続けるための仕掛けを作る実録 #4

むみま
むみま

@mumima ・ 12本

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失敗は問題ではなかった

修理するな、再開しろ

#3を投稿してから、あえて別の記事を書いた。

数日後に戻れば、そのまま続けられると思っていた。ところが予想以上に面倒だった。

何を書こうとしていたのか曖昧になる。連載全体の流れも薄れる。最初から読み直したくなる。

そして気づけば、

この連載、AIの使い方から外れていないか? もう終わりでもいいかもしれない。

そんな考えまで浮かんでくる。

#2と#3では、人は案外簡単に元の行動へ戻ると書いた。

ところが#4を書こうとしている私は、連載へ戻るのに苦労していた。人間というのは、本当に都合よくできている。

無意識には戻る。

でも、意識して戻ろうとすると面倒になる。どうやら今回の連載は、その実験の続きになってしまったようだ。

記事の画像

継続の敵は中断ではない

今回あらためて分かったことがある。

記事の画像

人は続けられないのではない。戻れなくなるのである。

途中まで作った資料。読みかけの本。勉強中の資格。書きかけの記事。

放棄したわけではない。ただ復帰のハードルが高くなっているだけだ。

私自身、今回の連載でその現象を体験した。

私は「再開」ではなく「修理」を始めていた

#4を書こうとして最初にやったことは執筆ではなかった。

過去記事を読み返し、構成を確認し、不足を探し、流れを見直した。

つまり、連載を再開する前に、連載を修理しようとしていた。しかし過去の経験を振り返ると、この方法はほとんど成功しない。

準備は進む。

整理もできる。

だが公開はされない。

記事の画像

AI画像生成でも同じだった

最近サムネイル画像を作っていた時のことだ。

生成画像の一部が崩れていた。

私は何度も修正を試みた。

しかし直そうとするたびに別の場所がおかしくなる。

そこで発想を変えた。修理をやめて最初から生成し直した。すると短時間で納得できる画像ができた。その時に思った。

人の活動も同じなのではないか、と。

修理より再開

止まったものを前にすると、私たちは失われた状態を取り戻そうとする。

けれど必要なのは完全復旧ではない。再び動き出すことだ。

連載も、勉強も、運動も、

仕事も同じである。止まったことは問題ではない。問題なのは、

止まったことを理由に再開しなくなることだ。

今日の結論

今回の#4は、完璧な状態に戻ったから書けたわけではない。

ただ再開しただけだ。

そして、その再開こそが今回の実験の結論になった。

人は続かない。予定どおりにも進まない。それでも戻ることはできる。

必要なのは根性ではなく、戻りやすくする仕掛けなのだ。

今日の持ち帰りチェックリスト

止まっていることがある人は、自分に次の質問をしてみてほしい。

  • 過去を修理しようとしていないか?
  • 完璧に戻ってから再開しようとしていないか?
  • 「続けること」と「戻ること」を混同していないか?
  • 今日は5分だけでも再開できないか?
  • 次に戻るためのメモを残しているか?

もし一つでも当てはまるなら、必要なのは改善ではなく再開かもしれない。

まずは少しだけ戻ってみる。「続けるかどうかは、その後に考えればいい」

「続けるかどうかは、その後に考えればいい」

この声が、記事を再開できた瞬間の率直な一言だ。

記事の画像

次回 #5 では、

なぜ私たちは再開時に強い抵抗を感じるのか。

そしてAIが、その「復帰コスト」をどう下げてくれるのかを掘り下げてみたい。