Web制作の副業って、HTMLとかWordPressを1年学ぶ話でしょ、って思ってた人こそ先に結論から言います。
海外ではもう、v0とCursorとLovableでコードを書かずにサイトを1〜2日で納品して、月3000ドル(約49万円)を積んでいる型が普通に回っています。
非エンジニアでも本当にできるので、単価・使うツール・営業経路・失敗事例まで整理します。
海外で広がるAI Web制作代行という副業とは
AI Web制作代行は、v0・Cursor・LovableのようなAIコーディングツールで、小規模事業者向けのサイトを1〜2日で作って納品する副業モデルです。
対象は大企業ではなく、地元の店です。
美容室、整体院、地元のレストラン、士業事務所、個人経営の教室。
「ちゃんとしたサイトがあった方がいいのは分かってるけど、制作会社に100万円払う体力はない」という中小事業者と個人事業主が客になります。
従来のWeb制作副業はHTML/CSS/WordPressを半年〜1年学んでクラウドソーシングで案件を取る道が前提でしたが、AI Web制作代行はコードを1行も書かずにサイトを作れます。
「代行」は、自作のサービスを売るのではなく、クライアントの代わりに納品する受託モデルです。
月3000ドル(約49万円)は1〜2案件の単発報酬と、月額保守の積み上げで届くレンジです。
単価の相場 海外のAI Web制作代行は1案件いくらか
1案件500から3000ドル 日本円で8万から49万円が相場
海外のAI Web制作代行で報告されている単発案件の相場は500〜3000ドル(約8万〜49万円)です。
内訳の目安はざっくり3層に分かれます。
シンプルなランディングページ1枚が500〜1000ドル(約8万〜16万円)。
複数ページのコーポレートサイトが1000〜2000ドル(約16万〜33万円)。
予約フォームや決済カートのような機能付きサイトが2000〜3000ドル(約33万〜49万円)。
一番上の層まで届けば、1案件でパート代半年分がまとまって入ります。
月額保守200から1000ドルが積み上がって月3000ドルに届く
月3000ドル(約49万円)ラインに実際に到達している海外事例は、単発報酬だけで積んでいるわけではありません。
納品後の月額保守を200〜1000ドル(約3万2000円〜16万3000円)で継続契約するパターンが基本形です。
保守5社を平均500ドル(約8万円)で回せば月2500ドル(約41万円)、そこに単発1案件が乗れば月3000ドル(約49万円)ラインを越えます。
保守はサブスクなので、解約されない限り翌月も入る。
「先月100万、今月ゼロ」の受託あるあるが消えるのがサブスク型の最大の武器です。
Fiverrの30ドル案件と月3000ドルエージェンシーの分かれ目
同じAI Web制作でも稼げない人は、Fiverrの底値レンジ(1案件30〜120ドル・約5000円〜2万円)で消耗しています。
Fiverr公式データによると、AI development系の1案件平均は約371ドル(約6万円)、web design全体で1案件平均が約540ドル(約9万円)しかありません。
一方、Lovableで月10万ドル(約1630万円)を回すエージェンシー「Imaginary Space」も報道されています。
Harry Roperさん率いる3人チームで、大手ブランドのプロトタイプを30日で納品するモデルです。
分かれ目は2つです。
- 顧客を誰にするか。安いフリーランス市場か、地元の中小企業やエンタープライズか
- 営業をプラットフォーム待ちにするか、自分で客を掘るか
自分で客を掘る側に立たない限り、月3000ドル(約49万円)ラインには近づけない構造です。
使うツール v0 Cursor Lovableの役割分担
v0はUIを爆速で形にする担当
v0はVercelが提供するAI UIジェネレーターです。
プロンプトで「美容室のランディングページを作って」と書くだけで、Next.jsのコードとUIコンポーネントが数分で出てきます。
営業前に30分でデモを作れるのが強烈で、これだけで営業の勝率が上がります。
Cursorは仕上げと機能追加を担当
CursorはAnysphere社のAIエディタで、AI組み込みのVS Codeフォークです。
v0で出したUIをGitHubに上げて、Cursorで仕上げるのが海外の定番フローです。
「文字を変える」「ボタンを追加する」「配色を変える」レベルの修正なら、コードが読めなくても自然言語で指示できます。
Imaginary Spaceも小さなコード修正にはCursorを使っていると本人が語っています。
Lovableはデータベースと決済まで1日で通す担当
Lovableは自然言語でフルスタックアプリを組めるツールです。
v0が見た目担当なら、Lovableはデータベースと認証と決済まで含めた「動く仕組み」の担当です。
予約フォーム、会員機能、Stripe決済、Supabaseのデータベース連携までを、指示するだけで1〜2日で通せます。
機能付きサイトが2000〜3000ドル(約33万〜49万円)で売れるのは、この完成度があるからです。
Imaginary Spaceの月10万ドル(約1630万円)も、コア技術はこのLovableです。
営業経路 Webサイトを持たない中小企業をどう見つけるか
Googleマップで見つかる無サイト業者という市場
米国では2026年時点でも中小企業の27%がサイトを持っていない、という調査データがあります。
日本はさらに遅れているので、地方に行くと個人経営のカフェ・整体・美容室・工務店に「サイトなし」が普通に転がっています。
Googleマップで「地域名+業種」で検索し、店舗詳細の「ウェブサイト」欄が空欄の店舗をリストアップするだけ。
海外ではB2BLeadFinderのような専用ツールが「30分で無サイト店50件を抽出」を売り文句にするほど、この市場は既に開拓が進んでいます。
日本はまだ気づいている人がほとんどいません。
電話とインスタDMが刺さる理由
クラウドソーシングの底値(1万〜5万円)で消耗せず、直営業に立つと単価が10倍変わります。
海外で使われている営業チャネルは3つ。
- 電話。決裁者(店主)に直接届くので反応率が高い
- インスタグラムのDM。既にインスタで集客している店に「ホームページも作りませんか」の提案が刺さる
- 動くサンプルを持って直接訪問。
v0で30分作ったデモを見せる
「サイトあり店とサイトなし店で集客に差が出ています」という事実を数字で提示するのが、海外の営業テンプレです。
失敗事例 AI Web制作代行が契約を切られる3つのパターン
どの案件も同じ見た目になって選ばれなくなる
v0のテンプレをそのまま量産する代行業者は、他の業者と見た目で差がつかなくなります。
海外では「AIジェネリックサイト」と揶揄され、クライアントから「うちのブランドが表現されていない」とリテイクを食らうリスクが指摘されています。
対策は、ヒーロー画像とロゴと配色とコピーを案件ごとに変えて、業種ごとにテンプレを1本用意してその中で個別カスタマイズする運用が海外の定番です。
ツールが使えなくなったらサイトごと消える所有権の話
Lovableのようなプラットフォーム上に依存したサイトは、ツールの仕様変更・値上げ・サービス終了で消えるリスクがあります。
海外の低品質な業者はこのリスクをクライアントに説明せず、「動いてます」だけで納品しているケースが指摘されています。
対策は、生成されたコードとデータを必ずGitHub等でクライアントに引き渡すこと。
そのプラットフォームがなくなっても、コード自体はVercelでもNetlifyでも別の場所で動かせる状態で納品しておけば、所有権リスクは潰せます。
バグ対応ができず信用を失うケース
AI生成コードは動きますが、決済エラー、フォーム送信の失敗、レイアウト崩れなど、本番運用で問題が出ることは普通にあります。
コードを1行も読めない代行業者は、原因調査すらできず対応が遅れて信用を失います。
書けなくてもいいですが、Cursorのチャットに「このエラーの原因を教えて」と貼れる程度のコード理解は必須です。
対応不能なジャンル(決済のトラブル対応など)は契約前に「そこは別途エンジニアに外注してもらう」と線引きするのが安全です。
日本でAI Web制作代行を再現する時に見える壁と最初の一歩
日本のクラウドソーシングでは、簡単なホームページ制作の相場が1万〜5万円で募集されています。
海外の直営業単価(8万〜49万円)とは10倍のギャップがありますが、正体はスキルの差ではなく、顧客の違いです。
クラウドソーシングは「安く発注したい副業案件を出す個人」が客、直営業は「地元でちゃんとした店を回している中小企業経営者」が客。
明日からできる最初の一歩は1つだけ。
近所の美容室・整体院・個人経営のレストランをGoogleマップで検索して、ウェブサイト欄が空欄の店舗を10件リストアップする。
そのうちの1店舗向けにv0で30分モックを作ってみるだけで、営業資料になります。
パートに出るくらいなら、こっちの方が家計へのインパクトはずっと大きいですよ。






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