SNS用の電話番号を安く持つには?povo・mineo・日本通信SIMなどを調べてみた

にくたま
にくたま

@nikutama ・ 9本

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前回、SNSの複数アカウント運用について調べていて、

「クラウドスマホ」

というサービスを紹介しました。

クラウド上にAndroid端末を複数作って、SNSアカウントごとに端末環境を分けられるというものです。

ただ、調べている途中でもうひとつ問題が出てきました。

それが、

「電話番号認証どうするの?」

という問題です。

クラウドスマホを作ったからといって、090・080・070から始まる電話番号まで一緒についてくるわけではありません。

TikTokやInstagramなどを使っていると、

「SMSで認証コードを送信しました」

と突然言われることがあります。

実際、私もSNSをいろいろ触っていると電話番号認証を求められることが結構あります😂

そこで今回は、

「SMSを受信できる電話番号をできるだけ安く持つ方法」

を調べてみました。

※料金・サービス内容は2026年9月24日時点で確認しています。最新情報は契約前に各社公式サイトをご確認ください。また、SNSごとに電話番号認証の仕様は異なるため、特定の回線で必ず認証できることを保証するものではありません。

まず前提。電話番号認証とクラウドスマホは別の話

前回の記事を書いた時点では、

クラウドスマホ
+
電話番号

をなんとなくセットで考えていたのですが、ここは完全に分けた方が分かりやすいです。

クラウドスマホの役割は、

「Android端末の環境を用意すること」

です。

一方、povoなどのSIM/eSIMの役割は、

「電話番号とモバイル回線を持つこと」

です。

つまり、

クラウドスマホ → 端末環境
povoなど → 電話番号・SMS

という別々の役割があります。

基本的にGeeLarkなどのクラウドスマホへpovoのeSIMを直接入れてSMSを受け取る、という使い方ではありません。

例えばクラウドスマホ側でSNSを使っていて電話番号認証を求められたら、

実スマホのpovo回線でSMSを受信
↓
届いた認証コードを確認
↓
クラウドスマホ側へ入力

という使い方になります。

電話番号を安く持てるサービスを比較

「ほぼSMS認証用として番号を維持したい」という視点で調べてみると、候補になったのがこのあたりです。

記事の画像

※povoは180日間以上、有料トッピング(有料オプション)の購入などがない場合、利用停止・契約解除となる場合があります。
※mineoの初期費用は2026年9月時点。10月1日から料金体系が一部変更されます。

povo 2.0:固定費を極限まで下げたいなら強い

まず気になったのがpovo 2.0。

「通話+データ」プランは、

初期費用・基本料ともに「0円」

です。

SMSの受信も無料で、SIMカード・eSIMのどちらにも対応しています。電話番号認証目的なら、SMSが使えない「データ専用」ではなく、必ず「通話+データ」を選ぶ必要があります。

ただし、

0円で永久に電話番号を維持できるわけではありません。

180日間以上、有料トッピング(いわゆる有料オプション)の購入などがない場合は、利用停止や契約解除の対象になる可能性があります。

現在は例えば、

データ使い放題6時間:250円

というトッピングがあります。

この6時間ですが、累積6時間ではなく、トッピング購入完了後6時間という仕様です。購入完了後6時間だけ、データ通信が使い放題になるというオプションですね。

https://povo.jp/topping-list/detail/6h/

そのため、番号維持を目的として180日を超えないように250円のトッピングを購入すると考えると、単純計算では年500円程度から番号を維持できることになります。

もちろん買い忘れは怖いので、実際には少し余裕を持って購入した方がよさそうです。

さらにpovoは、同一名義で5回線までは通常の契約事務手数料がかからず、過去1年間の解約回線なども含めた累計6回線目以降は3,850円/回線の手数料が発生します。

mineo「マイそく スーパーライト」:実は月250円

今回調べていて、

「これもかなり良いのでは?」

と思ったのがmineoです。

「マイそく スーパーライト」というプランなら、

月額250円

で音声通話+データ通信の回線を持てます。

ただ、通信速度は最大32kbpsなので、SNSを普通に見るような使い方にはほぼ向きません。

mineo自身も、

音声通話専用やバックアップ回線向け

として案内しています。

逆に考えると、

「データ通信はいらない。電話番号とSMSだけ維持したい」

という用途にはかなり噛み合っています。

月250円なので年間3,000円。

povoより維持費は高くなりますが、「180日ルールを覚えておくのが面倒」という人はこちらの方が管理は楽そうです。

なお、2026年9月現在の初期費用は契約事務手数料3,300円+SIM/eSIM発行料440円です。2026年10月1日から契約事務手数料が3,850円に変更される一方、eSIMプロファイル発行料は0円になります。

HISモバイル:ほぼ使わなければ月280円

HISモバイルの「自由自在3.0プラン」もかなり安いです。

1GBプランの場合、

月のデータ使用量が100MB未満なら280円

になります。

100MB以上使った場合は550円です。初期事務手数料は3,300円で、物理SIM・eSIMに対応。SMSも利用でき、SMS受信は無料です。

つまり、

「普段はほぼWi-Fi」
「回線はSMS受信くらい」

という使い方なら、

月280円で電話番号を維持できる

ということになります。

povoほど安くはありませんが、定期的なトッピング購入を覚えておく必要がないのはメリットです。

日本通信SIM:月290円で1GB付き

そしてかなり分かりやすいのが、日本通信SIMの

「合理的シンプル290プラン」

です。

その名の通り、

月額290円で1GB

使えます。eSIMにも対応しています。

公式サイトでも用途として、

「電話番号を維持しておきたい」

とはっきり書かれています。

これはまさに今回の用途そのもの。

povoやmineoとの違いは、月290円ながら1GBのデータ通信が付いていることです。

たまにその回線自体でSNSを確認したり、外出先で通信したりするなら、こちらの方が使いやすいかもしれません。

初期手数料は3,300円です。

IIJmioは「番号維持だけ」だと少し割高

IIJmioも音声SIM・音声eSIMに対応しています。

ただし音声回線の最小プランは、

2GB・月850円

です。

SMSだけ使えるプランなら2GB・820円という選択肢もありますが、今回のように、

「電話番号をできるだけ安く維持したい」

という目的なら、povo・mineo・日本通信SIM・HISモバイルの方が候補になりやすそうです。

逆に、

「サブ回線として普通にネットも使う」

ならIIJmioも十分選択肢になります。

まとめ:結局どれが良さそう?

調べてみた感じ、用途によってかなり分かれます。

とにかく維持費を下げたいなら、

povo 2.0

がかなり強いです。

ただし180日間の条件があるので、トッピング購入を忘れない仕組みは必要。

一方、毎月少額を払って放置しておきたいなら、

mineo マイそく スーパーライト:250円/月

が面白いです。

そして、多少データ通信も使いたいなら、

日本通信SIM:290円/月・1GB

がかなり分かりやすい。

HISモバイルも、ほぼ通信しないなら月280円なので候補になります。

個人的には、

povo=最安維持
mineo=電話番号保管用
日本通信=番号+最低限のデータ通信

くらいの使い分けが分かりやすそうです。

電話番号の数だけスマホを買う必要はない

ここまでSIMサービスの紹介をしてきました。あくまでSIMは「回線の契約」なので、そのSIMの電話番号を使うにはスマホ実機が必要です。

「となると、SIMフリーの中古スマホ買わないとな…」と思ってたんですが、調べてみると勘違いでした。

そもそもSIMとは? SIM(Subscriber Identity Module)とは、電話番号や契約情報を記録したデータのことです。カード型の「物理SIM」のほか、端末内蔵チップにデータをダウンロードして使う「eSIM」があり、いずれもスマホに読み込ませて通信を行います。

例えば電話番号を5個持ちたいからといって、

スマホ実機を5台買う必要はなかったんです。

eSIM対応のiPhoneなら複数のeSIMプロファイルを保存できます。

Appleによると、対応iPhoneでは8つ以上のeSIMを保存でき、対応モデルではそのうち2つを同時に有効化できます。

つまり、

iPhone
├ メイン回線
├ povo A
├ povo B
├ povo C
└ povo D

のようにeSIMを保存して、必要なものを切り替えて使うことも可能です。

これは電話番号を複数管理するときにはかなり便利。

eSIMを切り替えてもiPhoneそのものが別端末になるわけではない

ということです。

電話番号を分けることと、

SNSを使う端末環境を分けること

は別問題です。

ここで前回紹介した「クラウドスマホ」の話につながります。

クラウドスマホと組み合わせるなら

例えば、

クラウドスマホA → SNSアカウントA
クラウドスマホB → SNSアカウントB

という環境を作っておき、

SMS認証が必要になったときだけ、

実スマホ
↓
povoなどのeSIM
↓
SMSコード受信
↓
クラウドスマホにコード入力

という使い方ができます。

つまり、

端末環境を管理するのがクラウドスマホ

で、

電話番号を管理するのがSIM/eSIM

ということですね。

この2つをごちゃ混ぜにして考えていたので、調べてみてようやく整理できました。

まとめ

SNSの複数アカウントを運用していると、

「端末をどう分ける?」

だけでなく、

「電話番号をどう維持する?」

という問題も出てきます。

今回調べてみると、電話番号だけなら意外と安く維持できることが分かりました。

特にpovoは基本料0円なので、SMS認証用のサブ番号を低コストで持ちたい場合にはかなり気になる存在です。

一方で、

「半年ごとの管理なんて絶対忘れる」

という私みたいなタイプなら😂、

月250円のmineoや月290円の日本通信SIMを固定費として払ってしまう方が楽かもしれません。

そして重要なのは、

電話番号を分けることと端末環境を分けることは別

ということ。

SNSの複数アカウントを管理するなら、

クラウドスマホ
SIM/eSIM
必要に応じてプロキシ

それぞれが何のために必要なのかを整理してから選んだ方がよさそうです。

もちろん、電話番号を複数用意すればSNSの規約違反を回避できるという話ではありません。

複数アカウントの可否や電話番号認証の仕様は各サービスによって異なるので、プラットフォーム側のルールを守った上で利用するのが前提です。

このあたり、調べれば調べるほど奥が深い……。

ではまた!

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