ダイソンのAIが自動でフロスする歯ブラシ(CameraJet)が気になって、ウォーターフロスと糸フロスの効果を調べました

そう
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@greyharbor 4本

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カメラが歯と歯の間を見つけて、0.1秒でマウスリンスを噴射する、ダイソンの歯ブラシ「CameraJet」が7万9800円で出ました。

これがあれば、糸のフロスはやめていいのか。

調べたことと、それでも分からずに次の検診で聞くつもりでいることを並べます。

7万9800円のダイソンの歯ブラシが、カメラで歯間を見つけて洗うそうです

ブラシの先に、10万画素のマクロレンズカメラが入っています。

毎秒28枚の画像をAIが解析して、歯と歯の間を見つける。

見つけてから100ミリ秒以内に、円すい状のジェットを噴射する。

磨いている間、これをずっと繰り返すそうです。

噴射されるのは水ではありません。

専用の低発泡マウスリンスで、本体のタンクに入れて使います。

ブラシ自体は毎秒245回振動して、ブラッシングは3モード。

磨くのと流すのは、同時にも別々にも使えるとのことでした。

Wi-Fiにつながっていて、アプリで口の中のライブ映像とクリーニングマップ、磨いた結果のレポートが見られます。

歯ブラシというより、測定器に近いものなのかもしれません。

本体は230gで、1回の充電で10日ほど持ちます。

開発には6年かかったそうです。

日本では2026年9月1日から買えるようになりました。

このリンクはAmazonアソシエイト・プログラムを利用しています。

仕様を読んでいて引っかかったのは、値段でも画素数でもありませんでした。

これがあれば、糸のフロスはやめていいのか。

そこが分からなかったので、調べることにしました。

水流フロスと糸フロスは、どちらが上という話ではなさそうでした

記事の画像

調べ始めてすぐ分かったのは、水流タイプ(ウォーターフロス)と糸のフロスを勝ち負けで並べている説明が、ほとんど見当たらないことでした。

米国歯科医師会(ADA)には、安全性と有効性を認めた製品に付けるSeal of Acceptanceという仕組みがあります。

これは糸のフロスにも付いていますし、水流タイプの製品にも付いています。

歯ぐきのラインと歯と歯の間のプラーク除去、それと歯肉炎の予防と軽減について認めた、という書かれ方でした。

ここは読み違えないようにしています。

Sealは製品ごとに出されるもので、「水流タイプという器具のカテゴリを認めた」という意味ではありません。

認定を取っている水流タイプの製品がある、というだけです。

そのうえで、歯科側の説明として繰り返し出てくるのは役割の違いでした。

歯と歯が接している面にへばりついた汚れの膜を物理的にこそげ落とすのは糸が得意で、歯周ポケットの中や矯正装置、インプラントの周りに残った食べかすを洗い流すのは水流が得意。

水流だけでは、貼りついた膜を剥がしきるところまでは届きにくい、という説明が多かったです。

こびりついた汚れをこすり落とすのと、隙間に入り込んだかすを洗い流すのとでは、そもそもやっていることが違う。

そう考えると、役割が分かれている理由が少し飲み込みやすくなりました。

どちらが上という話ではなく、落とせる汚れが違う道具として並んでいる。

私が読んだ範囲では、そういう整理でした。

歯と歯の間まで掃除している男性は、半分に届いていませんでした

そもそも、歯と歯の間まで掃除している人はどのくらいいるのか。

厚生労働省の令和6年歯科疾患実態調査を見ると、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間を清掃していると答えた人は54.2%でした。

男性は44.5%、女性は62.4%。

男性は半分に届いていません。

数字を見て、自分がどちら側だったか、まず考えました。

同じ調査で、4mm以上の歯周ポケットがある人は15歳以上の全体で47.8%。

年齢階級別に見ると、55歳以上ではどの階級も半数を超えていました。

調べていて気になったこともあります。

「日本人のフロス使用率は2割」という数字をあちこちで見かけたのですが、元になった公的な調査に行き当たりませんでした。

値も2割ちょうどだったり2割未満だったりとブレます。

実態調査で確かめられたのは、歯間ブラシを含めた54.2%のほうでした。

自分がどちら側にいるのかを確かめる材料として、数字はこのくらいで足りると思っています。

発売されたばかりのカメラジェットには、まだ比べられる材料がありません

では、このカメラ付きの歯ブラシはどうなのか。

ここで材料が途切れました。

これまで水流タイプについて積み重ねられてきた検証は、タンクの水を一定の水圧で当て続ける形の製品を対象にしたものです。

カメラで歯と歯の間を見つけて、そこへ100ミリ秒だけマウスリンスを撃つ方式は、当てるものも当て方も違います。

前者の結果をそのまま後者に当てはめていいとは思えませんでした。

かといって、新しい方式だから優れている、とも書けません。

売り出されたのは2026年9月1日で、作った会社以外による検証はまだ見当たらない。

効かないという話ではなく、比べるための材料がまだ揃っていない、というのが正確なところだと思います。

調べても決められなかったので、次の歯科検診で聞くことをメモにしました

記事の画像

ここまで調べて、自分の口に何が要るのかは決まりませんでした。

道具の性格は分かりました。

数字も見ました。

それでも「私の歯と歯の間は今どうなっているのか」が分からないままなので、どの道具が要るのかを判断できません。

私は医者ではないので、ここから先は自分では決めないことにしています。

代わりにやったのは、次の検診で歯科衛生士さんに聞くことを書き出すことでした。

  • 今の私の歯と歯の間は、糸のフロスが入る隙間なのか、歯間ブラシが要る幅なのか
  • 4mm以上のポケットがある場所はあるか。あるとしたら、どこか
  • 詰め物や被せ物の周りで、糸が引っかかったり切れたりする場所はあるか
  • 磨き残しが多いのはどこか。染め出しで見てもらうことはできるか
  • 水流タイプを足すとしたら、私の状態では糸の代わりになるのか。使うとしたら順番はどうなるのか

書き出してみて気づいたのは、どれも自分では答えを出せない質問だということでした。

裏を返せば、これを持っていけば聞き忘れずに済みます。

紙に書いて、財布に入れておきました。

道具を選ぶ前に、今の自分の状態を知りたくなりました

7万9800円を出すかどうかは、まだ決めていません。

先に検診を予約しました。

それまでは、今使っているものを変えないつもりです。

道具を増やしてから状態を見てもらうと、何がどう働いたのか分からなくなるので。

調べている間は、比較記事を読み進めれば答えが出ると思っていました。

実際に出てきたのは、自分の口の状態が分からないと選べない、という当たり前の結論です。

道具を比べるより、今の自分を知るほうが早い。

次の検診では、そこから聞いてみます。