起業は孤独だ。
「このアイデア、いけるかな?」を相談できる人がいない。事業計画書を書いても、読んでくれる人がいない。ピッチの練習をしたいけど、投資家の前でぶっつけ本番になる。
相談しても「いいんじゃない?」としか言ってくれない友人。「リスクが高い」としか言わない家族。欲しいのは、具体的に「ここが弱い」「こうした方がいい」と言ってくれる壁打ち相手。
AIに「起業しろ」とも「やめろ」とも言えない。市場の空気を読むことも、投資家との信頼関係を築くことも、人にしかできない。
でも「アイデアの検証」「事業計画の構成」「ピッチの準備」なら、24時間いつでも壁打ちできる。
アイデアを検証する
このアイデア、いける?を客観的に見る
「いいアイデアだ」と思っているのは自分だけかもしれない。
以下のビジネスアイデアを、厳しめに評価してほしい。
■ アイデア: [概要]
■ 解決する課題: [課題]
■ ターゲット: [誰向け]
■ 収益モデル: [どう稼ぐか]
以下を出して:
- 良いところ(可能性があるポイント)
- 危ないところ(失敗する可能性が高い理由)
- 競合はいるか(似たサービスがあるか)
- 「お金を払ってでも解決したい」課題か
- 検証すべきこと(最初にやること3つ)
- このアイデアを磨くための方向性
友達じゃなくて、メンターとして率直に。ペルソナを「妄想」から「仮説」にする
「ターゲットは30代サラリーマン」は広すぎる。
以下の事業のペルソナを作ってほしい。ただし「理想の顧客」ではなく「実在しそうな人」で。
■ 事業内容: [内容]
■ 解決する課題: [課題]
以下を出して:
- ペルソナ3パターン(年齢、職業、年収、家族構成)
- 各ペルソナの「1日の流れ」(どこで困っているか)
- 「お金を払ってでも解決したい」瞬間
- どこでこのサービスを知るか
- 一番最初に狙うべきペルソナとその理由
「こういう人、いるいる」と思えるリアルなペルソナで。事業計画を作る
事業計画書の構成を先に固める
100ページ書く前に、「何を伝えるか」を決める。
以下の事業計画書の構成を作ってほしい。
■ 事業内容: [内容]
■ 目的: [資金調達/融資申請/補助金/自社の指針など]
■ 読み手: [投資家/銀行/審査員/共同創業者など]
以下を出して:
- 章立て(各章で伝えることを一言で)
- 各章に入れるべき内容
- 読み手が「ここを見る」ポイント
- 数字で示すべきところ
- 「この計画書の一番の売りはここ」のアドバイス
読み手が10分で全体像を把握できる構成で。収支計画を「希望的観測」にしない
「3年で黒字」の根拠がないと、誰も信じない。
以下の事業の収支計画を壁打ちさせてほしい。
■ 事業内容: [内容]
■ 初期投資: [金額]
■ 売上の根拠: [どう計算したか]
■ 主なコスト: [固定費/変動費]
以下を出して:
- この売上予測の「甘いところ」(突っ込みどころ)
- もっと現実的な数字の出し方
- 損益分岐点の計算の考え方
- 最悪のシナリオ(売上が半分のとき、いつまで持つか)
- 投資家/銀行が見るポイント
楽観的すぎない、でも悲観的すぎない計画で。資金を調達する
ピッチ資料の構成を作る
5分で投資家の心を動かす。
以下の事業のピッチ資料の構成を作ってほしい。
■ 事業内容: [内容]
■ 調達目標: [金額]
■ 投資家: [VC/エンジェル/CVC/銀行など]
■ ステージ: [プレシード/シード/シリーズAなど]
以下を出して:
- スライド構成(10枚以内。各スライドで伝えることを一言)
- 「この1枚で決まる」キラースライド
- 投資家が必ず聞く質問(5つ)とその回答方針
- やりがちな失敗(「こう言うと逆効果」3つ)
「もう少し聞かせてください」と言わせるピッチで。補助金申請書の「書き方のコツ」
お金はあるのに、書き方がわからなくて申請しない人が多い。
以下の補助金申請のポイントを教えてほしい。
■ 補助金名: [名前、わかれば]
■ 事業内容: [内容]
■ 申請者: [個人事業主/法人/NPOなど]
以下を出して:
- 審査員が見ているポイント(3つ)
- 「通りやすい」書き方のコツ
- 「落ちやすい」書き方の特徴
- 事業の社会的意義の伝え方
- 数字の見せ方(効果をどう定量化するか)
「この事業には投資する価値がある」と思わせる申請書で。プロダクトを作る
MVPを「最小限」に絞る
全部作りたい気持ちはわかる。でもまず、最小限で市場に出す。
以下の事業のMVPを一緒に設計してほしい。
■ 事業内容: [内容]
■ 検証したい仮説: [何を確かめたいか]
■ 使えるリソース: [時間○ヶ月、予算○万円、エンジニア○人]
以下を出して:
- MVPに「入れる」機能
- MVPに「入れない」機能(なぜ入れないか)
- 検証の方法(何人に使ってもらって、何を見るか)
- 成功の基準(この数字が出たらGo)
- MVP後の次のステップ
「最小限」の定義を間違えないように。最初の10人をどう集めるか
プロダクトがある。でもユーザーがいない。
以下の事業の初期顧客獲得方法を壁打ちさせてほしい。
■ 事業内容: [内容]
■ ターゲット: [誰]
■ 予算: [ほぼゼロ/少額/ある程度あり]
■ 現在の状況: [まだゼロ/数人はいる/知り合いだけ]
以下を出して:
- 最初の10人を見つける場所(具体的に)
- アプローチの仕方(メール/DM/対面、何を言うか)
- 無料で使ってもらうか、最初から課金するか
- フィードバックの集め方
- 10人が100人になるまでの道筋
広告を打つ前に、まず10人に届ける方法で。ピボットすべきか、続けるべきか
一番つらい判断。
ピボット(方向転換)すべきかどうか、一緒に考えてほしい。
■ 現在の事業: [内容]
■ 現在の数字: [ユーザー数/売上/継続率など]
■ 感じている課題: [何がうまくいっていないか]
■ 検討している方向転換: [あれば]
以下を出して:
- 「続けるべき」サイン(3つ)
- 「ピボットすべき」サイン(3つ)
- 今回のケースの判断材料
- ピボットするならどの方向性が良さそうか
- 判断を先延ばしにするリスク
正解はない。でも「考える材料」は出せる。起業でAIを使うときの3つの注意
- 事業の機密情報は入れすぎない ― 具体的な技術的優位性や未公開の戦略はNG。「SaaS、HR領域、シード期」程度の抽象度で
- AIの分析は「仮説」であって「正解」ではない ― 市場規模も競合分析も、AIの推測を鵜呑みにしない。自分の足で確かめる
- 壁打ちは24時間できても、行動するのは自分 ― AIと話して「整理できた気」になるのが一番危険。壁打ちの後は、必ず1つアクションを決める
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