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授業準備が終わらない日曜の夜に ― 教師・講師のAI活用プロンプト

なごみ
なごみ

2026/03/10

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日曜の夜22時。明日の授業の準備がまだ終わっていない。

授業計画、プリント作成、テスト作成、成績処理、通知表のコメント、保護者対応……。
「教えること」以外の仕事が多すぎる。

教壇に立つ時間は1日のうち数時間。
でも、その数時間のために、膨大な「準備の時間」がある。

AIに授業はできない。でも「プリントのたたき台」「テスト問題の素案」「通知表コメントの下書き」なら、日曜の夜を少し楽にしてくれる。

授業をつくる

授業計画を一緒に考える

ゼロから計画を立てるんじゃなく、「壁打ち」から始める。

以下の単元の授業計画を一緒に考えてほしい。

■ 科目: [科目]
■ 単元: [単元名]
■ 対象: [学年/レベル]
■ 授業時間: [○分×○回]
■ 生徒の前提知識: [ここまでは理解している]
■ この単元でつまずきやすいところ: [あれば]

以下を出して:
- 全体の流れ(各回のテーマと目標)
- 各回の「導入→展開→まとめ」の概要
- 「ここで生徒の手が止まりそう」というポイントと対策
- 使えるアクティビティのアイデア 2つ
- 評価のタイミングと方法

わかりやすい説明のネタ出し

「先生の説明、よくわかんない」を防ぐために。

以下の内容を生徒にわかりやすく説明したい。いい説明の仕方を一緒に考えてほしい。

■ 教える内容: [内容]
■ 対象: [学年/レベル]
■ 生徒がつまずくポイント: [よくある誤解や混乱]
■ 使える時間: [○分]

以下を出して:
- 説明の流れ(3ステップで)
- 生徒の身近なものに例えたたとえ話 2つ
- 「先生、それってつまり○○ってことですか?」に対する回答例
- 理解を確認するための質問 3つ(簡単→難しい順)
- よくある誤解とその正し方

テスト問題をつくる

問題を「考える」のが一番時間かかる。

以下の条件でテスト問題のたたき台を作ってほしい。

■ 科目: [科目]
■ 単元: [単元]
■ 対象: [学年]
■ 問題数: [○問]
■ 形式: [選択/記述/穴埋め/混合]
■ 難易度: [基礎:標準:発展 = ○:○:○ の割合で]
■ テスト時間: [○分]

以下を出して:
- 問題
- 解答
- 配点案
- 各問題が測る力(知識/理解/思考/表現)
- 採点で迷いそうなポイントと基準

注意: あくまでたたき台。教科書の内容と照合して、必ず自分で調整すること。

ワークシートの素案

「プリント作り」は教師の永遠のタスク。

以下の授業で使うワークシートの素案を作ってほしい。

■ 科目: [科目]
■ 単元: [単元]
■ 目的: [知識の定着/思考の整理/グループワーク用]
■ 対象: [学年]
■ 時間: [何分で取り組むか]

以下を含めて:
- ワークシートの構成(問い→記入欄→まとめの流れ)
- 具体的な問いかけ(穴埋め/記述/選択)
- 発展問題(早く終わった生徒用)
- 振り返り欄(何がわかったか/何がわからなかったか)

条件: A4 1枚に収まる量で。

評価する

通知表のコメントを下書きする

30人分のコメント。一人ずつ違う言葉で。これが地獄。

以下の生徒の通知表コメントの下書きを作ってほしい。

■ 学年: [学年]
■ 科目: [科目]
■ 成績: [5段階の評定]
■ 学習面の特徴: [得意/苦手/態度]
■ 伸びたところ: [あれば]
■ 改善してほしいところ: [あれば]

コメント条件:
- ○文字以内
- ポジティブな点を先に
- 改善点は「こうするともっと良くなる」の形で
- 保護者が読んで不快にならない表現

3パターン出して。一番しっくりくるものをベースに自分で仕上げるから。

ルーブリックを作る

「なんとなくの採点」から卒業する。

以下の課題のルーブリック(評価基準表)を作ってほしい。

■ 課題: [レポート/プレゼン/実験/作品など]
■ 科目: [科目]
■ 対象: [学年]
■ 評価したい力: [思考力/表現力/知識/協力性]

以下の構成で:
- 評価観点(3〜5つ)
- 各観点の基準(A/B/Cの3段階で、具体的な記述)
- 配点案
- 生徒に事前に渡す場合の説明文

条件: 先生によって採点がブレにくい基準にすること。

生徒と向き合う

つまずいている生徒への指導を考える

「わからない」には理由がある。

以下の生徒の学習のつまずきについて、指導のアイデアがほしい。

■ 科目: [科目]
■ つまずいている内容: [具体的に]
■ 生徒の様子: [やる気はある/諦めかけている/そもそも興味がない]
■ これまで試したこと: [補習/プリント/声かけなど]

以下を出して:
- つまずきの原因として考えられること 3つ
- 原因ごとのアプローチ
- 声かけの具体例(「頑張れ」以外の)
- 自宅でできる練習のアイデア
- 保護者に伝えるとしたら(連携のヒント)

注意: 生徒の個人情報(実名等)は含めず、状況の概要だけで相談すること。

保護者面談の準備

言いにくいことを、どう伝えるか。

以下の保護者面談の準備を手伝ってほしい。

■ 面談の目的: [定期面談/成績報告/問題行動/進路相談]
■ 伝えたいこと: [率直に]
■ 言いにくいこと: [あれば]
■ 保護者のタイプ: [協力的/無関心/過敏/クレーム傾向]

以下を出して:
- 面談の流れ(時間配分つき)
- 良い点から伝える導入
- 言いにくいことの伝え方(具体的なフレーズ)
- 「家庭でお願いしたいこと」の伝え方
- 想定される反応と対応 3パターン
- 面談後のフォローアップ

日常業務を楽にする

学級通信を書く

毎月のルーティン。でも毎回ネタに困る。

以下の学級通信の下書きを作ってほしい。

■ 時期: [○月号]
■ 学年: [学年]
■ 伝えたいこと: [行事のお知らせ/学習状況/お願い事項]
■ クラスのトピック: [最近こんなことがあった]
■ トーン: [温かく/明るく/しっかりめに]

以下を出して:
- 通信の本文(○文字程度)
- 見出し案
- 保護者が「読んでよかった」と思えるひと言
- お願い事項の書き方(命令調にならないように)

条件: 堅すぎず、砕けすぎず。先生の人柄が伝わる文章で。

授業の振り返りを整理する

「今日の授業、いまいちだったな」を、次に活かす。

以下の授業の振り返りを整理してほしい。

■ 科目: [科目]
■ 単元: [単元]
■ やったこと: [授業内容]
■ うまくいったこと: [良かった点]
■ うまくいかなかったこと: [課題]
■ 生徒の反応: [集中していた/飽きていた/質問が多かったなど]

以下を出して:
- 良かった点(なぜうまくいったかの分析)
- 改善点(具体的に何を変えるか)
- 次回試してみるアイデア 2つ
- この振り返りを3行にまとめたもの(記録用)

先生がAIを使うときの大事なこと

AIが作ったテスト問題には間違いが混ざることがある。
AIが書いた通知表コメントは、そのままだと「先生らしさ」がない。

だから、3つだけ守ってほしい。

  1. 生徒の個人情報は入力しない ― 氏名・成績・家庭環境は伏せて使う
  2. AIの出力は「たたき台」 ― 必ず自分の目で確認し、自分の言葉に直す
  3. 浮いた時間を、生徒に使う ― プリント作りが早く終わったら、その分、生徒と話す時間に

教師の仕事で一番大事なのは「授業」じゃなくて「目の前の生徒を見ること」。
その時間を作るために、AIを使う。それが一番いい使い方。

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