参考書を1周しても、肝心の暗記カードを作る段階でいつも時間切れになっていませんか。
過去問も教科書も動画教材も、実はもうAIに丸ごとカード化してもらえます。
仕組みを知れば、今日から使える方法です。
手作業で暗記カードを作る資格勉強に、そろそろ限界を感じていないか
仕事終わりの1時間、参考書を開いて重要そうな箇所に線を引く。
次の日はもう一度同じ範囲を読んで、ようやく単語カードに書き写す。
ここまでで気力を使い果たして、肝心の暗記に入れないまま週末を迎えた経験、身に覚えがありませんか。
過去問を解いていても同じことが起きます。
間違えた問題をあとで復習しようとメモを取るものの、その転記作業自体が想像以上に重労働で、結局後回しになったまま試験当日を迎えることもあります。
YouTubeの解説動画も同じです。
倍速で見て「これは覚えておこう」と思ったポイントは、動画を止めてメモを取らない限りその場で流れていきます。
教材の量は十分あるのに、カード化する手間の分だけ勉強時間が削られているのが実情です。
この「材料はあるのにカードにする時間がない」という壁を、AIに任せて突破する方法を3つ紹介します。
1. StudyGlen、過去問のPDFも教科書の写真もYouTube解説動画も丸ごとカード化する
StudyGlenが対応している教材の形式は、PDF、テキスト、画像、YouTube動画の4種類です。
過去問のPDFをそのままアップロードすれば、問題と解答のペアを自動でカード化してくれます。
教科書のページをスマホで撮った写真を渡せばOCRで文字を読み取ってカードの元データにしてくれますし、YouTubeの解説動画はURLを貼るだけで字幕からポイントを拾ってカード化されます。
倍速で見て流していたあの動画が、貼るだけで復習教材に変わります。
想像してみると、ちょっとワクワクしませんか。
対応言語は41言語で、日本語の教材を渡しても自動で判定してくれるので、言語設定でつまずくこともありません。
復習のタイミングもFSRS(Free Spaced Repetition Scheduler)という間隔反復アルゴリズムが自動で計算します。
いわば、忘れそうな瞬間を先回りして知らせてくれる目覚まし時計のような仕組みです。
忘れかけた頃に出してくれるので、覚えている範囲まで律儀に毎日さらう必要がなくなります。
価格はアカウント登録なしで1日1回まで無料でAIデッキを生成でき、それ以上使いたい場合は750円程度(4.99ドル)からのクレジットパックを買い切りで追加できます。
月額のサブスクリプションではないので、試験直前だけ集中して使うという付き合い方も可能です。
もし、すでにAnkiでカードを作りためているなら、気になるのは資産を無駄にしないかどうかのはずです。
2. MintDeck、今使っているAnki資産を捨てずに無料で乗り換えられる
すでにAnkiで暗記カードを作りためてきたなら、新しいツールへの乗り換えを迷っていませんか。
理由ははっきりしています。
一番のハードルは、これまで作ったカードが無駄になることです。
MintDeckなら、その心配はいりません。
Ankiの.apkgファイルを復習スケジュールの情報ごとそのままインポート・エクスポートできるので、積み上げてきたカードの資産を丸ごと引き継げます。
使い慣れた家具を、そのまま新居に運び込むようなものです。
基本機能は無制限のデッキ数もFSRSによる間隔反復も含めて完全無料です。
課金が必要なのはAIでカードを自動生成する機能だけで、こちらは750円程度(4.99ドル)で400クレジットを買い切りで購入できます。
画面を見られない移動中のために、オンデバイスの音声読み上げでハンズフリー学習ができるのも便利なところです。
選択式・正誤式・記述式と複数のクイズモードがあるので、暗記の定着度合いに応じてテスト形式を変えられます。
注意点は、公式サイトの記載を見る限りiOS専用アプリで、Android版への言及が見当たらないことです。
iPhoneを使っていない場合は候補から外れます。
ただ、ここまでの機能はテキストの暗記が中心なので、図をまるごと覚えなければいけない資格には、また別の得意技を持つツールが必要になります。
3. Flashka、解剖図や化学構造式のような図で覚える暗記に画像オクルージョンで対応する
暗記が文字だけで完結しない資格もあります。
医療・看護・薬学のような理系資格を勉強していると、解剖図や化学構造式のように図そのものを覚えなければいけない範囲で足が止まった経験はありませんか。
Flashkaが得意とするのが画像オクルージョンという機能です。
解剖図の筋肉名や神経の名称、化学構造式のラベル部分だけを隠して、図全体を見ながらその名称を思い出す練習ができます。
自分で作っていた虫食いプリントを、アプリの中でそのまま作れる感覚です。
テキストを箇条書きにしただけの暗記カードでは、図の中でのラベルの位置関係まで覚えるのは難しいものです。
画像そのものをカードにできると、視覚的な記憶がそのまま定着します。
直近のアップデートで、一度作った画像オクルージョンのカードもあとから編集できるようになりました。
試験範囲が広がったタイミングで図を追加したり、隠す範囲を調整し直したりする手間が減っています。
3つの選択肢がそろったところで、気になるのは自分にどれが合うかです。
資格や勉強スタイル別に3つのAIツールをどう使い分けるか
3つとも暗記カードをAIで作るツールですが、得意分野ははっきり分かれています。
自分の勉強スタイルに当てはめながら読んでみてください。
法律系やビジネス系の資格で、過去問のPDFや解説動画が教材の中心になっている場合はStudyGlenが向いています。
長年Ankiでコツコツ暗記カードを作ってきた人には、資産を引き継げるMintDeckへの乗り換えに無駄がありません。
そして、医療・看護・薬学のように図で覚える範囲が多い資格なら、Flashkaの画像オクルージョンが専用武器になります。
1つに絞る必要はなく、教材の種類ごとに使い分けても構いません。
過去問はStudyGlenでカード化し、日々の復習はMintDeckのハンズフリー機能で移動中にこなす、という組み合わせ方もできます。
使い分け方が見えてきたら、あとは最初の1歩を踏み出すだけです。
今日から暗記カードをAIに任せて、資格勉強の時間配分を変える
暗記カードを作る作業そのものに使っていた時間を、暗記そのものと過去問演習に回せるようになれば、限られた勉強時間の使い道が大きく変わります。
今日の勉強から、手元にある過去問のPDFを1つ、試しにアップロードしてみてください。
カード化にかかる時間は数分です。
そこで生まれた余白を次の1問に使うか、早めに寝る時間に使うかは、資格勉強を続ける本人次第です。


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