ネットも保険もジムも、サブスクの解約期限をAIで一覧にする

戸塚
戸塚

@kigen_memo ・ 1本

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サブスクの解約期限や契約の更新月は、契約書やメールの文面をそのままAIに貼れば、日付順の一覧にできます。この記事の依頼文を使うと、ネット回線・保険・ジムなどの契約ごとに「いつから動けて、いつまでに解約の連絡をすれば間に合うか」が1つの表で出てきます。

更新月って、通知のメールが来るころにはもう過ぎていることもあるんですよね。気づいたら期間が終わっていて、また1〜2年そのまま払い続ける。そんな状況は避けたいところです。動画配信のようなサブスクに限らず、光回線の2年契約もジムの年会費も、自動で続く契約は同じ並びで扱えます。

サブスクの解約期限を一覧にすると、こう並びます

契約書と封筒、日付の付箋が日付順に並んだ卓上カレンダーのイラスト

先に出来上がりを見てください。題材は架空の家庭(夫婦と子ども2人)の8契約分で、今日の日付は2026年10月19日にしています。この1枚があれば、どの契約からいつ動けばいいかが一目で分かります。

貼るのはバラバラの資料のまま

資料の書き方はそろえません。契約メールや入会案内、塾のプリントの文面をそのまま貼るだけなので、整える手間はかからないんです。3契約分を抜き出すと、こうです。

【1. 光回線(フレッツ風の戸建て向け)】 契約メールより: 「ご契約期間は2年間です。契約更新月(契約満了月とその翌月・翌々月の3か月間)に解約された場合、解約金はかかりません。更新月以外の解約には解約金9,500円(税込)がかかります。更新月に手続きがない場合、契約は自動的に2年間更新されます。」契約開始日: 2024年12月8日。月額 5,720円。


【5. スポーツジム(妻)】 入会案内より: 「年会費 6,600円は毎年4月に自動で引き落とされます。退会は退会希望月の前月15日までに店頭で届出。」月会費 7,700円。


【6. 学習塾(長男・小4)】 塾からのプリント: 「年度途中の退塾は退塾希望月の前々月末日までにお申し出ください。」月謝 14,300円。講習費は別。

返ってきた表は全9行で、この3契約に関わる6行がこちらです。

| 契約名 | 次の更新日 | 通知の締切 | 動き始める日 | 何もしないと起きること | 根拠の引用 | 確度 |
| 学習塾(11月退塾分) | 毎月 | 2026-09-30(過ぎた) | - | 11月分の月謝14,300円が続く | 「退塾希望月の前々月末日まで」 | 要確認 |
| ジム月会費(11月分) | 毎月 | 2026-10-15(過ぎた) | - | 11月分7,700円が続く | 「退会希望月の前月15日までに店頭で届出」 | 確定 |
| 学習塾(12月退塾分) | 毎月 | 2026-10-31 | 2026-10-24 | 12月分の月謝が続く(12月希望→前々月=10月末) | 同上 | 要確認 |
| ジム月会費(12月分) | 毎月 | 2026-11-15 | 2026-11-08 | 12月分7,700円が続く(12月希望→前月=11月15日) | 同上 | 確定 |
| ジム年会費 | 2027年4月(日は資料なし) | 2027-02-15 | 2027-02-08 | 4月に6,600円(退会月を3月とし、その前月15日) | 「年会費 6,600円は毎年4月に自動で引き落とされます」 | 要確認 |
| 光回線 | 2026-12-08(開始2024-12-08+2年) | 2027-02-28 | 2026-12-01 | 2年間自動更新。更新月以外は解約金9,500円 | 「契約更新月(契約満了月とその翌月・翌々月の3か月間)」「更新月に手続きがない場合、契約は自動的に2年間更新」 | 推定 |

表の「同上」は、すぐ上の行と同じ引用という意味です。12月退塾分の学習塾は、上の抜き出しの塾のプリントにある「退塾希望月の前々月末日まで」。12月分のジム月会費は、入会案内にある「退会希望月の前月15日までに店頭で届出」を指します。

すでに過ぎた解約期限は表の先頭に置く

いちばん上は、もう過ぎた締切です。たとえば学習塾を11月で辞めるなら9月30日、ジムを11月で辞めるなら10月15日が期限で、どちらも今日の時点で間に合いません。

この塾の退塾は「前々月末日まで」で、月の頭からでは間に合わない決まりです。表はそこで終わらず、すぐ下に次の期日を別の行で出します。塾は12月退塾なら10月31日、ジムは12月退会なら11月15日。過ぎたと分かった時点で、次の締切も同じ表で見えます。

解約金がかからない期間のある契約は、始まりの日と終わりの日を両方出す

光回線の行は、「動き始める日」が12月1日、「通知の締切」が2月28日です。満了月とその後の2か月が解約金のかからない期間なので、その始まりと終わりを両方出しています。つまり、解約金9,500円を払わずに動ける窓が、いつ開いていつ閉じるかが日付で見えるわけです。

満了日は資料になく、開始日に2年を足して出したので、確度は「推定」です。根拠の引用の欄に資料の文言が残るので、どこから読んだ日付なのかをあとから確かめられます。

この表を出した依頼文を、次の節にそのまま載せます。

解約期限を出すAIへの依頼文

この依頼文を、そのままAIのチャット欄に貼ります。

わが家の契約について、「いつまでに何をすれば間に合うか」を日付順に並べた一覧を作ってください。節約額ではなく、期日だけを見ます。今日は【今日の日付を書く】です。

【入力】
下に、契約ごとの資料をそのまま貼ります。書式はバラバラで、写真から起こした文字で読めない箇所があっても構いません。
- 契約書の文字起こし
- 契約メールの本文
- 利用規約の抜粋
- 通帳やカードの引き落としの記録
(ここに貼る)

【手順】
1. 資料を契約ごとに分けます。同じ契約の資料が複数あれば1つにまとめ、どの資料から読んだかを覚えておいてください。
2. 契約ごとに、次の4つを資料の文言から探します。契約期間、自動更新の有無、更新日(または更新月)、解約や変更の連絡の締切(例:「更新月の前月末まで」「30日前まで」)。
3. 見つけた文言は、そのまま短く引用してください。言い換えだけで済ませないでください。
4. 通知の締切日を計算します。計算の過程(更新日から何日前か、月末か)を1行で見せてください。
5. 「動き始める日」を、締切の7日前として出します。ただし期間で指定された契約は、判断基準の通りにします。
6. 日付順(締切が近い順)に並べます。

【判断基準】
- 更新月が「満了月と、その翌月・翌々月の3か月間は無料で解約できる」のように期間で指定されている場合は、期間の始まりと終わりの両方を出してください。始まりは「いつから動けるか」(動き始める日)、終わりは「いつまでか」(通知の締切)です。表の並び順は終わりの日で決めます。
- 毎月続く契約(ジム、スマホなど)は、次の月の請求を避けるための締切を出します。年や期間でまとめて払う契約(年会費、年払いの保険、1年契約)は、次の1年分の費用を避けるための届出の締切を出してください。「何月までに退会の届出が要るか」を月と日で書きます。月払いと年払いが混ざる契約は、2行に分けてください。
- 資料に更新日がなく、契約開始日と期間だけある場合は、開始日に期間を足して更新日を出し、確度を「推定」にしてください。
- 締切の書き方が「前月末まで」のように月単位なら、その月の末日を締切とします。「必着」か「消印有効」かが書かれていなければ、早いほうの意味で数えて、確度を「要確認」にしてください。
- 引き落としの記録だけで契約書がない契約は、金額と毎月の日付だけを書き、更新日と締切は「資料なし」としてください。想像で埋めないでください。
- 締切の日付が分かる契約は、必ず日付順の表に入れてください。自動更新の有無だけが不明な契約は、表から外さず、確度を「要確認」に下げて表の中に残し、「何もしないと起きること」に「更新されるか不明」と書きます。表の外に出すのは、締切の日付そのものが出せない契約だけにして、表の最後にまとめます。
- 締切がすでに過ぎている契約は、表の先頭に置き、「次の更新(いつ)に向けた締切」を別の行で出してください。

【出力の形】
次の列の表を1つ。契約名 / 次の更新日 / 通知の締切 / 動き始める日 / 何もしないと起きること / 根拠の引用 / 確度(確定・推定・要確認)。
表の下に、「資料にないので私が確かめること」を箇条書きで5項目まで。全体で1,500字以内にしてください。

【やらないこと】
- 資料にない日付・金額・違約金を作らない。分からない欄は「資料なし」と書く。
- 解約すべきかどうか、乗り換えたほうが得かどうかは判断しない。
- 一般的な相場や、一般的な解約ルールを当てはめて補わない。

【題材の例】
以下は架空の家庭(夫婦と子ども2人)の資料で、実在の契約ではありません。
- ネット回線: 「2年契約。契約更新月は契約満了月とその翌月・翌々月。それ以外の解約は違約金あり」。開始は2024年12月。
- ジム: 「毎月1日に自動更新。退会は前月20日までに店頭またはフォームで申請」。別に「年会費6,600円は4月に請求。退会届は3月末まで」。
- 子どもの習い事: 引き落としの記録だけ。毎月5日に8,800円。

貼る前に書き換えるのは、日付と末尾だけ

書き換える場所は2つだけです。1行目の【今日の日付を書く】は、貼る日の日付に書き換えます。締切が過ぎたかどうかはこの日付で決まるので、空けたままだと表の並びがずれます。

資料は「(ここに貼る)」の位置に入れても、依頼文の最後に続けて貼っても構いません。手元の契約メールや規約の文面を、契約ごとに名前を付けて並べれば足ります。

末尾の【題材の例】から最後までは、自分の資料を貼るときは消してください。残したままだと、架空のネット回線やジムまで表に混ざります。

カードの明細しかない契約も、1行のまま貼って大丈夫です。日付が出せない欄は「資料なし」になり、表の下の「確かめること」に回ります。

解約期限の一覧で、AIが取りこぼしやすい日付

依頼文の判断基準が細かいのには理由があります。最初の表のままだと、そのまま使うには危ない抜けがあったんです。架空の8契約でClaudeに2回出させて、1回目の表で弱かったところを判断基準に足し、2回目で上の表になりました。

ジムの月会費と年会費は、解約の連絡の締切が別々になる

ジムは、毎月の会費と4月の年会費で締切が違います。直す前の表は月会費の締切しか出さず、年会費6,600円を避けるにはいつまでに届け出ればいいのかが抜けていました。

いまの依頼文には、月払いと年払いを2行に分けるよう書いてあります。2回目では年会費の行が立ち、3月に退会するなら2027年2月15日まで、と出ました。

「動き始める日」を締切の直前にすると、動ける期間をほとんど使えない

光回線も、直す前は「動き始める日」が2月21日でした。締切の7日前をそのまま当てたからで、12月から動ける期間のほとんどを見ないことになります。期間で指定された契約は始まりの日を動き始める日にする、と書き足して直りました。

いちばん近い締切ほど、表から落とさない

いちばん危なかったのは、締切が10月31日の夫のスマホと学習塾が、1回目では「更新の有無が不明」という表の外の枠に入っていたことです。締切が近い契約ほど、表の外に置かれると見落とします。

そこで、締切の日付が分かる契約は必ず表に入れ、自動更新の有無が分からないだけなら確度を「要確認」に下げて残す、という基準を足しました。表の外に出るのは、日付そのものが出せない契約だけです。

解約期限の一覧が出たら、動き始める日をカレンダーへ

日付の付箋が貼られた壁のカレンダーと、窓辺の光のイラスト

締切の日にリマインダーが鳴って、本当に間に合いますか? 店頭で届出が要る契約や、電話がつながりにくい窓口だと、当日では難しいかもしれません。だからカレンダーには「動き始める日」を入れておきます。

予定のメモには、根拠の引用の欄に出た連絡の方法も書き添えます。ジムなら「店頭で届出」、夫のスマホなら「マイページから申請」。当日に方法を調べ直さずに済みます。

表の下の「資料にないので私が確かめること」は、問い合わせのメモになります。試した表では、光回線の契約満了月が12月でよいか、ジムの年会費の引き落とし日はいつか、といった聞くべきことがそのまま並びました。

更新の案内や値上げのお知らせが届いたら、その文面を資料に足して出し直します。次の更新月まで何日あるか、いま言えますか? 言えない契約があれば、その資料から貼ってみてください。

解約期限の一覧を使う前の注意

この依頼文で試したのは、Claudeの1つの環境で3回、架空の家庭の資料だけです。手順を直す前と後で2回、そのあと依頼文の例の表現を1か所だけ直して1回で、記事に載せた表は2回目のものです。ChatGPTやGeminiでは試していませんし、実在の契約書や引き落としの記録、契約書の写真をそのまま読ませることも試していません。文字に起こした資料を貼る前提です。

2回目の表でも、火災保険は満期日の2027年3月1日が資料にあったのに、自動更新の有無が読めないという理由で表の外に置かれました。ジムの年会費の締切も、引き落とし日が資料にないため「要確認」のままです。確度が「推定」や「要確認」の行は、契約先に確かめてから動いてください。

必着か消印有効か、当日の手続きで間に合うかは、資料に書かれていなければAIにも分かりません。依頼文は早いほうで数えるようにしてありますが、最後は契約先の案内に合わせます。

資料を貼るときは、契約者番号や口座番号、住所のように期日の計算に要らない情報は消しておくと安心です。