音声録音の副業はいくらになる?ElevenLabsに声を登録したときの報酬を試算

AI脱社畜
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@monroe ・ 105本

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自分の声を録音してElevenLabsのボイスライブラリーに登録すると、有料ユーザーが使った分だけ報酬が入ります。標準の単価は1,000文字あたり約0.03ドルで、10万字使われて約3ドル(約450円)です。日本からも受け取れますが、月に数千円届くには数十万〜数百万字の利用が要ります。

「声を録って副業にできる」と聞いて、何をどれだけ録れば、いくら入るのかが気になって調べた人も多いと思います。仕組みと単価は公式のヘルプとブログで確かめられたので、そこから計算してみます。

声を録音して登録する副業の仕組み

ElevenLabsは、文章を読み上げる音声を作るAIのサービスです。ここで自分の声のAIモデル(プロ品質の声のクローン)を作り、ボイスライブラリーで公開すると、ほかの利用者があなたの声で文章を読み上げられるようになります。

報酬が入るのは、有料プランの利用者があなたの声を使ったときだけです。無料の利用者が使った分は数えられません。

登録までの流れは、公式ヘルプによるとこうです。

  1. Creatorプラン以上に入る(月22ドル、初月は半額の11ドル)
  2. 自分の声だけが入った録音をアップロードする。最低30分、品質を上げるなら2〜3時間
  3. 画面に出た短い文を時間内に読み上げる本人確認(ボイスキャプチャ)を受ける
  4. 学習が終わったら、ボイスライブラリーに公開する

他人の声は、この本人確認で登録できない仕組みです。

ElevenLabsは2026年5月に、声の作り手への支払いが累計2,200万ドルを超え、報酬を得ている作り手は1万400人以上と発表しています。単純に割ると1人あたり累計約2,100ドルですが、俳優の仕事より稼いだ人がいる一方で、ほとんど使われない声もあるはずで、平均は目安になりません。

1,000文字0.03ドルで、どれだけ使われればいくらになる?

標準の単価は1,000文字あたり約0.03ドルです。品質の高い声として認められた声や、特定のなまり・声質のように珍しい声は、最大0.20ドルまで単価を上げられます(ElevenLabs公式ブログ、2026年10月6日更新)。

標準の単価で計算すると、こうなります(1ドル=150円の概算)。

1か月に使われた文字数
報酬
円換算
10万字
3ドル
約450円
約33万字
10ドル
約1,500円
100万字
30ドル
約4,500円
300万字
90ドル
約13,500円

報酬 = 使われた文字数 ÷ 1,000 × 0.03ドル

報酬は10ドルを超えると、6〜8日ごとに自動で支払われます。10万字は、文庫本1冊ぶんくらいの文字数です。毎月そのくらいの量をあなたの声で読み上げてくれる人が何人いるか、を想像すると規模がつかめます。

かかるお金は、Creatorプランの月22ドル(初月11ドル)とマイクです。公式ヘルプには、報酬を受け取ること自体に有料プランは必要ないとあります。声のモデルを作るまではCreatorプランが要りますが、その後もプランを続けるかは、使い方に合わせて選べます。

日本から登録するときに確かめること

報酬はStripe Connectで受け取ります。公式ヘルプでは、対応する60か国以上の中に日本が入っています。一部の国では最低額が10ドルより高いことがあるので、登録画面で自分の条件を確かめてください。

税金の手続きもあります。米国の利用者が使った分には米国の源泉徴収がかかり、米国外に住む人は、最初の支払いの前にW-8という書類を出す必要があります(ElevenLabsのヘルプ)。日本での申告の扱いは、税務署か税理士に確かめるのが確実です。

公開するときには「通知期間」を選びます。公開をやめたあとも、すでにあなたの声を保存していた人が使い続けられる期間で、最短30日、最長2年です。期間を長くするほど、標準の単価が上がります(ElevenLabsのヘルプ)。

依頼を受けるナレーションの副業とは何が違う?

声の副業には、ココナラなどで依頼を受けてナレーションを録る形もあります。こちらは1件ごとに録り直しが要るかわりに、1件の単価がはっきりしています。

ボイスライブラリーは逆で、録音は最初の30分〜数時間で済みますが、いくら入るかは使われ方しだいで、事前には分かりません。録ったあとに手間がかからない一方で、収入の見通しは立てにくい副業です。

あなたが欲しいのは、決まった額の収入ですか。それとも、手間のかからない上乗せですか。

声を登録する前に考えておきたいこと

  1. 自分の声で、自分が書いていない文章が読み上げられる。どんな使われ方をするかを細かく選べるわけではないので、そこを受け入れられるか
  2. 公開をやめても、通知期間のあいだは保存していた人が使い続けられる
  3. 日本語の声がどれだけ使われるかは、公式の発表には数字がない。英語の声と同じ伸び方をするとは限らない
  4. 「声を登録するだけで月数万円」のような話は、上の単価で計算し直す。月1万円に届くには、標準の単価で約220万字の利用が要る

声の録音に抵抗がなく、Creatorプランの初月11ドルを試しに払える人なら、30分の録音から始めて、使われ方を見てから続けるかを決めるのが現実的です。