前回の記事ではClawdbotの使い方をお送りしました。
今回はターミナルを開かなくても、スマホからClawdbotに話しかけられたら便利ですよね。今回はメッセージアプリとの連携方法を解説します。
外部連携でできること
Clawdbotを外部サービスと連携すると:
- 📱 スマホからアクセス - 電車の中でもClawdbotに相談できる
- 💬 普段使いのアプリで会話 - Slack、Telegram、Discordなど
- 🔔 通知を受け取る - Clawdbotから連絡が来る
- 👥 チームで共有 - 同じClawdbotをチームメンバーと使う
対応しているサービス
今回はTelegramとSlackの設定方法を詳しく解説します。
Telegram連携の設定
個人利用ならTelegramがおすすめです。設定も簡単!
Step 1: Telegram Botを作成
- Telegramで @BotFather を検索してチャットを開く
/newbotと送信- ボットの名前を入力(例:
My Clawdbot) - ボットのユーザー名を入力(例:
my_clawdbot_bot) - APIトークンが発行される → これをコピー!
例: 1234567890:ABCdefGHIjklMNOpqrSTUvwxYZ⚠️ このトークンは他人に見せないでください!
Step 2: Clawdbotの設定ファイルを編集
Clawdbotの設定を開きます:
clawdbot config editまたは直接ファイルを編集:
# 設定ファイルの場所
~/.clawdbot/config.yaml以下を追加:
channels:
telegram:
enabled: true
token: "YOUR_BOT_TOKEN_HERE" # BotFatherでもらったトークン
allowedUsers:
- "your_telegram_user_id" # あなたのユーザーIDStep 3: 自分のユーザーIDを確認
- Telegramで @userinfobot を検索
/startと送信- 表示される Id の数字をコピー
Step 4: Clawdbotを再起動
clawdbot gateway restartStep 5: テスト!
作成したボットにメッセージを送ってみましょう:
あなた: こんにちは!
Clawdbot: こんにちは!Telegram経由で接続できていますね。🎉 これでスマホからClawdbotに話しかけられます!
Slack連携の設定
チームで使うならSlackがおすすめです。
Step 1: Slack Appを作成
- [Slack API](https://api.slack.com/apps) にアクセス
- Create New App → From scratch
- App名とワークスペースを選択
Step 2: Bot Token Scopesを設定
左メニュー「OAuth & Permissions」→「Scopes」で以下を追加:
Bot Token Scopes:
chat:write- メッセージ送信channels:history- チャンネル履歴の読み取りchannels:read- チャンネル情報の読み取りim:history- DMの履歴im:read- DMの読み取りim:write- DMの送信users:read- ユーザー情報の読み取り
Step 3: Event Subscriptionsを設定
左メニュー「Event Subscriptions」:
- Enable Events をON
- Request URL に後で設定(Clawdbot起動後)
- Subscribe to bot events で以下を追加:
-
message.channels-message.im-app_mention
Step 4: Appをインストール
左メニュー「Install App」→「Install to Workspace」
Bot User OAuth Token をコピー(xoxb- で始まる)
Step 5: Clawdbotの設定
channels:
slack:
enabled: true
botToken: "xoxb-your-bot-token"
appToken: "xapp-your-app-token" # Socket Mode使用時
signingSecret: "your-signing-secret"Step 6: 再起動してテスト
clawdbot gateway restartSlackでボットにDMを送るか、チャンネルでメンションしてみましょう!
Discord連携(概要)
Discordを使う場合の大まかな流れ:
- Discord Developer Portal でアプリ作成
- Botを追加してトークンを取得
- サーバーに招待
- Clawdbotの設定に追加
channels:
discord:
enabled: true
token: "your-discord-bot-token"複数チャンネルの同時利用
TelegramとSlackを同時に使うことも可能です:
channels:
telegram:
enabled: true
token: "telegram-token"
allowedUsers:
- "123456789"
slack:
enabled: true
botToken: "xoxb-slack-token"
appToken: "xapp-slack-token"それぞれのプラットフォームから同じClawdbotにアクセスできます。
セキュリティのポイント
外部からアクセスできるようになるので、セキュリティは重要です。
1. 許可ユーザーを限定する
telegram:
allowedUsers:
- "123456789" # 自分だけ2. トークンを安全に管理
- 設定ファイルをGitにコミットしない
.gitignoreに追加
# .gitignore
.clawdbot/config.yaml3. 定期的にトークンを更新
特に共有環境では、定期的にトークンをリセットしましょう。
通知を活用する
Clawdbotから能動的に通知を送ることもできます。
定期チェック(Heartbeat)
ワークスペースの HEARTBEAT.md に設定を書くと、Clawdbotが定期的にチェックして通知してくれます:
# HEARTBEAT.md
- メールをチェック(1日2回)
- カレンダーの予定を確認(朝)
- 重要な通知があれば教えてCronジョブ
より細かいスケジュールは cron で設定:
clawdbot cron add "毎朝9時にニュースをチェック" --schedule "0 9 * * *"トラブルシューティング
Telegram: メッセージが届かない
- トークンが正しいか確認
allowedUsersに自分のIDが入っているか確認- Gatewayが起動しているか確認
Slack: ボットが反応しない
- Event Subscriptionsの設定を確認
- Bot Token Scopesが足りているか確認
- ワークスペースへのインストールが完了しているか確認
共通: 設定変更が反映されない
clawdbot gateway restart設定変更後は必ず再起動!
まとめ
今回学んだこと:
✅ Telegram連携の設定方法
✅ Slack連携の設定方法
✅ 複数チャンネルの同時利用
✅ セキュリティの注意点
✅ 通知機能の活用
これで、いつでもどこでもClawdbotにアクセスできるようになりました!
次回は自動化について解説します。 定期的なタスクをClawdbotに任せて、さらに便利に使いましょう。
次回:【第4回】自動化 〜cronとHeartbeatで定期タスクを任せる〜
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