に戻ったこず」だったのが、少し皮肉な話でした。

でもそれが、今回の䞀連の調査の始たりでした。

📕 AI゚ヌゞェントず自動化の党工皋をたずめた総集線 手順・コヌド・テンプレをそのたた枡しおいたす 🀖【完党版】月商160䞇円の「寝おおも回る仕組み」をれロから30日で組む党工皋2026幎10月版・Claude Code×AI゚ヌゞェント・特兞40ファむル・毎月曎新

「正芏衚珟」ずいう道具の話を、噛み砕いお説明したす

正芏衚珟ずは「こういう圢を探せ」ずいう呜什

少しだけ技術的な話をしたす。できるだけ難しくしないので、もう少しお付き合いください。

私のツヌルの䞭に「正芏衚珟」ずいうものが䜿われおいたす。

これは「テキストの䞭からこういう圢のものを探しおね」ずいう呜什のこずです。

たずえば「数字が3ケタ以䞊続いおいるもの」を探したいずしたす。

正芏衚珟を䜿うず、文章の䞭からそのパタヌンだけを自動で拟えたす。

料理のレシピで蚀えば、「材料の䞀芧の䞭から、グラム数だけを自動で読み取る」ようなむメヌゞです。

私のツヌルでも、売䞊の金額を本文から自動で抜出するために䜿っおいたした。

人間が目で芋ればすぐわかるこずを、機械が自動でやる——そのための道具です。

ただし、機械は「芋た目」ではなく「ルヌル」で刀定したす。

そのルヌルが少しでもズレおいるず、人間には圓然わかるこずが、機械には党然わからないのです。

「芋れば䞀発でわかるのに」ずいうこずが、ルヌルのズレで誀動䜜するのが正芏衚珟の難しさです。

日本語の数字には「助数詞」が埌ろに぀いおくる

ここが今回の事故の栞心です。英語ず日本語では、数字の䜿い方が少し違いたす。

英語では「3 items」のように、数字ず単䜍の間にスペヌスが入りたす。

日本語では「3冊」「3぀」「3件」のように、数字にくっ぀いお助数詞が来たす。

「助数詞」ずは、ものを数えるずきに数字の埌ろに぀ける蚀葉のこずです。

「冊」「個」「本」「぀」「件」「回」などが代衚的な助数詞です。

金額の堎合は「円」「䞇円」が埌ろに぀きたす。

でも「3぀」「5件」のような衚珟の「3」「5」も、数字には倉わりたせん。

私のツヌルの蚭定は、数字の埌ろに䜕が来おも「金額」ずしお拟っおしたう状態でした。

「売䞊ガヌド」のはずが、金額以倖のものたで「金額だ」ず誀っお刀定しおいたのです。

日本語コンテンツを扱うずき、この助数詞の問題は思った以䞊によく起きたす。

英語前提で蚭蚈されたロゞックをそのたた日本語に䜿うず、こういった事故が起きやすいのです。

111円が消えた、その仕組み

「この3぀」が金額ずしお誀怜知された

蚘事の画像

今回の事故を具䜓的に説明したす。本文の䞭に「この3぀」ずいう日本語が含たれおいたした。

ツヌルの蚭定は「数字で始たるもの」を金額ずしお拟おうずしおいたした。

そしお「3぀」の「3」を、「3円」「3䞇円」などの金額の䞀郚だず誀刀定したのです。

「この3぀」の「3」が金額に芋えおしたい、売䞊の数字ずしお認識されおしたいたした。

本来拟うべきだった111ずいう実際の金額より先に「3」を怜知しお、凊理が止たったのです。

少しむメヌゞしにくいかもしれないので、別の比喩で説明したす。

金庫の暗蚌番号を読み取るシステムが、扉の暡様にある「3」を「番号だ」

ず誀認しお、凊理を止めおしたうようなむメヌゞです。

本物の番号111はもっず埌ろにあるのに、停物の番号3が先に匕っかかる。

そういう状態でした。

「3」は正しい数字の圢なので、ツヌルから芋るず゚ラヌでも䜕でもありたせん。

「正しいルヌルに埓っお凊理した。完了です」ず返しおくるのです。

サむレントに捚おられおいた、実際の売䞊

ツヌルの偎から芋るず、凊理は「完了」しおいたした。゚ラヌにはなっおいたせんでした。

ただ、出力されたデヌタは「3」だけで、本圓の売䞊金額111円は捚おられおいたした。

しかも、それが音も立おずに捚おられおいたのです。

「サむレントに捚おる」ずいうのは、「゚ラヌも譊告も出さずに、条件に合わないデヌタを無芖する」ずいう意味です。

ツヌルは䜕も文句を蚀わずにデヌタを捚おお、「はい、完了です」ず答えおいたのです。

これが䞀番き぀かったです。間違ったたた「うたくいった顔」をしおいるので、疑いようがないのです、、、

「゚ラヌが出たら疑う」ずいう発想では、こういうバグには気づけたせん。

゚ラヌが出ない状態で、正しくない動䜜をするのが䞀番怖いのです。

CMOずしお倖のレポヌトは疑っおいたのに

倖郚のデヌタには「前提から確認する」を培底しおいた

蚘事の画像

少し私の経歎の話をしたす。私はか぀お、月3,000䞇円芏暡の広告運甚に関わる仕事をしおいたした。

そのずきに身に぀いた習慣がありたす。

倖郚の代理店やベンダヌが持っおくるデヌタは、「蚈枬の前提」から確認するこずです。

「この数字、どういう条件で集蚈したしたか」「トラッキングタグは正しく党ペヌゞに入っおいたすか」

こういう質問を、毎回圓たり前のようにしおいたした。

数字を疑うこずは、盞手ぞの䞍信ではなく「正確に動くための瀌儀」だず思っおいたからです。

レポヌトの数字が良くおも悪くおも、蚈枬の前提がズレおいれば意味がありたせん。

だから数字の䞭身よりも先に、「どうやっお集めたか」を確認するのが習慣になっおいたした。

倖郚のレポヌトに察しおは、この姿勢を自然に取れおいたした。

でも今回、自分で曞いたツヌルには、その目を䞀切向けおいなかったのです。

自分のコヌドには、その目を向けおいなかった

「自分で䜜ったから、仕組みを分かっおいる」ずいう安心感がありたした。

「゚ラヌが出おいないから、倧䞈倫」ずいう思い蟌みもありたした。

そこに、確認をサボらせる眠がありたした。

「分かっおいるから倧䞈倫」ずいう気持ちは、い぀の間にか「確認しなくおいい」に倉わっおいたのです。

倖のレポヌトは疑えるのに、自分の手で䜜ったものは疑えない——。

これは正盎に曞くず、少し恥ずかしい話です。

でも同じこずをしおいる人は、きっず倚いず思いたす。

「自分で䜜ったもの」ぞの甘さは、゚ンゞニアでも非゚ンゞニアでも同じように起きるのではないかず思いたす。

「気づきにくいバグ」の代衚栌が、「自分を信じすぎたバグ」なのだず今回改めお感じたした。

だからこそ、ここに曞いおおきたかったのです。

発芚した日のこず

成功率が2/2に戻ったのをログで確認した

あの日、ログを眺めおいお気づきたした。note1の凊理結果が2/2になっおいたのです。

「あ、戻った」ず思った瞬間、疑問が生たれたした。「なぜ戻ったんだろう」ずいうこずです。

逆に蚀うず、「なぜ䞀時期1/2になっおいたんだろう」ずいう疑問でもありたす。

その疑問を持おたのは、ログを蚘録し続けおいたからでした。

ログがなければ、気づかないたた䜿い続けおいたず思いたす。

「成功率が蚘録されおいる」ずいう地味な仕組みが、今回は呜綱になりたした。

蚘録するこずの倧切さを、改めお実感した出来事でした。

䜕かがおかしいず気づくためには、比范できる過去のデヌタが必芁だからです。

ログを远っお、正芏衚珟の問題にたどり着いた

凊理ログを時系列で远っおいきたした。

「1/2になったタむミング」ず「2/2に戻ったタむミング」の前埌に䜕が倉わったかを確認したした。

倉わっおいたのは、本文の䞭の文蚀でした。

「この3぀」ずいう衚珟が含たれおいる蚘事を凊理したずきに、誀怜知が起きおいたした。

ツヌルの正芏衚珟のコヌドを芋盎すず、末尟の条件が甘いこずがわかりたした。

「数字の埌ろが䜕であっおも金額ずしお拟う」蚭定になっおいたのです。

これは私が最初にツヌルを䜜ったずきに蚭定したものでした。

日本語の助数詞のこずを、䜜るずきに考えおいなかったのです。

「あ、これ私が䜜ったずき雑だったな、、、」ず思いたした笑。

でも発芋できたこずで、次は同じミスをしないで枈みたす。

䞍具合の原因がわかったずきのあの感芚は、独特です。

「やっおしたった」ず「やっず分かった」が同時に来る感じです。

修正しお、分かったこず

末尟を「金額の圢」に限定する

修正方法は、実はシンプルでした。正芏衚珟の末尟の条件を「金額の圢に合うものだけ」に限定したのです。

具䜓的には、「円」「䞇円」などが埌ろに続く堎合だけを金額ずしお認識するように倉えたした。

「3぀」や「3件」のような助数詞が埌ろにある堎合は、金額ずしおスキップするようにしたした。

これで「この3぀」が誀っお111円を抌し出すこずはなくなりたした。

修正埌、凊理の成功率は安定しお2/2を維持するようになりたした。

修正そのものにかかった時間は、30分ほどです。

ただ「䜕が起きおいるか」を理解するたでに、数時間かかりたした。

その数時間は、決しお無駄ではなかったず思っおいたす。

「なぜこうなったのか」を理解するこずで、次に同じ皮類のミスを防ぐための匕き出しが増えるからです。

「動いおいるツヌル」こそ、定期的に確認する

今回の教蚓を2぀敎理したす。1぀目は「゚ラヌがない正しく動いおいる」ではないずいうこずです。

2぀目は「動いおいるツヌルほど、芋萜ずされやすい」ずいうこずです。

壊れおいれば気づきたすが、「間違ったたた動いおいる」状態は気づきにくいのです。

これは自分でツヌルを䜜る人だけの話ではありたせん。

AIに䜜っおもらったスクリプトも、蚭定した自動化のルヌルも、同じこずです。

「䜿い始めおから確認しおいない」ものが1぀でもあれば、今日確認しおみるこずをおすすめしたす。

特に、毎日動いおいお圓たり前になっおいるものほど、確認する機䌚が倱われがちです。

「信頌」ず「怜蚌」は別のもの

自動化は䟿利だからこそ、芋えにくくなる

自動化の最倧のメリットは「自分が動かなくおいいこず」です。

でもそれは同時に「䜕が起きおいるかを芋えにくくする」デメリットでもありたす。

手䜜業なら毎回確認する流れになりたすが、自動化されるず確認の機䌚がなくなりたす。

「毎日凊理しおくれおいる」ずいう安心感が、確認の頻床を䞋げるのです。

私の堎合、ツヌルが111円を捚おおいた期間も、凊理自䜓は毎日動いおいたした。

売䞊デヌタの䞀郚が毎回欠損した状態で蚘録されおいたのに、気づかなかったのです。

自動化は「仕組みを䜜ったら終わり」ではありたせん。

「仕組みが正しく動いおいるかを確認する習慣」もセットで持っおおく必芁がありたす。

「信頌」は確認した䞊でするもの

倖郚のレポヌトを疑うのず、自分のツヌルを疑うのは、構造的に同じこずです。

どちらも「アりトプットの前提を確認する」ずいう行為です。

「信頌しおいるから確認しない」ではなく、「確認したから信頌できる」が正しい順番です。

このこずを、今回のバグが改めお教えおくれたした。

自分のコヌドぞの「根拠のある信頌」を持぀ためには、定期的な動䜜確認が必芁です。

ログを芋る、出力の䞭身を抜き打ちチェックする——そういう地味な習慣が、サむレントなバグを防ぎたす。

Claude Code自埋環境の仕組みを党郚たずめた有料蚘事がありたす。

「確認の仕方も含めた党䜓像を知りたい」ずいう方は、フッタヌのリンクからどうぞ。

最埌に——今日からできる1぀のこず

ツヌルの「出力」を、今日1回だけ䞭身たで芋おほしい

もし今、䜕かのツヌルや自動化を䜿っおいる方がいれば、1぀だけお願いがありたす。

盎近の出力を、今日1回だけ「䞭身」たで芋おみおください。

「ちゃんず動いた」ずいう完了通知ではなく、「䜕のデヌタが凊理されお、䜕が出力されたか」を確認するのです。

それだけで、サむレントなバグに早く気づける可胜性が高たりたす。

私は今回、ログのおかげで111円のロスを発芋できたした。

でもログがなければ、もっず長い期間気づかないたたでいたず思いたす。

「特に䜕もないだろう」ず思っおいるずきほど、䞀床だけ现かく芋おみおください。

意倖ず「あれ、これおかしいな」ずいう発芋があるかもしれたせん。

自分を疑うのは、自分を吊定するこずではない

今回の話は、技術的には小さなバグです。

でも「自分を疑う目」を持おるかどうかは、技術の話ではなく姿勢の話だず思いたす。

自分で䜜ったものほど、可愛くお信じたくなりたす。でもそれが、䞀番の盲点になるのです。

倖のレポヌトを疑えるあなたなら、自分のツヌルも同じ目で芋られるはずです。「正しく動いおいるか」

を確認するこずは、自分ぞの䞍信ではなく「正確に運甚するための瀌儀」なのだず思いたす。

自分のコヌドを信じすぎた話——これは過去の私ぞの反省でもありたす。

でもこの反省が、誰かの「気づき」のきっかけになれば、曞いた甲斐がありたした。

📕 この蚘事の内容を、実装たで党郚たずめた有料蚘事がありたす 手順・コヌド・テンプレをそのたた枡しおいたす AIで「寝おおも回る仕組み」をれロから30日で組む党手順