【2026年版】海外フリーランスでAI受注が伸びる案件3選

ゆい@海外AI副業ラボ
ゆい@海外AI副業ラボ

@kaigai_ai_fukugy 36本

サムネイル

「AIに仕事を奪われる」って話、もう聞き飽きたでしょ。

私が見てるのはそっちじゃなくて、UpworkとFiverrが投資家向けに出してる決算資料のほうです。

そこには、AIのせいで消えた仕事ではなく、AIのせいで新しくお金が動き始めた場所が数字で書いてあります。

Upworkは提案文ではなく5分の動画面接で決まる案件が出てきました

2026年5月5日、Upworkが春の大型アップデートを発表しました。

一番大きいのは、AIエージェントのUmaが作る候補者のショートリストが、無料のBasicプランにまで解放されたことです。

今までは有料プランの発注者だけが使える機能でした。

つまりこれから、Upworkで仕事を出す人はほぼ全員、AIが並べた順番を見ながら人を選びます。

ここ大事だから聞いてください。

Umaは候補者を並べるだけじゃありません。

発注者がオンにした案件では、Umaが応募者に動画面接をします。

録画して、文字起こしして、要約して、great・good・fairの3段階でスコアまで付けます。

面接は5〜10分、英語で受ける必要があります。

しかもこの機能がオンの案件では、面接を受けないと提案そのものが出せません。

正直に言います。

英語で5分喋れないと土俵にすら上がれない案件が生まれた、ということです。

ここは日本にいる人には完全に不利になります。

ただ逆から見ると、提案文をどれだけ丁寧に書いても100件の応募に埋もれて読まれなかった、あの勝負が「5分で伝わるかどうか」に変わったとも言えます。

作文が得意な人より、要点を先に言える人が勝ちます。

同じアップデートで、動画打ち合わせの内容を拾って契約書のたたき台にする機能も入りました。

全自動で契約書ができるわけではなく、話した範囲をそのまま契約の骨組みに流し込む形です。

発注側の手間が減るほど、案件が動くスピードは上がります。

Fiverrは全体の売上が減っているのにAI開発の受注だけ118%伸びました

自宅のダイニングテーブルでノートパソコンを開き海外から届いた動画案件を仕上げている在宅ワーカーのイラスト

数字見てください。

Fiverrの2026年1〜3月期の売上は1億550万ドル、日本円で約158億円でした。

前年同期比で1.6%減っています。

ところが同じ決算の場で、CEOのミカ・カウフマンさんはAI開発の受注が前年同期比118%増だと言いました。

全体が縮んでいるのに、AI領域だけ2倍以上に伸びています。

Fiverrが沈んでいるんじゃなくて、中で扱われている仕事の中身が入れ替わっているんです。

その動きが一番わかりやすく出たのが、2026年3月23日に開設されたAI Video Hubです。

AI動画のディレクターだけを集めて、企業がCMやSNS動画を直接発注できるようにしたコーナーになります。

今まで企業がまともな動画を作るには、撮影クルーと代理店と数ヶ月の納期が必要でした。

そこを丸ごと飛ばす設計です。

これ、Fiverrの本気度が面白くて。

開設に合わせて、ロサンゼルスの101号線を見下ろす丘に、所属するAI動画ディレクターの名前を高さ約9メートル、幅約70メートルの看板で掲げたんです。

名前を出されたのは、Googleやユニバーサル ミュージック グループの動画を手掛けてきたビリー・ボーマンさんでした。

ハリウッドのど真ん中に、フリーランスの名前を立てた形になります。

2026年6月に出た需要レポートでも、AI動画とアニメーションの需要は278%増で伸びていました。

自動化ワークフローは新カテゴリではなく2期続けて伸びている仕事です

ノートに複数のアプリを線でつないだ自動化の流れ図を書き出しながらパソコンで設定している人のイラスト

ちょっと待って。

最近よく「ZapierやMakeの自動化構築が新しい受注カテゴリとして生まれた」という説明を見かけます。

これ、事実じゃありません。

Zapierの連携もMakeのワークフロー構築も、FiverrにもUpworkにも前から出品が並んでいます。

じゃあ何が変わったのか。

伸び方です。

Fiverrが公開している需要レポートを2期分並べると、こうなります。

レポート
対象期間
数字
2025年秋版
2025年5月以降
AI automation の検索が136%増
2026年版(6月公開)
2025年11月〜2026年4月
n8nを使ったAI自動化が125%増

勘違いしないでほしいんだけど、大事なのは136%でも125%でもありません。

2期続けて100%超で伸びているという事実のほうです。

1期だけの急増ならブームで終わりますが、半年ごとに区切って2回連続で倍以上なら、需要が定着したと読めます。

ちなみに同じ2026年版で一番伸びていたのは、Claude Codeを使える人材の938%増でした。

企業が探しているのは「AIに詳しい人」ではなく「AIを使って自分たちの業務を実際に動くようにしてくれる人」だと、この数字に出ています。

じゃあいくらになるのか、ここも正直に書きます。

Fiverrが公開しているコストガイドでは、AI自動化の専門家への発注は1案件あたり75〜520ドル、日本円で約1.1万〜7.8万円です。

Makeやn8nでシナリオを1本組む出品なら、100〜300ドル、約1.5万〜4.5万円あたりが中心になります。

「月30万」みたいな数字じゃありません。

でも1件3万円の仕事を月2件受けられたら、時給1,000円のパートで60時間分です。

使う道具は3つあります。

対応アプリが7,000超で一番とっつきやすいのがZapierです。

同じことをもっと安くやれて複雑な処理に強いのがMake、自分のサーバーに置いて無料で回せるオープンソースがn8nになります。

レポートで名前が挙がっていたのはn8nですが、最初に触るならZapierかMakeで十分です。

3つに共通しているのは発注する側がAIを持ったことです

並べてみると、3つとも同じ形をしています。

Upworkは発注者が候補者選びと面接をAIに任せました。

Fiverrは企業が撮影クルーと代理店をAIに置き換えました。

自動化案件では、企業が手作業の転記やコピペをAIに渡しています。

全部、発注する側がAIを手に入れた話です。

そして発注側がAIで済ませられる部分を済ませたあとに、それでも人に頼まないと終わらない部分が残ります。

そこにお金が流れています。

Upworkなら5分で伝える中身、Fiverrなら生成した映像を商品として成立させる判断、自動化案件ならどの業務をどうつなぐかという設計です。

「AIに仕事を奪われる」という言い方だと、この構造は見えません。

正しくは、AIを持った発注者が外に出す仕事の中身が変わった、です。

英語ができなくても今日から動かせるものが1つだけあります

ここまで読んで「やっぱり英語か」と思った人へ。

まず今日やってほしいのは、たった1つだけです。

自分が普段パソコンでやっている転記作業を、1つ書き出してください。

家計簿への入力でも、メールの内容をスプレッドシートに写す作業でも、なんでもいい。

それをZapierかMakeの無料プランで組んでみてください。

作れたら、それがそのまま最初のポートフォリオになります。

なぜこれを勧めるかというと、自動化案件は納品物で評価されるからです。

英語の面接もいらないし、しゃべりの流暢さも関係ありません。

Umaの動画面接もAI Video Hubも、これからもっと広がります。

でもその前に、自分の手で1本ワークフローを動かした人と、記事を読んだだけの人では、半年後に立っている場所が変わります。

迷ってる時間がもったいないよ。