タイムズカーの流出メールが届いたら、今日やることは何?

AIの見張り番しおり
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@alert3am ・ 7本

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タイムズカーから個人情報流出のメールが届いて、自分が対象なのか分からず、何をすればいいかも決められないまま手が止まっていませんか?

2026年9月30日時点の公式発表では、9月25日に不正アクセスを検知し、漏えいしたのは約660万アカウント。そのうち運転免許証画像などの本人確認書類が漏れたのは約160万アカウントです。人数ではなく、アカウントの数です。

タイムズカーから届いた流出メールには何が書かれていたか?

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届いたメールの一例です。宛名は「タイムズカー法人会員 ご担当者様」。Webシステムへの第三者の不正アクセスで、お客様の個人情報が漏えいしたことが判明した、というお詫びの文面のみです

タイムズカーで免許証画像が流出すると何が起こり得るのか?

ITmedia Mobileが挙げるリスクは3つです。

  1. eKYC(スマホで顔と免許証を撮ってオンラインで済ませる本人確認)を突破され、銀行口座やクレジットカード、ローンを勝手に契約される
  2. 詐欺の身分証として、フリマアプリやマッチングアプリのダミーアカウントに使われる
  3. タイムズカーを利用していた事実まで知られたうえで、本物そっくりのフィッシングが届く

私がいちばん身近だと思うのは、フィッシングです。氏名、住所、生年月日に加えて「タイムズカーを使っていた」という事実までそろうと、「タイムズカーの件でご連絡です」と名指しで届く連絡が、ぐっと本物らしく見えてしまいます。

一方で、画像が1枚あれば何でも通るわけでもありません。

免許証は本人確認に使えなくなったのか?

「今年から免許証は本人確認に使えなくなった」と聞いた人もいるかもしれません。免許証そのものは使えます。変わったのは、券面の画像を送る手続きのほうです。

総務省によると、携帯電話のオンライン契約は2026年4月1日から、免許証などのICチップを読み取る方法が原則必須になりました。本人確認書類の写真をアップロードする方法は原則廃止です。

銀行口座の開設などに使う本人確認のルールも改められます。写真付き書類の画像と自撮りを送る方法(ホ方式)は廃止され、ICチップ情報を読み取る方法などに変わります(警察庁のQ&A、非対面)。対面でも、ICチップの情報と券面を照らし合わせてなりすましを防ぐ方向になります(警察庁のQ&A、対面)。ただし施行は2027年4月1日で、法令上は2026年9月30日時点ではまだ切り替わっていません。

氏名や住所はICチップと関係なくフィッシングに使えるので、安心とまでは言い切れません。

タイムズカー流出の本人申告とは何か。費用と守れる範囲

クレジットカードやローンの審査では、カード会社などが信用情報機関という共通の窓口に申込者の情報を照会します。この記事に出てくる機関は、CIC(シー・アイ・シー)、JICC(日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)の3つです。そこに「自分の名義が悪用されるおそれがある」というコメントを本人の申し出で載せておき、審査する側に注意してもらう制度が本人申告です。任意の制度で、登録は5年間有効。期間中でも本人が削除できます。

免許証画像の流出で申告するとき、選ぶ区分は機関ごとに違います。CICは、紛失・盗難用の申込書に「データ流出の場合は『盗まれました』を選択」と書いています。JICCは、免許証の現物が手元にあり画像が流出した場合は「名義の悪用防止」を選ぶよう案内しています。KSCは、情報漏えいで画像データが第三者に渡った可能性がある場合も申告できると説明しています。

費用は機関と申込方法で変わります(2026年9月30日時点の各機関の公式ページによる)。

機関
インターネット・スマホ
郵送
1,000円(税込)
1,000円分の定額小為替(発行手数料が別途)
700円(税込)
1,111円(税込。コンビニの発券手数料が別途)
500円
2,403円(本人開示・申告手続利用券)

SNSで見かける「700円で本人申告した」は、JICCのスマホ申込の額です。インターネット申込には、CICは登録済みの電話番号からの発信、KSCはマイナンバーカードの読み取りが必要など、機関ごとの条件もあります。

守れる範囲は、自分の名義でお金を借りたりカードを作ったりする審査の場面が中心です。CICは、登録しても悪用されないわけではなく、悪用されたときの補償もしないと明記しています。KSCへの照会はローンやカードなどの与信の判断に限られ、預金口座の開設では照会されません。

タイムズカー流出の本人申告は、CICとJICCとKSCの3つ全部に必要?

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必要と決まっているわけではありません。JICCは、登録するかどうかは本人の判断だと説明しています。

3機関には本人申告のコメントを交流する仕組みがあり、JICCは紛失・盗難のコメントを交流していると説明しています。それでも機関ごとに加盟している会社が違い、他の機関の情報を必ず見るとは限らないため、JICCもCICも「それぞれへの登録」を勧めています。

では、近いうちに自分でクレジットカードやローンを申し込む予定はありますか? 登録すると、自分の申込みでも、審査する側が信用情報を照会した際にコメントを確認できます。JICCは、加盟会員が「より慎重な与信判断」を行えると説明しています。CICは、会員から照会があったときの注意喚起で、与信判断を拘束するものではないとしています。

「登録するとカードが作れなくなる」という声も見かけます。JICCは、登録を理由に手持ちのカードが使えなくなることはないと説明しています。新しい申込みの審査は各カード会社が信用情報と自社の基準を照らして判断するもので、JICCにも分からないという立場です。

スマホやインターネットの申込みで3つそろえると合計2,200円。タイムズの公式の3報には、補償や費用負担についての記載がなく、負担してもらえるかは今の時点では分かりません。

KSCには、通常の商取引で本人確認書類の画像を送った場合は受け付けない、という記載もあります。タイムズカーの入会時に提出した画像がこれに当たるかは公式ページから判断できないので、申し込む前にKSC(0120-540-558)に確認しておくと確実です。

タイムズカー流出の対処法、今日やることと後回しでいいこと

今日やることは3つに絞れます。

  1. メールのリンクを使わず、自分で開いた公式サイトの新着情報で第2報と第3報を読む。本人確認書類の漏えいの対象かどうかは、個別の案内と続報で確かめます
  2. タイムズカーと同じパスワードを他のサービスでも使っていたら、そちらを変える。公式はパスワードを復元できない形式で保管しているとしていますが、使い回し先は別の話です。警察庁も不正アクセス被害の案内で、同じパスワードを使う他のサービスの変更を勧めています
  3. 本人申告をするかを、費用と申込みの予定から決める

免許証の再交付は、後回しでかまいません。警察庁の通達(1981年)では、12桁の免許証番号のうち、紛失などを理由に再交付されるときに変わるのは、その回数を表す末尾の1桁だけとされています。現行の運用や、画像の流出だけを理由に再交付できるかは、住所地の警察に確認してください。

公式は、漏えいの詳細を2週間程度を目処にあらためて案内するとしています。日付は示されていませんが、第3報が9月29日なので、10月中旬ごろになりそうです。

また手が止まったら、メールを閉じて、自分で公式サイトを開くところからです。カレンダーの1週間後に「タイムズカーの新着情報を見る」と入れておけば、続報を取りこぼしにくくなります。