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講義を録音するだけで暗記カードが完成する勉強法

まさき
まさき

2026/08/29

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講義や自分の音読を録音したまま、一度も聞き返さずにスマホの中で眠っていませんか。

その音声ファイルが、要約ノートと暗記カードのセットに変わる機能がQuizletに入りました。

ただし今の時点では、そのまま使える人と、もう少し待つ必要がある人がはっきり分かれます。

録音した講義が、そのまま要約ノートと暗記カードになる

2026年8月4日、Quizletが新しい学習機能をまとめて発表しました。

その中心にあるのがAudio Recordingです。

ヘルプセンターではAudio Notesという名前で説明されています。

やることは録音か、手元の音声ファイルのアップロードだけです。

あとはQuizletが文字起こしと要約を済ませ、スタディガイド(要約ノート)と、それに紐づいた暗記カードのセットを作ってくれます。

ここが既存のAI暗記カードツールと決定的に違うところで、素材を用意する工程が丸ごと消えます。

過去問のPDFを探す、教科書のページを撮影する、解説動画のURLを貼る。

そういう準備が一切要らず、講義を聞いている時間そのものが素材になります。

面白いのは、この機能が出てきたタイミングです。

Quizletが同時に公開した米国の調査では、教育でのAI活用に前向きな学生・教員は30%で、2025年の43%から下がっています。

熱が引いた局面で出してきたのが、目新しさより手間の削減に振り切った機能だったわけです。

先に注意点を1つ。

音声から作れるのはスタディガイドと暗記カードまでで、練習テスト(Practice Test)は音声からは生成されません。

問題演習まで自動化されると期待すると、そこは外れます。

録音からカードができるまでにやることは3つだけ

夜の勉強机でスマホを立てて録音しながら参考書を開いている社会人のイラスト
  1. Quizletのアプリで録音を始める。または手元の音声ファイルをアップロードする
  2. 文字起こしと要約が自動で走るのを待つ
  3. できあがったスタディガイドと暗記カードを開いて、覚える範囲を確認する

録音できるのはiOSとAndroidのアプリです。

スマホのブラウザ版では録音自体がサポートされていないので、そこは先に押さえておいてください。

すでに録音済みの音声ファイルが手元にあるなら、Webからアップロードする形になります。

受け付けている形式は.mp3、.ogg、.wav、.m4a、.aacです。

長さは最長5時間、ファイルサイズは500MBまで。

5時間あれば、2時間の講義を2本まとめて1ファイルに入れても収まります。

ここまでは操作の話です。

実際に効くかどうかは、何を録音するかで決まります。

独学の資格勉強では何を録音すればいいか

自宅の机で参考書を音読しながらスマホに録音している手元のイラスト

最初に線を引いておきます。

資格予備校のライブ配信授業や、購入した動画教材を無断で録音してアップロードする行為は、提供元の利用規約に触れる可能性があります。

便利だからといって、そこを踏み越えるのは勧めません。

独学の勉強で現実的に録音できるのは、この3種類です。

  1. 自分の音読。参考書の重要そうな範囲を声に出して読み上げ、そのまま録音する
  2. 自分への口頭説明。テキストを閉じた状態で「この制度は要するに何なのか」を自分の言葉で話して録音する
  3. 録音が許可されている講座。社内研修やオンライン講座には、録音可と明記されているものがあります

とくに効くのが口頭説明の録音です。

テキストを閉じて話そうとすると、説明できない箇所が必ず出てきます。

そこがそのまま自分の弱点で、その録音をQuizletに渡せば、弱点だけで構成された暗記カードができあがります。

理解の穴を自分で見つけてからカードにする順番になるので、暗記に入る前に整理が終わっている状態です。

参考書を丸ごとカード化するより、はるかに少ない枚数で済みます。

使う前に知っておきたい対応言語と回数の制限

使える人とそうでない人が分かれるのは、ここです。

音声から作られるスタディガイドの要約は、現時点で英語・フランス語・ドイツ語に対応しています。

日本語の講義音声を渡したときに同じように扱えるかどうかは、公式には明記されていません。

つまり今この機能がそのままハマるのは、TOEICやIELTS、USCPAのように英語の教材で勉強している場合です。

海外のオンライン講座を受けているなら、講義の音声がその日のうちに学習素材へ変わります。

回数にも上限があります。

無料アカウントとQuizlet Plusは、処理できる録音の本数に制限がかかります。

本数を気にせず使えるのはQuizlet Plus Unlimitedだけなので、毎回の講義を全部録音するつもりなら、そこの費用は先に確認しておいてください。

通勤や家事の時間はPodcasts機能で聞き返す復習に変わる

同じ発表でもう1つ出たのがPodcastsです。

ノートや暗記セット、スタディガイドを、会話形式の音声に変換してくれます。

これが効いてくるのは、机に向かえない時間帯です。

通勤の電車、皿を洗っている10分、洗濯物をたたんでいる間。

資格勉強で本当に足りていないのは机の前の時間ではなく、同じ範囲に触れ直す回数だったりします。

単なる読み上げではなく会話形式というのが効きます。

ラジオで聞き流していた話が意外と記憶に残っているのと、たぶん同じ理屈です。

朝の講義を録音して、帰り道に音声で聞き返す。

それだけで、1日のうちに同じ範囲へ2回触れるサイクルが、勉強時間を1分も増やさずに組めます。

とはいえ、日本語の教材で勉強している人にとっては、ここまでの話がまだ届かないのも事実です。

日本語の教材が中心なら、どこから入るのが現実的か

英語で受ける資格や海外のオンライン講座で勉強しているなら、Audio Recordingは今日から使えます。

録音のハードルが一番低いのは自分の音読なので、参考書の1章分を読み上げて渡してみるところから試すのが早いはずです。

日本語の教材が中心なら、しばらくは素材側からカード化する方が現実的です。

過去問のPDF、教科書を撮った写真、解説動画。

以前まとめた「資格勉強の暗記カードをAIで自動作成する方法3選」で扱ったツール群が、そのまま同じ役割を果たしてくれます。

どちらにしても、暗記カードを手で作る時間はもう削れる時代になりました。

スマホのボイスメモに録りっぱなしの音声が1本でもあるなら、今日はそれを開くところからで十分です。

使える素材が眠っていたかどうかは、5分あれば判断できます。

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