サムネイル

英語メールに30分かけて、結局Google翻訳に戻る ― 翻訳・英語対応のAI活用プロンプト

なごみ
なごみ

2026/03/10

  • 0

英語で仕事をしている人なら覚えがあるはず。海外のクライアントからメールが来て、読むのに10分、返信の下書きに30分。「この表現で失礼にならないかな」と悩んで、結局Google翻訳とDeepLを行ったり来たり。会議の前日は英語のフレーズ集をスマホで必死に復習して、でも本番では頭が真っ白になる。

AIに語学力は身につかない。ネイティブの微妙なニュアンスを100%理解する力も、相手の表情を見ながら言葉を選ぶ判断力も、人にしかできない。でも「日本語を自然な英語に変換する」「ビジネスメールの型をつくる」「会議で使えるフレーズを場面別に出す」なら、日々の英語対応の時間を大幅に短縮できる。

ここでは、翻訳から英文作成、会議対応まで使えるプロンプトを10個まとめた。

日本語を英語にする

「直訳っぽい英語」から脱出するためのプロンプト。用途とトーンを指定するのがコツ。

自然な英語に翻訳する

Google翻訳に「お世話になっております」を突っ込んだ経験がある人へ。場面に合った自然な英語を出す。

以下の日本語を、自然な英語に翻訳してください。

日本語:
[日本語の文章を貼り付け]

用途: [ビジネスメール/Webサイト/プレゼン資料/カジュアルなチャットなど]
読み手: [英語ネイティブ/非ネイティブ]
トーン: [フォーマル/カジュアル/丁寧]

英語訳に加えて、別の表現パターンがあれば1つ添えてください。
ニュアンスの違いや注意点も教えてください。

英語のビジネスメールを書く

件名・書き出し・結びまで、丸ごとつくれる。あとは固有名詞を入れ替えるだけ。

以下の内容を英語のビジネスメールにしてください。

伝えたいこと: [メールの目的・内容]
相手: [役職や関係性]
場面: [依頼/お礼/謝罪/確認/フォローアップなど]

以下の形式で出力してほしい:
- Subject(件名)
- 本文
- 結びの言葉
- 表現のポイント(なぜこの言い回しにしたか)
- 自分の状況に合わせて書き換えるべき箇所

プレゼン資料を英語にする

スライドの英訳は、文章の翻訳とは違う。短く・力強く・聴衆に響く表現が求められる。

以下のプレゼン資料の内容を英語にしてください。

日本語の内容:
[スライドのテキストや原稿を貼り付け]

発表の場面: [社内報告/クライアント向け/国際カンファレンスなど]
聴衆: [英語ネイティブ中心/非ネイティブ混在]

英語訳に加えて、以下も教えてください:
- 強調すべき表現とその理由
- 日本語のまま使わないほうがいい表現
- プレゼンで発音しにくい単語があればその代替

英語を日本語にする

「英語は読めるけど、日本語に直すと不自然になる」問題を解消する。

自然な日本語に翻訳する

英文レポートや海外記事を、社内で共有できるレベルの日本語にする。

以下の英語を、自然な日本語に翻訳してください。

英語:
[英語の文章を貼り付け]

用途: [社内共有/Webサイト掲載/報告書など]
読み手: [専門家/一般のビジネスパーソン]
トーン: [ビジネス文書/カジュアル]

日本語訳と、専門用語があればその説明を添えてください。
意訳した部分は、なぜそう訳したかを補足してください。

技術文書を翻訳する

IT、製造、医療など、専門用語が飛び交う文書の翻訳。業界の慣例に沿った訳語を選ぶのがポイント。

以下の技術文書を日本語に翻訳してください。

英語:
[英語の文章を貼り付け]

分野: [IT/製造/医療/金融など]
読み手: [技術者/一般のビジネスパーソン]

以下を出力してほしい:
- 日本語訳
- 専門用語の対訳リスト
- 意訳した箇所とその理由

英文を書く・直す

自分で書いた英語を「ネイティブチェック」にかける感覚で使える。

英文を添削してもらう

文法ミスだけでなく、「不自然さ」まで指摘してもらう。修正理由つきなので英語力の向上にもつながる。

以下の英文を添削してください。

英文:
[英文を貼り付け]

チェックしてほしい観点:
- 文法の正確さ
- 表現の自然さ
- トーンの適切さ
- わかりやすさ

修正後の英文と、主な修正点・修正理由を出力してください。
良かった点があれば、それも教えてください。

英語の言い換え表現を出す

同じ表現の繰り返しを避けたいとき、場面に合ったバリエーションを出してもらう。

以下の英語表現の言い換えを5つ出してください。

表現: [言い換えたい英語表現]
使う場面: [メール/会議/プレゼン/チャットなど]
トーン: [フォーマル/カジュアル]

各言い換えに、ニュアンスの違いを一言添えてください。

会議・交渉で使う

リアルタイムの英語が一番ハードルが高い。事前に「型」を持っておくだけで、だいぶ楽になる。

英語会議で使えるフレーズを準備する

「I think...」しか出てこない問題を解決する。場面別に使えるフレーズを仕込んでおく。

以下の場面で使える英語フレーズを教えてください。

会議の種類: [定例/ブレスト/進捗報告/意思決定など]
発言したい場面: [意見を言う/質問する/賛成する/反対する/まとめるなど]

以下を出力してほしい:
- 使えるフレーズ(5つ)と使い方の例
- それぞれのフォーマル度
- 相手からの返答として想定される表現
- 避けたほうがいい表現とその理由

ビデオ会議・電話の定番フレーズ

聞き取れなかったとき、接続が悪いとき、話を切り上げたいとき。困る場面の「型」を持っておく。

英語のビデオ会議・電話で使えるフレーズを、以下の場面ごとに3つずつ教えてください。

場面:
- 電話/会議を始めるとき
- 相手の発言が聞き取れなかったとき
- 内容を確認・復唱するとき
- 会議を終える/電話を切るとき

各フレーズに、カジュアル度の目安(★1〜3)もつけてください。

英語で交渉するときの表現

価格交渉、条件交渉、契約調整。相手との関係を壊さずに自分の主張を通す表現を準備する。

以下の交渉場面で使う英語表現を教えてください。

交渉内容: [価格/納期/条件/契約内容など]
自分の立場: [売り手/買い手/提案者など]
相手との関係: [新規/既存/長期パートナーなど]

以下を出力してほしい:
- 切り出すときの表現
- 自分の主張を伝える表現
- 譲歩するときの表現
- 合意に持ち込む表現
- 交渉が難航したとき、関係を壊さず保留にする表現

翻訳・英語でAIを使うときの3つの注意点

  1. 機密情報・個人情報は入れない ― 契約書の具体的な金額や取引先名は伏せるか、仮の情報に置き換えてからAIに渡す。
  2. AIの出力はたたき台。最終チェックは自分 ― 特にビジネスメールや契約関連は、トーンやニュアンスを自分の目で確認してから送る。
  3. 浮いた時間をコミュニケーションの質に使う ― 翻訳にかかる時間が減った分、相手の文化や背景を理解する時間、関係構築に使う時間を増やす。

会員登録して機能を使おう

この機能を利用するには、無料の会員登録が必要です。
お気に入りの記事を保存して、あとで読み返しましょう!