ココナラのショート動画の副業、AIで作るなら写真を描き変えないほうが選ばれる?

タツヤ
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@tatsuya_2nd ・ 13本

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商品写真1枚からInstagramリール用の15秒の縦型PR動画を作り、注文を出す側を演じるAI(発注者役)に2回採点させました。判定は2回とも「直せば払う」で、払う理由に挙がったのは2回とも「写真を描き変えないので、届く実物と動画が同じ」でした。

ココナラのショート動画は、2026年10月12日に「ショート動画 編集」「リール動画 作成」で検索すると、販売実績(取引が終わった件数としてココナラが出している数字)0件の出品が1件ずつしかありません。並び順はココナラの標準なので実績のある出品が上に来やすいものの、買う人がいる分野だとは言えます。一方、AIを使う出品はまだ新しく、販売実績が積み上がっていません。

ここに書くのは、ココナラに出品できる状態まで進めた記録です。出品も受注もしていません。採点したのはAIで本物の購入者ではないので、「選ばれる」と言えるのはこの2回の範囲までです。

AIで作ったショート動画、発注者役は何を見て選んだ?

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元にしたのは、ココナラで販売実績49件の「AI活用!商品PR動画15秒5000円~制作します」(5,000円)です。僕が作った出品案との違いは「商品の写真をAIで描き変えない」の1行で、動かすのは切り出しと拡大、背景、テロップだけです。

見本は試すために作った架空のものです。発注者は木のカトラリーをminneとInstagramで売る作家、商品は「くるみのスプーン(葉っぱの刻印)」2,800円、写真はgpt-image-2で作りました。

採点は、別の会話で動かしたClaudeに作家の役を渡し、8,000円(発注者の提示額。僕の出品案の値段は後で書く7,000円です)を払うかを判定させました。見せたのは静止画8枚、ナレーションの原稿、送った写真、比べる出品の説明で、動画の動きと音は見せていません。

判定は1回目(最初の版)も2回目(直した版)も「直せば払う」でした。写真を描き変えない点が選ばれたのは、生成AIで動かすと木目や刻印が変わるおそれがあり、手作りの1点物では「実物と違う」と言われかねないからです。

「CapCutで自分でも作れそう」と言われた出品に、お金を払う理由はある?

2回目の採点では、比べた出品より劣る点としてこう書かれました。

正直なところ、CapCutで自分でも作れそうな作り

CapCutは動画編集アプリです。指摘の中身は、1枚の写真を3通りに切り出してゆっくり拡大しているだけで、スプーンを使う場面もない、というものです。

2回目のまとめは「値段は相場どおりで作りの手間は少なめ。それでも実物を変えていない誠実さで払う価値はある」でした。

払う条件として残ったのは、テロップと声が別の売りを言っていたこと、読み間違いを防ぐために柄(え)を原稿で「えに」とひらがなにしたら、耳で「絵に」と聞こえること、最後のカットでテロップが「minneと」、声が「minneか」と言い方が違うことの3つです。2回目の指摘を直した最後の版では前の2つが直り、「minneと」は残りました。最後の版は採点していません。

指摘のとおり、作りの手間は少なめです。見積もりでは1件約70分なので、この手順を毎回同じ形で回せる型にしました。

ココナラのショート動画、相場はいくら?

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2026年10月12日に、ログインせずにココナラを3つの言葉で検索し、1ページ目(60件前後)の出品の表示価格と販売実績の件数を記録しました。

検索した言葉
見た件数
価格の中央値
販売実績0件
販売実績10件以上
ショート動画 編集
64件
15,000円
1件
28件
商品紹介動画 AI
60件
10,000円
13件
26件
リール動画 作成
60件
6,000円
1件
42件

「ショート動画 編集」と「リール動画 作成」では、販売実績0件の出品が1件ずつしかありません。前にプロンプトそのものを渡す出品を同じやり方で数えたときは、37件中23件が0件だったので、並び方がまるで違います。

ただ、販売実績の多い出品は人が撮った素材を編集するものが中心で、「リール動画 作成」の上位は312件、293件と続きます。「商品紹介動画 AI」はタイトルにAIか生成が入った出品が26件あり、販売実績0件が9件、10件以上は1件だけでした。

7,000円で1件受けると、手元にいくら残る?

僕の出品は、基本5,000円にAIナレーション2,000円を足した7,000円で考えました。ココナラの販売手数料は22%(税込)です。

7,000円 × (1 − 0.22) = 5,460円

人の作業は1件約70分の見積もりで、測ってはいません。写真と依頼の確認、台本づくり、台本のやりとり、ナレーションの生成と読みの確認、書き出しの確認を各10分、修正1回15分、納品5分で足しました。

手取りを70分で割ると時給は約4,680円、月4件なら手取りは21,840円です。月4件は仮に置いた数で、販売実績0件のうちに4件来る根拠はありません。手取りは販売手数料を引いただけで、振込手数料と税、最初の準備(ffmpegを入れてスクリプトを動かすまで約60分、見積もり)、台本に使うAIの月額は入れていない試算です。

AIのナレーションを使う前に確かめる決まりは?

ココナラは、生成AIを支援ツールとして使うことを認め、一部のカテゴリではAIで生成したイラストそのものを納品物にする出品を禁じています(ココナラ通信2023年12月号)。禁止カテゴリはログインが要る出品の編集画面で表示されるため、僕は確かめていません。

声を作ったGemini APIの追加利用規約(2026年4月28日更新)では、生成したものの所有権をGoogleは主張せず、使い方の責任は利用者にあります。無料枠では送った内容と生成結果が製品の改善に使われ、受注の仕事なら発注者の商品名や価格を送ることになります。

Instagramは、AIで作ったり加工したりした動画・音声・画像に、業界標準の目印を検出したときと本人が開示したときに「AI info」のラベルを付けます(Metaの発表)。実際にラベルが付くかは試していません。

スクリプトはMacのターミナルで動かし、ffmpegとpython3、GeminiのAPIキーが要ります(Windowsでは試していません)。

有料エリアには、ココナラの検索から出品文の型まで、自分の題材で出品する7つの手順を載せています。台本のプロンプトの全文、読み間違いを拾うスクリプト、動画を書き出すスクリプトの全文、出品ページと依頼から納品までの文面もあります。直らなかった点とつまずいた4か所も書いています。売上の実績はありません。

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