ウェディングプランナーあるある。
見学後のフォローメール、見積書の説明資料、テーマの提案書、打ち合わせ議事録、司会者への指示書、当日のトラブル対応マニュアル。
全部大事。でも、書類を作っている間に、一番大事なことが後回しになっている。
「おふたりらしさって何だろう」を考える時間。
AIに新郎新婦の想いを汲み取ることはできない。お母様の涙を見て演出のタイミングを変える判断も、ベールダウンの練習で緊張している花嫁に「大丈夫ですよ」と声をかけることも、プランナーにしかできない。
でも「フォローメールの下書き」「演出提案の叩き台」「進行表の整理」なら、おふたりの前に座る時間を増やせる。
出会いを成約につなげる
見学後のフォローメールで印象を残す
来館のお礼メール。テンプレ感が出ると、他の会場に負ける。
見学後のフォローメールを書いてほしい。
■ 見学日: [日付]
■ おふたりが気に入っていたポイント: [チャペルの雰囲気/料理/ガーデンなど]
■ 気になっていたポイント: [予算/日程/収容人数など]
条件:
・まずご来館のお礼
・「おふたりのことを覚えていますよ」が伝わるエピソードを入れる
・気になっていたポイントへのさりげない回答
・次のステップへの自然な誘導
・押しつけがましくならないように
300文字以内で。「他も見てから決めます」への対応
比較検討は当然。でもここで差がつく。
他の会場と比較検討中のカップルへの対応を一緒に考えてほしい。
■ 当会場の強み: [強み]
■ おふたりが重視していること: [料理/雰囲気/アクセス/予算など]
■ 競合で見そうな会場の特徴: [わかれば]
以下を出して:
- 競合を否定せずに、当会場の良さを伝えるポイント
- おふたりの希望に刺さる切り口(3つ)
- 「ここに決めたい」と思わせる一言
- 比較検討中に送るフォローメッセージ
他を落とすのではなく、「ここがいい」と思わせる対応で。おふたりらしさを形にする
結婚式のテーマを提案する
おふたりの話を聞いて、「これだ!」というテーマを見つける。
以下のカップルに合う結婚式のテーマを3案考えてほしい。
■ 出会いのきっかけ: [エピソード]
■ 共通の趣味: [あれば]
■ 大切にしている価値観: [あれば]
■ 好きな雰囲気: [ナチュラル/モダン/クラシック/カジュアルなど]
■ ゲスト数: [○人]
各テーマに:
- テーマ名
- コンセプト(「おふたりらしさ」がどこに出るか)
- 具体的な演出アイデア(3つ)
- 装花・カラーのイメージ
- ゲストが「この結婚式、素敵だったね」と思うポイント
おふたりが「これ、私たちっぽい!」と言ってくれる提案で。演出のアイデアを出す
「余興はやりたくない」「でも何かやりたい」。このリクエストが一番多い。
以下のカップルに合う演出を5つ提案してほしい。
■ 雰囲気: [アットホーム/華やか/感動系/カジュアルなど]
■ ゲスト数: [○人]
■ やりたいこと: [あれば]
■ やりたくないこと: [余興/ファーストバイト/ブーケトスなど]
■ 予算感: [こだわる/こだわらない]
各演出に:
- 内容の説明
- ゲストの反応(予想)
- 必要な準備
- 概算費用
- 「やるなら気をつけること」
定番に頼らない、でも奇をてらわない。おふたりに合った演出で。見積もりの「高い」を「納得」に変える
金額を見せた瞬間の空気が変わる。そこからが腕の見せどころ。
ウェディングの見積書を説明するときのトークスクリプトを作ってほしい。
■ 総額: [金額]
■ 主な内訳: [挙式料、料理、衣装、装花、写真など]
■ おふたりの予算: [予算]
以下を出して:
- 各項目が「何にお金をかけているか」のわかりやすい説明
- 予算オーバーの場合の調整案(品質を落とさない方法で3つ)
- 「ここは削らない方がいい」のアドバイス
- 追加料金が発生しやすいものの事前案内
「高い」ではなく「おふたりの結婚式に必要なもの」として伝わるように。打ち合わせをスムーズに
打ち合わせの議事録を「次のToDoリスト」にする
「あのとき何を決めたっけ?」をなくす。
ウェディングの打ち合わせ議事録を作ってほしい。
■ 打ち合わせ日: [日付]
■ 回目: [第○回]
■ 決定事項: [箇条書きで]
■ 保留事項: [箇条書きで]
■ おふたりの反応: [メモ]
以下の構成で:
- 決定事項(何が、いつまでに、誰が)
- 保留事項と次回までの宿題
- 次回打ち合わせの日時と議題
- おふたりへのToDoリスト(やること・決めることを整理)
- プランナーのToDoリスト
おふたりに送っても「わかりやすい!」と思ってもらえるフォーマットで。希望をお断りするとき
「ごめんなさい」で終わらせない。
新郎新婦の希望を丁寧にお断りするトークを考えてほしい。
■ 希望の内容: [難しい演出や、会場のルール上できないことなど]
■ お断りの理由: [安全面/会場ルール/予算/時間的制約など]
以下を出して:
- 気持ちを受け止める一言
- 断る理由の説明(「できません」ではなく「なぜ難しいか」)
- 代替案(3つ。おふたりの希望の本質に応える形で)
- 「残念」で終わらせない切り替えの言葉
おふたりが「なるほど、じゃあこっちの方がいいかも」と思える対応で。当日を完璧にする
関係者への指示書で「確認してなかった」をゼロに
司会者、カメラマン、フローリスト。全員が同じ絵を見ている状態を作る。
ウェディング当日の関係者向け指示書を作ってほしい。
■ 宛先: [司会者/カメラマン/フローリスト/ヘアメイクなど]
■ 挙式日: [日付]
■ 会場: [会場名]
■ テーマ: [テーマ]
伝える内容:
- 当日のタイムライン(この関係者に関わる部分)
- お願いしたいこと(具体的に)
- 特に注意してほしいポイント
- おふたりの性格や雰囲気(対応の参考に)
- 緊急連絡先
当日読んで「これだけ見れば大丈夫」な指示書で。トラブル対応マニュアル
最高の1日を守るために、最悪を想定しておく。
ウェディング当日に起こりうるトラブルと対応をまとめてほしい。
想定するトラブル:
・新郎新婦の体調不良(緊張、貧血、涙で化粧崩れ)
・忘れ物(指輪、花束、スピーチ原稿)
・機材トラブル(音響、映像、照明)
・ゲストの急なキャンセルや追加
・天候悪化(ガーデン演出ができない)
各トラブルに:
- 発生時の初動(最初にやること)
- おふたりへの伝え方(不安にさせない言い方)
- リカバリー方法
- 事前に準備しておくべきこと
「想定していたので大丈夫です」と言えるプランナーでいるために。式のあとも大切に
お礼メッセージで「一生のプランナー」に
挙式後のメッセージ。ここで「この人に頼んでよかった」が確定する。
挙式後のお礼メッセージを書いてほしい。
■ 挙式日: [日付]
■ 印象的だったシーン: [あれば]
■ おふたりの雰囲気: [感動系/笑顔いっぱい/アットホームなど]
条件:
・感動を共有する一言から始める
・おふたりだけのエピソードを入れる
・写真やアルバムの案内
・「いつでも連絡してね」の温かみ
テンプレートではなく、「このプランナーさん、本当に覚えてくれてるんだ」と思ってもらえるメッセージで。200文字程度。口コミをお願いする
「書いてあげたい」と思ってもらえるかどうか。
口コミ・体験談の掲載をお願いする文面を書いてほしい。
条件:
・まず挙式のお礼から
・なぜ口コミが大切か(「これから結婚式を考えるカップルの参考になる」)
・具体的に何を書いてもらいたいか(3つくらいの質問形式で書きやすく)
・写真使用の許可のお願い
・掲載先の案内
「書いてあげてもいいかな」のハードルを下げる文面で。ウェディングプランナーがAIを使うときの心得
- おふたりの個人情報は入れない ― お名前、住所、ゲストの名前はNG。「20代後半カップル、ガーデンウェディング希望、ゲスト80名」程度で
- AIの提案は「選択肢」として使う ― テーマも演出も、AIが出したものをそのまま提案しない。おふたりの表情を思い浮かべながら、自分のフィルターを通す
- 浮いた時間は、おふたりのために使う ― メールが10分早く書けたら、その10分でおふたりの話をもう一度振り返る。「あのとき言ってたこと」を覚えていることが、最高の提案になる
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