整えれば整えるほど、AIっぽさが増していく気がしませんか。
2026年の海外AI写真トレンドで伸びているのは、その逆をいく「わざと下手に見せる」加工です。
全部コピペで試せるプロンプト付きで、6パターンまとめました。
完璧に整った加工に、そろそろ飽きられている理由
AI画像生成のクオリティは、この数年で誰でも一瞬で高精細な1枚を作れるレベルまで上がりました。
その結果、「整いすぎている」こと自体が「AIっぽい」の合図になってしまっています。
せっかく丁寧に仕上げたのに「AIっぽいね」と言われてモヤッとした経験、心当たりがある人も多いはずです。
フィルムの傷や粒状感、色あせ、ピンボケ、被写体ブレ、光漏れといった不完全さをあえて足し込む動きについて、海外の写真専門メディアFstoppersは、ジャンルを問わず同時多発的に起きている一過性ではない潮流だと位置づけました。
本物らしさは、もう技術の高さではなく、偶然性の中にしかありません。
1. フィルムグレインと光漏れ、わざと粒子とにじみを足すヴィンテージ加工
粒状のフィルムグレイン、フレームの端ににじむ光漏れ、わずかな色あせ。
この3つを足すだけで、スマホで撮った1枚が「誰かが実際にフィルムカメラで撮った」ような質感に変わります。
この写真にフィルムグレインを足して、フレームの端に淡い光漏れを入れて。色は少しあせさせて、完璧すぎない質感に仕上げて。整いすぎた加工より保存されやすいのは、この「作った感のなさ」があるからです。
2. ミニミー風デフォルメ、隣にちいさい自分を置いて見せる加工
実写の自分の隣に、同じ服装とポーズをした「ミニ版自分」を並べる加工です。
目を大きくデフォルメしたカートゥーン調の小さいキャラクターを添えるだけで、1枚の写真が急に愛嬌のある投稿に変わります。
2025年後半からインスタとTikTokで広がり、主にChatGPTの画像生成で作られているトレンドです。
この写真の私の隣に、同じ服装とポーズをした、目を大きくデフォルメしたミニチュア版の私を並べて描いて。カートゥーン調で、実写の私と自然に並ぶ構図にして。コメント欄に「かわいい」が集まりやすいのは、この一手間のギャップのおかげです。
3. 3Dスクラップブック風コラージュ、手貼り感のある写真まとめ
何枚かの写真を1枚にまとめる、手貼り感のあるコラージュ加工です。
ちぎれた紙の縁、マスキングテープ、少し色あせたヴィンテージ調のシール、重なり合うように並んだプリント写真。
デジタルで作ったとは思えない、手作業でスクラップブックに貼ったような仕上がりになります。
これらの写真を、ちぎれた紙の縁とマスキングテープで貼り合わせたスクラップブック風のコラージュにして。ヴィンテージ調のシールを添えて、写真同士は少し重なるように配置して。旅行やイベントで枚数が増えすぎた写真も、これなら1つの作品としてまとめて投稿できます。
4. 美容コンサル風レイアウト、複数のヘアスタイルを並べて見せる加工
同じ顔・同じ角度のまま、髪型だけを何パターンも並べて見せるレイアウトです。
カーテンバング、シャグカット、ウルフカット、ショートボブなど、9パターンほどを1枚のグリッドにまとめる形が定番になっています。
まるで美容室でスタイルを提案されているときのカタログのような見た目です。
この写真の顔、ポーズ、服装、背景は変えずに、髪型だけを変えたパターンを9つ並べたグリッド画像にして。カーテンバング、シャグカット、ウルフカット、ショートボブなど、それぞれ違うスタイルにして。美容室に行く前に、自分の顔でどのスタイルが似合うか比べられるのがこの加工の強みです。
5. 防犯カメラ風CCTV加工、コーデ投稿を偶然の1枚に見せる
OOTD(今日のコーデ)投稿を、街中の防犯カメラにたまたま映り込んだかのように加工するトレンドです。
白黒か、うっすら青みがかったモニター調の色味。
粒子感とスキャンライン、隅に入るタイムスタンプとRECマーク、見切れた高めのアングル。
狙って撮った1枚ではなく、通りすがりに偶然写った1枚に見せるのがポイントです。
この写真を、天井近くに設置された防犯カメラにたまたま映り込んだような加工にして。白黒か、うっすら青みがかったモニター調の色味にして、粒子感とスキャンラインを足して、隅にタイムスタンプとRECマークを入れて。見切れた高めのアングルの構図にして。「盛ってない」を通り越して「盛るつもりがそもそもなかった」に見えるので、コーデ投稿につきものの作り込み感がきれいに消えます。
6. パパラッチ風フラッシュ写真、グリッターとシルバーで作るY2Kヴァイブ
直射フラッシュでツヤっと光る肌に、グリッターとシルバーのアクセサリーを合わせた、パパラッチに撮られた瞬間のような加工です。
ナイトライフっぽい背景と組み合わせることで、90年代からY2Kにかけてのリバイバルムードがそのまま1枚に出ます。
この写真を、パパラッチが直射フラッシュで撮ったような加工にして。肌はツヤっと光らせて、グリッターとシルバーのアクセサリーを目立たせて、背景は夜のナイトライフ風にして。いつもの1枚が「パパラッチに撮られた瞬間」に見えるだけで、ナイトアウトの投稿がひときわ目を引きます。
下手に見せすぎると、ただの雑な写真になる境界線
6パターンに共通するコツがひとつあります。
粒子感、にじみ、白飛び、スキャンラインのような質感の加工は、思いきって強くかけて大丈夫です。
触ってはいけないのは、その1枚が何の場面かという情報のほうです。
誰が写っているか、どんな服を着ているか、どんな瞬間かが読み取れなくなった時点で、狙った演出ではなくただの失敗写真に切り替わります。
強さを上げるときは質感側だけを動かして、情報側は最後まで残します。
この線引きを覚えておくと、どのパターンでも失敗しにくくなります。
6パターンから1つ選んで、今日の投稿で試してみて
6つ全部を一気に試す必要はないです。
1と6はガラッと世界観を変えたい人向け、3と4は保存されやすいカルーセル向き、2と5はいつもの1枚に軽く一手間加えたい人向けです。
今の投稿ネタに合いそうな1つを選んで、まず1枚作ってみてください。
整えすぎた1枚より、ちょっと崩れた1枚のほうが指を止めます。
今はそういう時代です。








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