深夜2時。カーソルは Introduction の3段落目で止まっている。
先行研究は読んだ。データも出た。結果の解釈もできている。なのに「あと1段落」が書けない。
研究者の時間の使い方は歪んでいる。一番価値がある「考える」「実験する」の時間を、「書く」「整理する」「事務処理する」が圧迫する。
AIに研究はできない。仮説を立てるのも、実験を設計するのも、データを解釈するのも人間の仕事。
でも「論文構成の整理」「文献レビューの構造化」「発表スライドの骨組み」なら、研究そのものに向き合う時間が増える。
論文を書く
論文の構成を組み立てる
白紙のWordファイルが一番つらい。
以下の研究の論文構成を一緒に考えてほしい。
■ 研究テーマ: [テーマ]
■ 研究手法: [実験/調査/シミュレーション/理論など]
■ 主な結果: [何がわかったか]
■ 投稿先の候補: [ジャーナル名/学会名]
■ 分量の目安: [ページ数/語数]
以下を出して:
- 論文全体の構成(セクション名と各セクションの役割)
- 各セクションで書くべき内容のポイント
- 図表の構成案(何を図にして、何を表にするか)
- 投稿先のフォーマットで気をつけること
- 「まずここから書き始めるといい」のアドバイスIntroduction の流れを設計する
「背景→先行研究→ギャップ→目的」。わかっているのに流れが作れない。
以下の研究のイントロダクションの構成を手伝ってほしい。
■ 研究テーマ: [テーマ]
■ 研究の背景: [なぜこの問題が重要か]
■ 先行研究の状況: [何がわかっていて、何がわかっていないか]
■ 研究のギャップ: [自分の研究が埋めるもの]
■ 研究の目的: [何を明らかにするか]
■ 研究の貢献: [どんな価値があるか]
以下を出して:
- 段落ごとの構成案(各段落の役割と内容)
- 「広い話題→自分の研究」へのナローイングの流れ
- 先行研究の引用の構造(何をどの順番で紹介するか)
- 最後の段落(目的と貢献)の書き方Discussion を整理する
結果は出た。でも「だから何?」をどう書くか。
以下の研究結果のディスカッションの構成を壁打ちさせてほしい。
■ 主な結果: [箇条書きで]
■ 仮説との関係: [仮説は支持されたか]
■ 先行研究との比較: [一致する点/異なる点]
■ 想定される限界: [サンプルサイズ/条件の制約など]
■ 今後の展望: [次にやるべき研究]
以下を出して:
- ディスカッションの段落構成
- 結果の解釈を書くときの注意点(言い過ぎない/言い足りない)
- 先行研究との比較の見せ方
- Limitations の書き方(弱みをどう正直に書くか)
- Future work の具体的な書き方文献を整理する
文献レビューの構造を作る
論文を100本読んだ。で、どうまとめるか。
以下のテーマの文献レビューの構造化を手伝ってほしい。
■ レビューのテーマ: [テーマ]
■ 分野: [分野]
■ レビューの目的: [学位論文の一章/投稿論文/研究計画のため]
■ 読んだ文献の数: [概数]
■ 現時点の整理状況: [まだバラバラ/テーマ別にはなっている/ほぼ整理済み]
以下を出して:
- レビューの全体構成(セクション案)
- 文献を分類する軸の提案
- 各セクションで扱うべき内容
- 「研究のギャップ」を浮き彫りにする書き方
- 引用の密度の目安(どのくらい引用を入れるか)論文を読むときの整理テンプレート
「読んだのに、何が書いてあったか思い出せない」問題。
論文を効率的に読むための要約テンプレートを作ってほしい。
■ 分野: [分野]
■ 読む目的: [自分の研究の位置づけを確認/手法の参考/結果の比較]
■ 一度に読む論文数: [週に○本くらい]
以下を出して:
- 1本の論文を5分で要約するためのテンプレート項目
- 「自分の研究との関連」を記録するためのフレーム
- 複数の論文を横断的に比較する表の構成案
- 「後で使う」ための引用メモの書き方
- 読む優先順位のつけ方発表する
学会発表のスライド構成
15分の発表。何をどの順番で話すか。
以下の学会発表のスライド構成を考えてほしい。
■ 発表形式: [口頭発表/ポスター]
■ 発表時間: [○分 + 質疑○分]
■ 研究の概要: [何をして何がわかったか]
■ 聴衆: [専門家/隣接分野/一般]
■ 一番伝えたいこと: [この発表の「メッセージ」]
以下を出して:
- スライドの構成(枚数の目安つき)
- 各スライドで伝えること
- 時間配分
- 「ここは図で見せる/ここは言葉で伝える」の判断
- 質疑応答で聞かれそうなこと3つ研究を一般の人にわかるように説明する
「で、何の役に立つの?」と聞かれたときに。
以下の研究を、専門外の人にわかるように説明する文章を作ってほしい。
■ 研究テーマ: [テーマ]
■ 研究内容: [やったこと/わかったこと]
■ 社会的な意義: [なぜこの研究が大事か]
■ 説明する相手: [家族/学部生/助成金の審査員/メディア]
以下を出して:
- 一言でいうと(30字以内)
- 専門用語なしの説明(200字)
- たとえ話(日常生活に置き換えると)
- 「それで社会はどう変わるの?」への回答研究生活を回す
助成金申請書のポイント整理
「なぜこの研究に金を出す価値があるのか」を伝える。
助成金申請書の構成を一緒に考えてほしい。
■ 研究テーマ: [テーマ]
■ 申請先: [科研費/学内助成/財団など]
■ 申請額: [金額]
■ 審査基準: [わかれば]
■ 自分の強み: [実績/設備/共同研究先]
以下を出して:
- 申請書の構成(項目別に何を書くか)
- 「研究の意義」の伝え方(審査員を納得させる書き方)
- 「実現可能性」を示すポイント
- 予算の書き方の注意点
- 審査員が「落とす」理由トップ3とその対策指導教員へのメール・報告の準備
「進捗どうですか?」がプレッシャーになっているなら。
指導教員への報告メール(または面談の準備)を手伝ってほしい。
■ 報告の目的: [定期報告/相談/方向性の確認/延長の相談]
■ 現在の進捗: [やったこと/できていないこと]
■ 困っていること: [あれば率直に]
■ 聞きたいこと: [判断を仰ぎたいこと]
以下を出して:
- メール文面(簡潔に、でも必要な情報は全部入れて)
- 「できていないこと」の伝え方(言い訳にならないように)
- 質問の仕方(漠然とした質問→具体的な質問に変換)
- 面談で話す場合の時間配分案研究が行き詰まったときに
誰に相談すればいいかもわからないとき。
研究の行き詰まりを整理するのを手伝ってほしい。
■ 行き詰まっていること: [データが出ない/仮説が違うかも/書けない/方向性がわからない]
■ これまで試したこと: [何をやって、何がダメだったか]
■ 締め切り: [論文投稿/学会発表/学位審査の時期]
■ 相談できる人: [指導教員/同期/いない]
以下を出して:
- 行き詰まりの原因の整理(何が本当のボトルネックか)
- アプローチを変えるアイデア
- 「今日1つだけやるなら」のアクション
- 相談すべき相手と聞き方
- メンタル面のケア(「研究者あるある」として)研究者がAIを使うときに忘れないでほしいこと
- AIの出力を論文にそのまま使わない ― AIが生成した文章をそのまま投稿すると、研究不正になりうる。構成の参考にして、言葉は自分で書く
- AIの知識は最新ではない ― 最新の研究動向や文献情報は、Google Scholar/PubMed/arXiv等で必ず確認する
- 「整理」に使う ― 論文構成の壁打ち、アイデアの言語化、文献の構造化。AIは「考えを整理する道具」として最も力を発揮する
研究の価値は「新しいことを発見する」こと。
その発見に集中するための、整理の助手としてAIを使う。
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