同じ照明の下で撮っているはずなのに、韓国のインスタで見る自撮りだけ肌が一枚透けて見えませんか。
あの質感、コスメを買い足す前に、手持ちの自撮り1枚で先に確認できます。
しかも透明感が出ない原因は3つしかなくて、写真を白黒にしてみるだけでどれか分かります。
韓国コスメが自分から「AIフィルター肌」と名乗り始めた
TIRTIRのクッションファンデ、AIフィルターがキャッチコピーではなく商品名そのものに入っていて、「マスクフィット エーアイフィルタークッション」といいます。
公式の価格は税込2,970円。謳っているのは「フィルターをかけたようなセミマット仕上がり」です。
ウォンジョンヨのエアリーフィルター パクトも「フィルターをかけたような肌」で、フィルターという言葉を軸にしたコスメが並び始めました。
ここ、順番がひっくり返ってるのが面白いところです。
少し前までは、撮った写真をあとから加工してきれいにするのが当たり前でした。
今は逆で、加工した写真みたいな肌を、リアルの顔の上で作りにいってる。
ゴールが「加工後の写真」に移ったなら、写真の側から入っても同じところに着きます。
しかもセミマット寄りの透明感と、濡れたようなツヤ寄りの透明感って、並べると全然違うんですよ。
自分の顔だとどっちが似合うのか、買う前に見ておけます。
自撮りを白黒にすると透明感が出ない原因が分かる
透明感が出ない自撮りって、盛れてないわけじゃなくて、原因が違うだけなんです。
やることは1つ。写真アプリで彩度を一番下まで下げて、白黒にしてみてください。
色の情報が消えると明るさの情報だけが残るので、何が邪魔をしているのかが見えます。
- 白黒にした瞬間きれいに見えた: 色ムラ型
- 白黒にしてもざらついて見える: 毛穴の影型
- 白黒にするとのっぺり平らになる: 光が硬い型
色ムラ型は、頬の赤み、口まわりのくすみ、目の下の青みが混ざって肌が濁って見えている状態。
色を抜いた瞬間にきれいになるなら、肌そのものはもう整っています。
毛穴の影型は色ではなく凹凸の問題なので、白黒にしても消えません。
上からの照明で、毛穴のひとつひとつに小さい影が落ちて、それがざらつきに見えています。
光が硬い型は、白黒にすると顔が紙みたいに平らに見えるのが目印です。
フラッシュや天井のライトだと明暗の段階が飛ぶので、内側から光ってる感じが出ません。
で、なんでわざわざ切り分けるのかというと、ワンタップで終わる美肌加工はこの3つを区別せず、まとめて同じ処理をかけるからです。
毛穴も色ムラも影も一緒に潰れるので、肌はきれいなのに「加工しました」っぽい顔になります。
原因を1つに絞れると、触る場所が減ります。触る場所が減るほど、仕上がりは自然になります。
診断結果ごとに投げるプロンプトは3つだけ
使うのはGeminiアプリの画像の作成モードです。
裏で動いているのはNano Banana 2、正式名はGemini 3.1 Flash Imageで、2026年2月に出たモデル。
自撮りを1枚添付して、下の文章をそのまま投げるだけです。
色ムラ型に投げるのはこれ。
この写真の肌の色ムラだけを整えてください。頬の赤み、口まわりのくすみ、目の下の青みを、それぞれ隣の肌の色になじませて、全体を均一なトーンにしてください。毛穴とうぶ毛はそのまま残してください。顔の形、輪郭、目や鼻や口の位置と大きさは一切変えないでください。肝は「隣の肌の色になじませて」のところです。
明るくして、と頼むと顔だけ白く浮くんですけど、なじませて、なら元の肌の色を基準にしてくれます。
毛穴の影型はこっち。
この写真の肌の質感を整えてください。毛穴そのものを消すのではなく、毛穴の凹凸に落ちている影のコントラストを半分くらいまで弱めてください。肌のきめとうぶ毛は残して、のっぺりした平面にはしないでください。顔の形、輪郭、目や鼻や口の位置と大きさは変えないでください。「消すのではなく」と「半分くらいまで」で、二重に歯止めをかけています。
毛穴をきれいにして、とだけ言うと、肌が一瞬でツルツルのプラスチックになるので。
光が硬い型は、肌ではなくライティングごと差し替えます。
この写真のライティングだけを変えてください。大きな窓から入る昼の柔らかい自然光が、顔の斜め前から当たっている状態にしてください。額と鼻先のテカリは抑えて、頬の高いところにだけ淡いツヤを残してください。影の縁はぼかして、輪郭に沿った濃い落ち影は作らないでください。肌の色と質感、顔の造作は変えないでください。個人的にはこれがいちばん効きます。韓国のインフルエンサーの自撮りが透けて見えるのも、たいてい肌そのものより光の作り方が効いているので。
そして3本のどれを使う場合も、最後にこの1文を足してください。
仕上がりはツヤを出しすぎず、セミマットにしてください。コスメ側が名乗っているAIフィルター肌はセミマットなので、ここを揃えないと、ただ脂っぽくテカった肌になります。
あと、3本をまとめて1回で投げるのはやめたほうがいいです。
同時に指定するとAIが全部を平均的にこなそうとして、結局どこも中途半端に終わります。
盛れすぎと加工バレを分けているのは輪郭を触ったかどうか
加工バレって、肌がきれいすぎるから起きるわけじゃないんですよね。
輪郭を削ったり、目を大きくしたり、鼻を高くした瞬間に起きます。
骨格は、周りの人が無意識に覚えている情報だからです。
逆に肌の質感は誰も覚えていません。昨日会った人の毛穴の状態を思い出せる人はいないので、そこは触っても違和感が出ない。
だから3本のプロンプト全部に「顔の形、輪郭、目や鼻や口の位置と大きさは変えないでください」を入れてあります。
これ、入れ忘れると本当に勝手に盛られます。
線引きはもう1本あって、毛穴とうぶ毛は「消して」ではなく「弱めて」でお願いすること。
ゼロにすると、肌ではなくマネキンの表面になります。
仕上がったら、画像を親指の爪くらいまで縮小して、元の写真と並べてみてください。
その大きさでパッと見て別人だったら、やりすぎです。
人に見せるときは「AIで加工した仕上がりイメージです」と一言添えておくと安心。Geminiで作った画像にはSynthIDという電子透かしが入っていて、AIが手を入れたことは後から分かるようになっています。
まとめ 透明感はコスメを買う前に自撮り1枚で試せる
やることは3ステップです。
自撮りの彩度を下げて白黒にする。色ムラ型か、毛穴の影型か、光が硬い型かを判定する。対応する1本だけを投げる。
どのプロンプトにも「顔の形と造作は変えないでください」を必ず残してください。
これだけで、コスメを選びに行く前に、自分の顔に透明感がのった状態が見られます。
まずは今日撮った自撮りを1枚開いて、彩度のスライダーを左に振り切ってみてください。
自分がどの型なのかは、その3秒で分かります。


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