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棚島香帆汰(たなしま かほた)のポートフォリオ

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棚島——分かりやすくしない翻訳者。

私は主に、創作・レビュー・エッセイの三つの視点から文章を制作しています。 対象は映画や小説など多岐に渡りますが、共通する軸は「読者に余白と解釈の余地を残す」こと、そして「文章構造を意識した視点設計」です。

レビューでは、機能的な考察の提示や、情緒的な情報の提示順序などを工夫し、作品が観客や読者に投げかける問いや感情をそのままの温度で届けることを意識しています。

創作では、一人称・三人称の視点操作、時間軸の操作、複数登場人物の心理並置などを活用し、読者が物語の中で自身の立場を自然に問い直すことができる構造を意識しています。 例えば、5部構成の中編小説では、各部の語り口と視点を変えることで「後悔と向き合う心理」を立体的に描き、最後にわずかに前向きな余韻を残す構造を取っています。

制作には生成AIも活用していますが、AIは文章の整形・試行の補助として用いており、構成、語り口の選択、倫理的判断、余白設計はすべて私自身が行っています。 AI利用についても、公開記事にて透明性を保っており、読者・クライアントともに信頼関係を築ける形を意識しています。

こうした制作実績は、読者体験を意図的に設計できる点、複数視点を柔軟に扱える点、そしてAI活用を含めた表現倫理を自覚している点に特徴があります。 今後はこれらの強みを生かし、レビュー記事の発信、創作物の制作、企業案件における文章制作など、多角的に活用していきたいと考えています。

1. 実績:第三者評価と継続的な信頼

  • 有料記事の販売実績「お金を払ってでも読む理由」を読者との間に構築できているという事実は、私のコンテンツが持つ希少性の証です。即金性のないコンテンツですが、マガジン以外にも有料記事を複数回購入いただけています。
  • プラットフォーム内実績 累計ビュー95,483、コメント538件、スキ9,860件(2026年8月時点・全期間)。 単発のヒットではなく、継続的にプラットフォームのアルゴリズムや読者と良好な関係を築いています。特に「映画『六人の嘘つきな大学生』」のレビューは7,563ビュー・スキ167件、「わからない」という棘を、そのまま愛せたら――は7,003ビュー・コメント6件と、読了だけでなく「反応(コメント・スキ)」を引き出せていることが数字にも表れています。
  • noteでの収益化実績に加え、読者を巻き込む参加型企画を複数回実施。反応を作ることを狙って設計し、実際にコメント・スキという形で応答を得ています。
  • Claude Codeを用いたツール開発の記事も公開しており、文章制作にとどまらず生成AIを実務レベルで使いこなす技術理解があることも示しています。

2. 私の提供価値:解釈と翻訳のプロセス

このポートフォリオは、単なる営業資料ではなく、私の「立場表明」です。 私は「速さ」や「量」を競うライターではなく、以下の三つの軸を中心に、代替の効きにくい価値を提供します。

① 感情の言語化と輪郭の付与

多くの人が抱えながらも言葉にできずにいる「居心地の悪さ」や「切なさ」、「救いのなさ」といった感情。私はそれらを無視せず、むしろその「襞(ひだ)」に分け入ります。 映画『あんのこと』のレビューでは、社会の見捨てた個人の「沈黙の叫び」を多角的に分析し、映画『夜明けのすべて』のレビューでは自転車の「サドルの高さ」という微細な演出から、不器用な優しさの輪郭を描き出しました。

② 「物語の破綻」を能動的な体験へ再定義

論理的に破綻している、あるいは不快感を伴う作品を、単に「駄作」として切り捨てることはしません。 私はそれらを「悪夢的リアリズム」や、観客を「能動的な批判者」へと変貌させる装置として捉え直します。 美しく整えられた作品だけではなく、あえて「瓦礫の山」を見せられた時にこそ始まる思考の価値を、私は描き出せます

③ 構造設計と視点操作による読者体験の構築

創作においては、一人称・三人称の使い分けや時間軸の操作を駆使し、読者が物語の中で自らの立場を問い直す構造を設計します。 小説『朝になるまで』では、三人の男女の視点を並置することで「未完了の後悔」を立体的に描き、小説『感情を忘れた部屋』ではAIと人間の関係性の逆転を通じて、管理された幸福の危うさを問いました。

3. 職域定義:お引き受けできること、できないこと

実務における信頼関係を築くため、私の職域を明確に定義します。

A. 現実的にできること(強みを活かせる領域)

  • 創作・文筆:小説、エッセイ、映画・文芸レビューの制作。特に、自己体験や心理的洞察を盛り込み、読者に深い余韻を残す執筆。
  • 編集・企画:複数の素材を整理し、三部作や複数媒体にまたがるコンテンツ構造を設計すること。note等のUIを活かした読者体験(UX)の構築。
  • AI活用と透明性の担保:生成AIを文章の整形やアイデア発想の補助として使いつつ、倫理的判断や余白の設計は人間が主導する「AI支援創作」の実践。
  • 実務連携:企業案件における初動のすり合わせから、共同制作における合意形成のログ管理まで一貫した対応。

B. やれないこと(非推奨領域)

  • 商業最適化のみを目的とした量産:SEOやクリック率のみを追求し、内容の深みを犠牲にする執筆。
  • 無条件の称賛記事:対象を盲目的に褒めちぎるPR記事。批判的視点や独自の解釈を奪われることは、私のスタイルに反します。
  • シンプルに「単純な文章を書くのみ」な案件:私の編集・企画力や構造設計力が評価されない領域での業務。
  • 極端に短期・大量作業:複雑な構造設計や合意形成を伴う案件での過度な短納期対応。

4. 具体的な価値提供案と単価目安

私が提供する価値は、単なる「文字数」ではなく、対象への深い「洞察」と「構造化」に帰結します。以下に、発注可能な具体的な業務内容と、その単価目安を提示します。

参考として、 Webライティング市場全体の文字単価相場は、体験談ベースのコラム・レビューで0.5〜1.5円程度 専門性や独自の考察を要するコラム記事で1〜3円程度 創作・ゴーストライター案件で1.5〜3円程度(実績があれば5円以上)が目安とされています。 以下の単価は、これらの相場と自身の実績(創作大賞中間選考通過、有料記事販売実績、書き手からの直接評価)を踏まえて設定しています。

  1. 「感情の言語化」に特化した映画・文芸レビューの執筆  単なるあらすじ紹介ではなく、映像技法(音響、ライティング、静寂の演出)や物語構造から、視聴者が抱く「言葉にならない感情」に輪郭を与える考察記事。  → 目安:文字単価 2.0〜4.0円(3,000字前後の記事で6,000〜12,000円程度)
  2. 事前対話をベースにした「私小説的」な物語の制作  依頼主の個人史や特定の企画、思想をヒアリングし、それを血の通った「私小説」のような短編・掌編物語へと昇華・翻案します。  → 目安:文字単価 2.5〜5.0円(ヒアリング・構成含む)
  3. クリエイター向け「物語の構造・エンジン」分析レポート  制作中の小説や脚本に対し、キャラクターの行動原理の有無や、読者の視点操作が機能しているかを分析し、改善案を提示します。  → 目安:1レポート 8,000〜20,000円(分量・原稿規模により応相談)
  4. 「体験の再定義」をテーマにしたライフスタイル・コラム  趣味や日常的な体験を「教養」や「戦略的体験設計」というメタ視点で分析し、読者の価値観をアップデートするエッセイを執筆します。  → 目安:文字単価 1.5〜3.0円
  5. 複数視点・多層構造を用いた短編小説の寄稿  創作大賞中間選考通過の実績を活かし、一人称・三人称の視点操作や時間軸の操作を駆使した、読後に深い余韻を残す物語を制作します。  → 目安:文字単価 2.5〜5.0円
  6. コンテンツの「読者体験(UX)」設計・編集支援  複数のテキスト素材(SNS、過去記事、引用情報等)を整理・再構成し、noteやSNSのUIを活かした「読ませる順番」や「視覚的演出」を施した記事パッケージを設計します。  → 目安:1本 5,000〜15,000円(素材量・媒体数により応相談)
  7. 朗読劇・ショートショート用のストーリー原作提供  1万文字程度の朗読劇原作や、限られた文字数で強いインパクトを与える「ショートショート」的な短編の制作を行います。  → 目安:文字単価 2.5〜4.0円(1万字換算で25,000〜40,000円程度)

※上記はあくまで目安です。案件の難易度・拘束時間・著作権譲渡の有無などにより、最終的な金額はご相談のうえで決定します。

結びに代えて

私は、映画『夜明けのすべて』のレビューで記したように、「わかりあえなくても、寄り添える」という静かな真実を信じています。 また、自身の推し活を「依存」ではなく「教養」へと昇華させる戦略を立てるように、感情の熱量をロジックという名の「額縁」に収めることで、それは初めて他者へと共有可能な「価値」に変わると考えています。

あなたの抱える物語や企画、あるいはまだ言葉にならない想いを、私に預けていただけないでしょうか。 深い洞察と誠実な言葉をもって、それを形にするパートナーになれると考えています。

棚島 香帆汰(たなしま かほた) 文筆家・編集者 / AI支援創作 Xアカウント:@Tanashima_K

「物語の深淵に触れ、心の奥底で眠る『言葉にならない感情』に確かな輪郭を。」

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