ホテルの比較から決済まで、Google検索のAIモードだけで終わります

弾丸旅プラン@りの
弾丸旅プラン@りの

@rinotrip 6本

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金曜の夜、行き先だけ決まって、宿がまだ決まっていない。

ここから比較サイトを開いて、口コミを別のサイトで確認して、予約サイトに移って、ログインして、カード番号を打ち込みます。

この往復が、検索の画面から一度も出ずに終わる形になりました。

ただし今のところ、使えるのは米国の英語ユーザーだけです。

ホテルを1泊取るのに、画面を何枚またいでいるか数えてみます

弾丸旅で一番時間を食うのは、行き先を決めるところではありません。

宿を1軒に絞るところです。

いつもの流れを並べるとこうなります。

比較サイトで日付と人数を入れて価格順に並べる。

気になった宿の名前をコピーして、口コミを別のサイトで確認する。

良さそうなら予約サイトに移る。

会員登録かログインを済ませる。

部屋タイプを選ぶ。

カード情報を入れる。

画面を6枚またいでいます。

しかもこのあいだに、日付と人数と予算を最低3回は入れ直しています。

タブを戻ったら絞り込みがリセットされていて、無料朝食のチェックをもう一度入れ直す、あの数秒。

1回あたりは短いのに、私の場合は3軒くらい迷うので、宿を決めるだけで30分は使っています。

条件を伝えると、部屋を選んで払うところまで検索の中で進みます

会話の吹き出しから宿の候補カードが並び、部屋選びと決済まで点線1本でつながる旅のしおり風イラスト

2026年8月27日から、Google検索のAIモードでホテルの予約が順次使えるようになりました。

やることは、条件を普通の文で伝えるだけです。

「ダウンタウンの近くで、評価が高くて、朝食が無料で、1泊3万円くらいまで」。

こう書くと、条件に合う宿が写真と料金と口コミ付きで並びます。

ここまでは今の比較サイトでもできることですが、続きが違います。

気になった宿に出てくる「Continue on Google」を選ぶと、そのまま部屋タイプを選んで、キャンセルの条件を確認して、Google Payで払うところまで進みます。

予約サイトに移りません。

効いてくるのは、条件を言い直さなくていいところです。

「やっぱりもう少し駅に近いところ」「朝食はなくていいから安いほう」と、会話の続きで絞り込みを変えられます。

チェックボックスを外して、検索し直して、また並べ替える、が消えるわけです。

補足しておくと、AIが勝手に予約を取ってくれるわけではありません。

部屋を選ぶのも、キャンセル条件を読むのも、決済を承認するのも人間側です。

自動で動いているのは、候補を集めて条件と突き合わせる裏側の部分だけです。

予約を持っているのはGoogleではなく、ホテルか予約サイトのほうです

予約確認の封筒とルームキーがホテル側のカウンターに置かれ、検索画面とは点線で結ばれたステッカー風イラスト

画面はGoogleでも、部屋を売っているのはGoogleではありません。

売り手として立つのはホテル本体か、その宿を扱っている予約サイトのほうです。

確認メールが届くのもそちらからですし、日程を変えたいときも、キャンセルしたいときも、当日なにか行き違いがあったときも、連絡先はそちらになります。

ここを勘違いすると、困ったときに開く窓口を間違えます。

参画しているのは今のところこの10社です。

種別
参画している会社
予約サイト
Booking.com、Expedia、Hotels.com、Priceline、Trip.com
ホテルチェーン
ヒルトン、マリオット、IHG、チョイスホテルズ、ウィンダム

名前を見ればわかるとおり、大手だけです。

裏を返すと、この10社が在庫を持っていない宿は候補に出てきません。

個人経営のペンションや、部屋数の少ない宿は、今のところ会話の中に登場しないことになります。

弾丸旅で泊まりたい宿がまさにそういう1軒だったりするので、ここは期待しすぎないほうがいいところです。

ポイントもクーポンも、この画面では使えません

旅慣れている人ほど引っかかるのが、ここです。

この決済の流れでは、割引コードを入れられません。

貯めたポイントも使えません。

会員番号を紐づけることもできません。

そのうえで面白いのが、AIモードはマイルやポイントで払った場合の価格を表示できるという点です。

いくらで泊まれるかは見えるのに、その場では使えない。

つまり、マリオットの会員資格で無料朝食や部屋のアップグレードを狙う予約は、これまでどおり公式サイトで取ったほうがいいということです。

逆にこの機能が強いのは、価格と立地と口コミだけで決めきれる宿です。

土日の1泊、夜遅く着いて朝は早く出る、寝られればいいけど駅からは近いほうがいい。

弾丸旅の宿選びはだいたいこちら側なので、ポイントを諦める代わりに往復が消えるのは、割の良い交換だと思っています。

手に入るのは時間で、手放すのはポイントとクーポン。

この線引きを先に知っておくと、日本で使えるようになったときに迷いません。

今使えるのは米国の英語ユーザーで、Google Payに米国の住所が要ります

条件を正確に書いておきます。

Googleアカウントにログインしていること、Google Payに有効な支払い方法が登録されていること、そしてGoogle Payに米国の住所が登録されていること。

住所の条件が入っているのが厄介で、旅行中に米国にいても、日本のアカウントのままでは通りません。

言語設定を英語に変えれば使える、という類の話ではないわけです。

ややこしいのは、日本語のヘルプが先に用意されていることです。

「AI モードでホテルを予約する」という日本語のページが、検索するとちゃんと出てきます。

出てくるのに、そこに書かれている条件を満たせない。

航空券のほうも触れておくと、こちらはまだ予約まで進みません。

価格の追跡は180以上の国と地域で使えるようになっていますし、マイルやポイントでの価格表示は国を問わず開放されています。

でも実際に買うときは、今までどおり航空会社か予約サイトの画面に移ります。

決済まで通ったのはホテルが先、ということです。

日本に来たときに備えて、条件の伝え方だけ先に決めておきます

待っているあいだにできることが1つあります。

宿を選ぶときの条件を、自分の言葉にしておくことです。

今は比較サイトのチェックボックスで絞り込んでいるので、条件が言葉になっていません。

無料朝食のチェックを入れたり外したりしているうちに、自分が何を優先していたのか見失います。

会話で伝える形式だと、そうはいきません。

優先順位を自分で決めないと、候補が絞れないからです。

私が毎回使っているのはこの3行です。

  • 駅から徒歩10分以内
  • 1泊1万円まで
  • チェックインが22時を過ぎても大丈夫

弾丸旅は到着が夜になるので、最後の1行が実は一番効きます。

そしてこれ、比較サイトの絞り込み項目にないことが多くて、結局は口コミを開いて確認していた条件です。

画面が6枚から1枚になる話に聞こえますが、本当に消えるのは枚数のほうではありません。

移動するたびに条件を入れ直す作業のほうです。

次に宿を探すときは、絞り込みを触る前にこの3行を書き出してみてください。

今の比較サイトのままでも、迷う時間がはっきり短くなります。