お迎えのあと、冷蔵庫を開けたまま数十秒固まる日があります。
中身は見えているのに、そこから夕飯の形が出てきません。
献立を考えるのをやめて、見えているものをそのまま打ち込むようにしたら、1週間分の献立と買い物リストがまとめて返ってくるようになりました。
冷蔵庫の中身は、どこまで伝えればいいのか。
伝え方は、冷蔵庫の棚ごとに区切るのがいちばん早いです。
肉、魚、野菜、卵や豆腐などの日配品、冷凍庫。
この5ブロックに分けて、見えているものを並べます。
量は「豚こま200g」と書ければ書く、分からなければ「豚こま少し」で通じます。
それよりも、調味料が一通りあるかどうかと、何人分がいるかを最初に一度だけ伝えておくほうが大事です。
ここが抜けていると、家にない調味料を前提にしたレシピが返ってきて、結局その日は作れません。
毎回ゼロから説明する必要はありません。
最初のやりとりで家族構成と調理時間の上限を伝えておけば、次からは中身を並べるだけで通じます。
私はスマホのChatGPTアプリで使っていますが、同じ文面なら他のAIチャットでもだいたい同じように返ってきます。
ここまで決めておけば、あとは冷蔵庫の状態に合わせて聞き方を変えるだけです。
冷蔵庫の状態別、献立を頼むときの5つの聞き方
「何か作って」とだけ送ると、家にない食材のレシピが返ってきます。
状況を数行足すかどうかで、その日に使えるかどうかが決まります。
1. 残り物しかない日、今夜だけ乗り切りたいとき
買い物に行けないまま帰ってきた日です。
1週間分を考えている余裕はないので、今夜1食だけに絞って聞きます。
冷蔵庫にあるのは、豚こま200g、にんじん1本、玉ねぎ2個、卵4個、豆腐1丁です。
調味料は基本のものが一通りあります。
今夜これだけで作れる夕飯を3案ください。
・調理時間は20分以内
・2歳と5歳が取り分けできる味つけにして、大人用に後から足す調味料を書く
・買い足しはなし効くのは最後の「買い足しはなし」です。
この1行がないと、あと1品だけ買ってくる前提の案が混ざってきます。
2. まとめ買いのあと、1週間分の献立を組みたいとき
週末に買い込んだ日です。
ここで5日分を決めておくと、平日の夕方に考える工程が丸ごと消えます。
週末に買ってきたものです。
肉:鶏もも2枚、豚こま400g、ひき肉300g
魚:鮭の切り身4切れ
野菜:キャベツ1玉、にんじん3本、玉ねぎ4個、じゃがいも5個、ピーマン1袋
その他:卵10個、豆腐2丁、納豆3パック
月曜から金曜までの夕飯を組んでください。
・傷みやすい食材から先に使う順番にする
・平日の調理時間は1日20分以内
・金曜は残ったものの使い切りにする
・足りない食材があれば、最後に買い物リストとしてまとめる「傷みやすい食材から先に」は必ず入れます。
順番を指定しないと、金曜日にひき肉を使う献立が平気で出てきます。
3. 野菜だけ余っていて、買い物リストだけ先に欲しいとき
献立はあとで見ればいい、今はスーパーに寄る前の3分しかない、という場面です。
レシピの説明を省かせるのがポイントになります。
野菜室に、にんじん2本、キャベツ半玉、ピーマン4個が残っています。
これを使い切る前提で、あと3日分の夕飯を考えてください。
献立の説明はいりません。買い足すものだけを、数量つきのリストで出してください。「説明はいりません」を入れると、スマホの画面ひとつに収まる短さで返ってきます。
子どもを抱えたまま片手でスクロールする必要がなくなります。
4. 保育園の給食とかぶらない献立にしたいとき
お昼に魚を食べてきた日に、夕飯も焼き鮭を出してしまったことがありました。
園から配られる献立表を先に渡しておくと、これが起きなくなります。
これは保育園の今週の給食の献立表です。(写真を貼る、または主なメニューを打ち込む)
この内容と、メインの食材と調理法がかぶらないように、平日5日分の夕飯を考えてください。
・冷蔵庫にあるのは、鶏もも2枚、豚こま300g、卵6個、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも
・給食で魚が出た日は、夕飯は肉にする
・給食でカレーが出た日は、夕飯は煮込み以外にする献立表は写真を撮って送るのがいちばん早いです。
文字が細かくて読み取れないときは、主菜の名前だけ5日分打ち込めば同じように動きます。
5. 発熱でお迎えになった日、使い切りで乗り切りたいとき
呼び出しの電話が鳴った時点で、その週の段取りは崩れます。
買い物に出られない数日を、家にあるものだけで渡り切るための聞き方です。
子どもが発熱して、数日は買い物に出られません。
冷蔵庫と冷凍庫にあるのは、鶏もも1枚、冷凍うどん3玉、卵6個、にんじん、じゃがいも、長ねぎ、豆腐1丁です。
この中だけで3日分の食事を組んでください。
・大人の夕飯と、子ども用にやわらかくしたものを分けて書く
・1回の調理時間は15分以内、途中で手が離せなくなっても戻れる手順にする
・傷みやすいものから使う順番にする体調が悪いときに何を食べさせるかは、園や病院で言われたことが最優先です。
AIに任せるのは段取りのほうだけにしています。
買い物リストを売り場別にすると、何が変わるか。
買い物リストが出てきたら、そこでもうひと言だけ足しています。
さっきの買い物リストを、スーパーの売り場ごとに並べ替えてください。
青果、精肉、鮮魚、日配品、乾物と調味料、冷凍食品の順でお願いします。食材の名前順に並んだリストだと、店内を行ったり来たりすることになります。
子どもがカートに乗っていてくれる時間は、そんなに長くありません。
売り場順に並んでいれば入口から奥へ一方通行で歩き切れるので、レジに着くまでが短くなります。
ついでに「冷蔵と冷凍のものは最後に取る順番にして」と足しておくと、夏場に溶ける心配も減ります。
献立を考える時間がゼロになって、夕方に戻ってきたもの
時短のつもりで始めましたが、実際に減ったのは調理の時間ではありませんでした。
冷蔵庫の前で立ち止まっている時間と、寝る前に明日の夕飯を思い出して気が重くなる時間です。
決める工程を外に出すと、その分がそのまま余ります。
寝かしつけのあとの10分で来週の夕飯が決まっていると、金曜の夜に「明日どうしよう」が来ません。
全部やらなくて大丈夫です。
まずは残り物の日の聞き方だけ、今夜の冷蔵庫にあるものを並べて3案もらってみてください。


コメント
ログイン か 会員登録 するとコメントできます