商談がいい流れで進んでいたのに、最後に「検討します」と言われて終わる。
そのまま引き下がるか、もう一歩踏み込むかで、その先の商談は大きく変わります。
この記事では、「検討します」の裏にある本音の見分け方と、AIを使った反論処理の練習方法を紹介します。
「検討します」の裏にある本音
「検討します」は、必ずしも断りの言葉ではありません。判断材料が足りない、優先順位がまだ上がっていない、あるいは十分に信頼できていない、といった理由が隠れているケースがほとんどです。
そのまま「わかりました、ではご検討ください」で会話を終えると、その後何度フォローの連絡をしても返事がないまま終わることが多くなります。
大事なのは、表面の言葉ではなく、この本音の部分を引き出すことです。
AIで反論処理を練習する方法
先輩に「検討しますと言われたときはどうすればいいですか」と、何度も聞くのは気が引けるものです。AIが相手なら、何十回でも練習に付き合ってもらえます。
あなたは商談中の顧客役です。私が営業として提案をします。
【設定】
- あなたは興味はあるが、即決する気がない
- 何を言われても「検討します」「上に確認します」で逃げようとする
- ただし、良い切り返しには少し本音を漏らす
私の提案に対して、リアルな反応をしてください。まず「なるほど、ご提案ありがとうございます。社内で検討させてください」から始めてください。AIが「検討します」と言ったら、そこからが練習の本番です。いろいろな切り返しを試してみてください。
今の切り返しを評価してください。
1. 相手の本音を引き出せたか
2. プレッシャーをかけすぎていないか
3. より良い切り返しがあれば教えてください切り返しフレーズ10選
そのまま使える切り返しフレーズを10個並べておきます。AIロープレの練習素材としても使えます。
- 「ちなみに、検討される際に一番気になるポイントはどこですか?」
- 「今日この場で決めきれない一番の理由を、よければ教えていただけますか?」
- 「仮に予算と時期がクリアできたら、使ってみたいと思いますか?」
- 「検討されるということは、前向きに考えていただけていると思ってよいですか?」
- 「社内で検討される際は、どなたに相談される予定ですか?」
- 「いつ頃までに結論を出されそうですか?」
- 「もしお見送りになるとしたら、どんな理由が考えられますか?」
- 「正直なところ、金額が高いと感じられましたか?」
- 「他社さんとも比較されていますよね。ぶっちゃけ、どのあたりが気になっていますか?」
- 「今日この場で、私にできることは何かありますか?」
AIロープレ実例
実際のやり取りを、うまくいかない例とうまくいく例で比べてみます。
よくある切り返し
客「検討させてください」
営業「わかりました。では後日ご連絡しますね」
客「はい、お願いします」
ここで会話が終わってしまうと、後日連絡しても返信がない、というケースが多くなります。
本音を引き出す切り返し
客「検討させてください」
営業「ありがとうございます。ちなみに、検討される際に一番気になるポイントはどこですか?」
客「うーん、正直、価格が少し気になっていて」
営業「なるほど、予算の話ですね。ご予算的にはどのくらいならイメージに近いですか?」
客「今期の予算だと、あと20万円くらい下がれば」
営業「わかりました。20万円の差ですね。もし価格の調整ができたら、今期中に導入いただけそうですか?」
ここまで引き出せれば、商談はまだ終わっていません。
練習量の目安
練習量の目安として、次のペースを意識してみてください。
最初は台本を見ながらで十分です。数をこなすうちに、自然と言葉が出てくるようになります。
クロージング師匠と練習する
プロンプトを毎回コピペするのが手間だという方は、専用のAIロープレBotを使ってみてください。
「反論処理トレーニング」を選ぶと、AIが「検討します」を繰り返す設定で応答します。納得がいくまで、繰り返し練習に使ってみてください。
まとめ
「検討します」は、商談の終わりではなく始まりです。本音を引き出しながら、一つずつ障害を取り除いていきましょう。
今日からできることとして、次の2つを試してみてください。
- AIロープレで、切り返しフレーズを2〜3個試してみる
- 次の商談では、検討しますの裏にある本音を1つ引き出してみる
小さな一歩でも、積み重ねれば商談の景色は変わっていきます。
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