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間取りと外観パースをAIでその場で試してから決める方法

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施工業者と建築士を合わせると利用者の4人に1人前後、多いときはそれ以上を占める

間取りを考えるためのツールを使っている人のうち、施工業者や建築士が合わせて4人に1人前後、多いときはそれ以上を占めていると知ったら、ちょっと驚きませんか。

アメリカ発のスタートアップDraftedが提供するこのツールの利用者内訳を見ると、施工業者が15%程度、製図士や建築士が10〜15%程度を占めています。

単純に足し合わせると25〜30%程度、つまり4人に1人前後からそれ以上という計算です。

想像してみてください。

家づくりの相談窓口に並んでいる4人のうち、1人は施主ではなくプロという計算になります。

一般の住宅購入検討者が50%程度で最も多いものの、残りのかなりの部分をプロが占めているのは意外でした。

このDraftedというスタートアップは、シリコンバレーの著名な起業支援プログラムであるY Combinator出身です。

直近の資金調達にあわせた発表では、ここ1カ月だけで12万人が利用し、32万5000件以上の住宅デザインが生成されたことも明らかにされています。

個人が興味本位で少し触ってみるだけでは、なかなかこの数字にはなりません。

間取りツールというと、素人が雰囲気をつかむためのものだと思われがちです。

ですが、プロの実務にも耐えるスピードと精度があるからこそ、施工業者や建築士まで利用しているのでしょう。

その仕組みを覗いてみると、プロが飛びつく理由がもっとはっきり見えてきます。

家の形や部屋数を入力してから間取りと外観パースが数十秒ほどで並ぶ流れ

敷地の形を描いてから間取り図と外観パースが並んで表示されるイメージ

Draftedの使い方は、文章で希望を打ち込むだけの生成AIとは少し違います。

まず敷地の形を描き、そこにリビングや寝室、キッチンといった部屋を定義していきます。

「LDKは16畳ほしい」「寝室は2部屋」のように部屋の数や広さの条件を制約として設定していく流れで、凝った文章やプロンプトは必要ありません。

形と数字を置いていくだけで進められます。

条件を設定し終えると、間取り図と3D外観パースが並んで見えてきます。

ここ、ちょっと注目してください。

早いときは5秒足らずで案が出ますが、案の数や複雑さによっては1分近くかかることもあるようです。

それでも、これまで数日がかりだった「まず案を見てみる」工程が、その場で完結してしまうのは、かなり大きな違いです。

しかも1案だけでなく複数パターンが並んで出てくるので、まるで自分だけの間取りカタログを開くように見比べながら方向性を絞り込めます。

「こっちのLDKの配置の方がいいかも」「こっちは収納が多いな」と、頭の中だけで考えていたイメージが目の前に並びます。

でも、本当に効いてくるのは、この案を人にどう伝えるかという場面です。

図面の知識がなくても間取りのイメージを人にうまく伝えられなかった悩みが解消する

間取りのイメージを言葉でなく形にして伝える様子

間取りの打ち合わせで一番もどかしいのは、頭の中のイメージをうまく言葉にできないことです。

「なんとなく違う」と思いながらも、それをうまく言葉にできないまま流してしまった経験、ありませんか。

「リビングはもう少し広めで」「玄関から見えない位置に収納が欲しい」と伝えても、担当者の頭の中の絵と自分の頭の中の絵が同じとは限りません。

図面を読み慣れていないと、出てきた案を見てもピンとこないまま、なんとなくで決めてしまうこともあります。

こうしたツールで先に自分の手元で形にしておくと、担当者との間に「言葉」でなく「形」という共通言語を挟めるので、このずれを打ち合わせより前に埋められます。

理想に近い形を何パターンか自分で作ってから担当者に見せれば、言葉で説明するより早く意図が伝わります。

Pinterestで保存していた理想の部屋の画像も、結局「どこが好きか」を言葉にできないと打ち合わせでは活かしにくいものです。

先に間取りと外観の形を試しておけば、「この配置のこの部分がいい」と具体的に指させるようになります。

伝える側の解像度が上がれば、打ち合わせの回数そのものも減らせるはずです。

イメージが伝わるようになった先で気になるのは、それを実際にどう受け渡すかです。

家具配置や素材を変えながらCADやPDF形式でも書き出せる

間取りと外観パースが出たあとも、Draftedはそこで終わりではありません。

壁やドア、窓の位置をその場で動かして調整できるほか、家具や什器を置いた状態の完成イメージも作れます。

空っぽの間取り図だけを見るより、ソファやベッドを置いた状態の3Dを見たほうが、実際の暮らしがずっと想像しやすくなります。

作った案はPDFでの書き出しはもちろん、DXF(CADソフトで開ける図面データ)やIFC(建築業界向けの3Dデータ形式)にも対応しています。

自分で試した案をそのままのデータで建築士や施工業者に渡せるので、あなたの家づくりでも、口頭やスケッチだけで伝えるより手戻りがずっと少なくて済むはずです。

しかも、ここまで全部無料で使えます。

間取りを検討する初期段階で「まず自分の希望を形にしてみる」ためのハードルが、費用の面でもかなり低くなっています。

あとは、実際に自分の手で動かしてみるだけです。

打ち合わせの前に間取りを一度自分の手で形にしておく

家具を買う前に配置を試すのと同じように、間取りも打ち合わせの前に一度自分の手で形にしておくと、決断のスピードも納得感も変わってきます。

担当者に希望を丸投げするのではなく、自分でいくつか案を作ってから打ち合わせに臨む。

それだけで「思っていたのと違う」がぐっと減るはずです。

無料で、早ければ5秒足らず、かかっても1分近くで試せます。

次に間取りの話をする機会があれば、打ち合わせの予定を入れる前に、まず自分の手元で試してみてください。

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