「自由研究、何にする」と聞いても「わかんない」しか返ってこないまま、8月も後半に入りました。
テーマさえ決まればあとは進むのに、その最初の1個が出てこない。
実はここ、親が一人で考え込まなくても、10文字ぶんの言葉を渡すだけでAIが候補を出してくれます。
「決まらない」の正体は、選択肢が多すぎることです
「自由研究 テーマ 小学生」で調べると、何十個も並んだ一覧がいくつも出てきます。
情報が足りないのではなくて、多すぎて選べない。
その一覧をそのまま子どもに見せても、たいてい「どれでもいい」で終わります。
100個の中から1個を選ぶのは、大人でもしんどい作業です。
必要なのは候補を増やすことではなく、子どもの興味を軸にして数個まで絞ること。
そしてこの絞り込みは、子どもの好きなものを短い言葉にできさえすれば、AIのほうがずっと速く済ませてくれます。
10文字入れるだけで、テーマの候補が返ってきます
東京都が2026年7月10日に、東京都こどもホームページの新しいコンテンツとして「東京こども自由研究ラボ」を公開しました。
小学生と一緒に作ったそうで、自由研究のテーマが約130個ぶん載っています。
使い方は拍子抜けするほど短いです。
ページのロボットのイラストを押して、興味のあるキーワードを10文字以内で入力し、「ロボットに分析をお願いする!」を押す。
それだけで、載っているテーマの中から関連しそうなものと、調べるための情報のリンクが並びます。
交通や河川といったカテゴリーの一覧から探すこともできますし、会員登録もいりません。
ここで効いているのは、実は10文字以内という制限のほうだと思っています。
AIに相談しようとすると、つい「小学2年生の子どもが夏休みの自由研究で……」と長い文章を組み立てようとして、書き終わる前に呼ばれて終わる。
10文字しか入らないなら、迷いようがありません。
5歳の「なんで」を10文字にして入れてみました
うちの上の子は年長なので、自由研究の宿題はまだ来ていません。
来年から始まるのは分かっているので、道具の下見のつもりで一緒に開きました。
やったのは、最近しつこく聞いてくることを10文字以内に切って、本人に打たせるだけです。
「でんしゃ」「エレベーター」「だんごむし」の3つを順番に試しました。
「でんしゃ」はきれいにハマりました。
関連するテーマと、そこから調べに行けるリンクが並んで、5歳が画面を指さして「これ」と言った。
一方で「だんごむし」はうまく噛み合いません。
載っている約130テーマが東京のまちや都の仕事に関するものなので、生き物そのものへの興味とはズレるからです。
面白かったのは、返ってきた中身より子どもの反応のほうでした。
自分で打った言葉から出てきた候補だと、選ぶ気になる。
私が一覧から見つけて「これは?」と見せたときの「べつに」とは、態度がはっきり違いました。
小学生の自由研究でも、入り口はここと同じだと思います。
東京に住んでいなくても、同じやり方は使えます
ページ自体は誰でも開けます。
ただ、返ってくるテーマの中身が東京のまちと都の仕事に寄っているので、都外に住んでいる子がそのまま使うと、自分の生活と結びつかないテーマばかりが並びます。
なので都外なら、借りるのは道具ではなく「10文字で相談する」やり方のほうです。
ChatGPTでもGeminiでも、普段使っているAIのチャットに、住んでいる市や町の名前と、子どもの好きなことを10文字くらいでくっつけて送る。
「〇〇市 だんごむし」「〇〇町 川の生き物」、それだけです。
長いプロンプトを書こうとすると手が止まりますが、10文字だけと決めておくと送れます。
返ってきた候補が難しすぎたら、あとから一言だけ足します。
「小学2年生。家にあるものだけで」。
これで一気に、今週中に手が届く候補まで下りてきます。
テーマが決まった後こそ、10文字の相談が効きます
テーマが決まっても、材料集めとまとめ方が残っています。
ここでまとまった1時間を取ろうとすると、結局その1時間が来ないまま8月が終わります。
東京こども自由研究ラボには、研究の準備や進め方、資料のまとめ方のページも用意されています。
テーマを決めたその流れで開けるので、次に何をするかを親が考えなくて済みます。
汎用のAIチャットでやるなら、ここも短いまま小分けにします。
「材料 家にある?」「模造紙 わりつけ」。
お迎えの待ち時間に1個、寝かしつけのあとに1個で、じゅうぶん前に進みます。
1回で全部決めようとしないのが、細切れ時間しかない家で最後まで続くコツでした。
今日ぶんのゴールは、候補を3つ出すところまでです
自由研究を今日中に完成させようとすると重すぎますが、候補を3つ出すだけなら5分で終わります。
そして3つまで絞れていれば、そこから選ぶのは子どもの仕事にできます。
うちの場合、私が選んだテーマは途中で止まりました。
本人が指さしたテーマは、翌日も自分から話していました。
決めるところだけ渡してしまったほうが、結果的に親の手数は減ります。
今日の帰り道に、「今日いちばん気になったのは何だった」と聞いてみてください。
返ってきた言葉をそのまま10文字に切って送るところから、テーマ探しは始められます。



💬 コメント
ログイン か 会員登録 するとコメントできます