子どもが主人公の絵本と動き出す落書き、AIで特別な時間を増やす2つの方法

ワンオペ育児×AI@まな
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AIで献立が3分で決まっても、その3分は結局また洗い物に消えます。

最近見つけた2つのアプリは、そこを逆方向に振り切っていました。

親の作業を減らすのではなく、子どもと一緒に画面をのぞき込む時間そのものを作りにきています。

時短で浮いた10分を、結局また家事に使っていました

献立は3分、保育園の持ち物リストは1分で終わるようになりました。

では浮いた分で何をしていたかというと、乾いた洗濯物をたたんでいました。

横で「ママなにしてるの」と聞かれているのに、手は止まっていません。

育児とAIの話は、ほとんどが時短と効率化に寄っています。

矢印が作業を減らす方向にしか向いていないので、減った時間はそのまま次の作業に吸い込まれて終わります。

今回の2つは矢印の向きが逆でした。

どちらも海外の新作アプリが集まるProduct Huntで見つけたもので、日本語の紹介記事はまだ見当たりません。

1. 名前を入れた絵本が、寝る前の10分をその子だけの時間に変えます

夜のリビングで、母親が子どもと一緒にスマホの絵本を見ているイラスト

子どもの名前と家族のこと、好きなものを入れると、その子が主人公の物語ができます。

話の方向は寝る前・冒険・魔法・家族・やさしさ・動物から選ぶ形なので、毎晩ゼロから考えなくて済みます。

面白いのは言語の切り替え方です。

同じ物語・同じ挿絵のまま、読む言語だけを差し替えられます。

もともとは2つの言語で子どもを育てる家庭のために作られたもので、父親と母親が同じ話をそれぞれの言葉で読み聞かせできます。

続きも書けます。

同じ主人公のまま話を足していけるので、何週間かかけてその子だけの世界が育っていきます。

気に入った回は挿絵つきの本にまとめられます。

読み聞かせがどうしてもしんどい夜には、スタジオ品質の朗読を再生するだけでも成立するつくりです。

遠くに住む祖父母に物語のリンクを送れば、向こうは向こうの言語で同じ話を読んであげられます。

アプリを入れる必要はなく、ブラウザで開くだけで動きます。

2. 描いた落書きが動き出す瞬間を、週末に親子でのぞき込みます

テーブルの上に置いた子どもの落書きを、子どもの手元とスマホで撮っているイラスト

子どもが描いた紙を撮るか、アプリの中で描くところから始まります。

カートゥーン・リアル・3D・絵画・ぬいぐるみといったスタイルを選ぶと、数秒でその絵が別物になって返ってきます。

ここまでなら画風を変えるアプリですが、続きがあります。

ワンクリックで6秒の動画になって、描いたキャラクターが画面の中で歩いたり踊ったりします。

もう1つが立体化です。

描いた絵から3Dのモデルが作られて、スマホのカメラをかざすと部屋の中に置けます。

机の上でも床でも、なんなら頭の上にでも置けて、ぐるっと回り込んで横から見ることもできます。

「自分が描いたやつが、そこにいる」という顔を見るための15分です。

すでに2万家庭以上が使っていて、iPhoneでもAndroidでもブラウザでも動きます。

効率化と違うのは、AIが作っている途中を子どもと一緒に見られることです

時短系のAIは、結果だけ受け取るのが正解です。

献立が出てくるまでの過程を子どもと眺めても、特に意味はありません。

この2つは待ち時間のほうがイベントになっています。

絵本なら「次どうなると思う」と聞ける数十秒があり、落書きなら「動くかな」と2人でスマホを見つめる時間があります。

AIが働いている間、子どもが画面の外に追い出されないつくりです。

だから2つは競合しません。

寝る前の布団の中と、週末の散らかった机の上。

使う場面が違うだけで、どちらも一緒に待つ構造は同じです。

試す前に知っておきたい、料金と日本語まわりの実情

Drawings Aliveは、申し込む経路で値段が倍近く変わります。

プラン
1か月にできること
公式サイトから
アプリ内課金
Starter
画像50枚、動画1本、立体1個
月額約780円
月額1,500円
Hobby
画像200枚、動画5本、立体5個
月額約1,250円
月額3,000円
Artist
画像500枚、動画10本、立体10個
月額約2,650円
月額6,000円

公式サイト側は月5ドル・8ドル・17ドルの表示で、日本のApp Store側は表の通りです。

年払いも同じ傾向で、公式サイトなら約9,200円からのところ、アプリ内課金だと11,000円からになります。

ブラウザで申し込んでからアプリにログインするほうが安く済みます。

無料お試しがないので、1枚見るところから課金が要る点は先に知っておいたほうがいいです。

対象年齢は4歳以上なので、まだ自分で絵を描かない年齢の子には絵本のほうが向きます。

日本語表示には対応しています。

Our Storiesは無料枠が広めです。

文章だけの物語なら対応言語すべてで作り放題で、朗読と挿絵つきの本がそれぞれ生涯1回まで無料で試せます。

そこから先はFamilyが月額約2,100円で挿絵本を月4冊、Family Plusが月額約3,800円で月10冊。

都度払いなら1冊約1,260円からです。

紙のハードカバーは約4,200円と出ていますが、サイト上はまだ準備中の表示で、送料の案内も英国内のものだけでした。

日本語については注意が必要です。

公式の案内では最初の対応言語に日本語が入っているのに、サイト上の表示例はギリシャ語・英語・イタリア語・フランス語になっています。

無料枠で日本語の物語を1本作ってみてから、課金するか決めてください。

円換算は執筆時点のレート、1ポンド約210円・1ドル約156円で計算しています。

寝る前の10分か週末の15分か、どちらか片方だけ決めてください

2つ同時に始めると、たぶんどちらも続きません。

今夜の読み聞かせがしんどいなら絵本のほうです。

ブラウザを開いて名前を入れるところまで5分、無料枠の中で1本作れます。

引き出しや冷蔵庫に描いた紙が溜まっているなら落書きのほうで、まず1枚だけ撮ってみてください。

浮かせた10分を家事に返さない日を、週に1回だけ作る。

それだけでも、子どもの反応は十分に返ってきます。