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Before: メール1通に30分 → After: 5分で「送信」を押せる自分になった ― ビジネスメールのAI活用プロンプト

なごみ
なごみ

2026/03/10

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Before: 「この敬語で合ってるかな」「失礼に聞こえないかな」「もう少し短くした方がいいかな」――メール1通に30分。下書きフォルダには、送れなかったメールが溜まっていく。

After: AIに「たたき台を出して」と頼む。出てきた文面をベースに、自分の言葉で微調整する。5分で「送信」を押せる。浮いた25分で、本来やるべき仕事に取りかかる。

AIに「相手との関係性を読むこと」はできない。文面の行間にある感情も、このタイミングで送るべきかの判断も、人にしかできない。でも「敬語の確認」「文章の体裁」「定型メールの下書き」なら、メール作成の「手が止まる時間」をほぼゼロにできる。

ここでは、ビジネスメールの場面別に使える12のプロンプトを紹介する。

基本のメール

日常的に書くメールこそ、テンプレ化の効果が大きい。

お礼メール

感謝の気持ちはあるのに、書き出しで手が止まる。そんなときに。

以下の内容でお礼メールを作ってほしい。

何へのお礼か:[打ち合わせ/ご紹介/迅速なご対応 など]
相手:[社外の○○部長/社内の先輩 など]
特に伝えたいこと:[印象に残ったこと、助かったこと]
次のアクション:[あれば]

件名と本文を出して。丁寧だけど簡潔に、読んで30秒で内容が伝わる長さで。

依頼メール

「お願いしたいんだけど、どう切り出せば…」を解決する。

以下の依頼メールを作ってほしい。

依頼したいこと:[具体的な内容]
相手:[社外/社内、役職や関係性]
期限:[いつまでに]
依頼の背景:[なぜこの依頼が必要か]
相手にとってのメリット:[あれば]

件名と本文を出して。
- 依頼の理由が明確に伝わること
- 相手が断りやすい余白も残すこと
- 「何を」「いつまでに」「どうしてほしいか」が一読で分かること

お詫びメール

謝罪メールは、書くのに一番エネルギーを使う。だからこそたたき台が欲しい。

以下のお詫びメールを作ってほしい。

何について謝るか:[具体的な内容]
相手:[社外/社内、関係性]
経緯:[何が起きて、なぜそうなったか]
相手への影響:[どんな迷惑をかけたか]
今後の対策:[再発防止策]

件名と本文を出して。
- 言い訳ではなく、事実と対策を簡潔に
- 誠意が伝わるトーンで
- 対策は具体的に

社外向けメール

社外への連絡は、会社の顔。トーンの設定が特に重要。

初めての相手への連絡

面識のない相手にメールを送るのは、いつも緊張する。

以下の初回連絡メールを作ってほしい。

相手:[会社名/部署/役職]
接点:[紹介/展示会/Webサイトで見つけた など]
連絡の目的:[アポ取り/情報提供/提案 など]
自分の情報:[会社名/名前/役職/簡単な自己紹介]

件名と本文を出して。
- 相手が「誰からの、何のメールか」を3秒で分かるように
- 自己紹介は簡潔に(3行以内)
- 相手にとってのメリットを先に
- 返信しやすい問いかけで締める

アポイント調整

候補日の出し方ひとつで、相手の返信しやすさが変わる。

以下のアポイント調整メールを作ってほしい。

打ち合わせの目的:[目的]
相手:[相手の情報]
候補日時:[3〜5つの候補]
所要時間:[時間]
形式:[対面/オンライン/どちらでも]

件名と本文を出して。
- 候補日は見やすく箇条書きで
- 相手が「どれかを選ぶだけ」で返信できる形に
- 場所やオンラインURLは後から送ることも伝える

見積もり・提案書の送付

添付ファイルを送るだけでは不親切。本文で「読むべきポイント」を伝える。

以下の送付メールを作ってほしい。

送付するもの:[見積書/提案書/資料 など]
相手:[相手の情報]
背景:[先日の打ち合わせを受けて/ご依頼いただいた件 など]
特に見てほしいポイント:[概要]
次のステップ:[ご確認後にお打ち合わせ/ご検討いただき○日までにご連絡 など]

件名と本文を出して。
- 添付物の概要を本文で簡潔に説明
- 「いつまでに、何をしてほしいか」を明示
- 質問があれば気軽に、というトーンで

社内向けメール

社内メールは「簡潔さ」が正義。読む相手の時間を奪わない書き方を。

上司への報告メール

「何が言いたいのか分からない」と言われないために。

以下の報告メールを作ってほしい。

報告内容:[何を報告するか]
宛先:[上司/チーム全体 など]
背景:[経緯]
結果:[結論や成果]
今後の対応:[次にやること]

件名と本文を出して。
- 結論を最初に
- 経緯は3行以内で
- 上司が「了解」か「確認」か「判断」のどれをすればいいか分かるように

相談メール

相談なのか報告なのか曖昧なメールは、返信しにくい。

以下の相談メールを作ってほしい。

相談したいこと:[内容]
宛先:[上司の名前や役職]
背景:[なぜこの相談が必要か]
自分の考え:[現時点での自分の意見や案]
聞きたいこと:[判断してほしいこと/アドバイスがほしいこと]

件名と本文を出して。
- 「相談」であることが件名で分かるように
- 選択肢を2〜3個示して、相手が選びやすくする
- 判断に必要な情報を過不足なく

返信とフォロー

返信メールは「速さ」と「的確さ」のバランスが大事。

受信メールへの返信

もらったメールに、適切なトーンで返す。

以下のメールへの返信を作ってほしい。

受信メール:
[メールの内容を貼り付け]

返信の方向性:[了承する/検討中と伝える/丁寧に断る]
追加で伝えたいこと:[あれば]

返信メールを出して。
- 相手のメールの要点に触れてから、自分の回答を
- 方向性に合ったトーンで
- 次のアクションがあれば明示

催促にならないリマインド

返事が来ない。でも催促っぽくしたくない。

以下のリマインドメールを作ってほしい。

元のメールの内容:[何について連絡していたか]
送った日:[日付]
回答期限:[期限]
相手:[相手の情報]

件名と本文を出して。
- 「催促」ではなく「確認」のトーンで
- 元のメールの要点を簡潔に再掲
- 相手が忙しいことへの配慮を入れつつ
- 対応期限は明確に

角の立たないお断り

断るのは気が重い。でも曖昧にすると、かえって相手の時間を奪う。

以下のお断りメールを作ってほしい。

断る内容:[依頼/提案/お誘い など]
相手:[相手の情報]
断る理由:[正直に伝える/やんわり伝える/理由は伏せる]
今後の関係:[良好に維持したい/特になし]

件名と本文を出して。
- まず感謝を伝える
- 断りの意思は明確に(曖昧にしない)
- 今後の関係を維持したい場合は、代替案や次の機会への言及を
- 相手が「仕方ないな」と思えるトーンで

文章を磨く

書いたメールの仕上げに使えるプロンプト。

メールの添削

「なんか違う気がするけど、どこを直せばいいか分からない」ときに。

以下のメールを添削してほしい。

メール:
[メールの全文を貼り付け]

気になっている点:[敬語が不安/長すぎる/トーンが硬い など]
送る相手:[相手の情報]

以下を出して。
- 添削後のメール全文
- 変更した箇所と変更理由
- 全体的な改善ポイント

ビジネスメールでAIを使うときの3か条

  1. 相手の名前・社名・機密情報はそのまま入力しない ― メールの本文をAIに貼り付ける場合、固有名詞は伏せるか「A社のB様」のように置き換える。特に社外秘の情報が含まれるメールは要注意。
  1. AIの敬語を鵜呑みにしない ― AIは丁寧すぎる敬語や、不自然な二重敬語を出すことがある。「させていただく」の連打や過剰な謙譲表現は、自分の感覚で削る。
  1. メール作成が速くなった分、「送る前に一呼吸」を忘れない ― 書くのが速くなると、勢いで送りがち。送信前に「このタイミングで送っていいか」「このトーンで相手は不快にならないか」を3秒だけ考える。その3秒が、信頼関係を守る。

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