インスタのストーリーで、ハングルのタグが付いた妙にエモい加工写真が流れてきて、そのままスクロールしたことはないですか。
検索しても日本語の解説がほぼ出てこないので、正体が分からないまま消えていくんですよね。
韓国で今バズっているAI画像トレンドを4つ、再現プロンプトごと持ってきました。
韓国のAI画像トレンドは、ハングルのまま流れてくるから見つけにくい
韓国のトレンドには、だいたい短いハングルの名前が付きます。
「맥북3컷」みたいに。
この名詞さえ分かればプロンプトを丸ごと載せた投稿がいくらでも出てくるのに、名前を知らないと「韓国風 加工 やり方」で検索して一般論のまとめ記事に着地して終わります。
なので今回は、原語とカナ読みと日本語訳をセットで載せます。
タグをコピペして韓国のインスタやThreadsで検索すれば作例が山ほど出てきますし、4つとも自撮り1枚あれば試せます。
맥북3컷、ノートPCの内蔵カメラで撮ったような3カット写真をGeminiで作る
맥북3컷は「メクブク スリーカット」と読みます。
訳すとMacBook 3カット。
ノートPCのフォトブース機能で撮ったみたいな、縦に3コマ並んだコラージュです。
面白いのは、これが盛れる自撮りの真逆を狙っている点なんです。
低解像度のウェブカメラ画質、強めのグレインとノイズ、フラッシュの光にじみ、暗めのウォームグレー。
一眼で撮った高画質より、こっちの方がエモく見えるという逆転が起きています。
Geminiに自撮りを添付して、これを投げてください。
添付した顔写真をそのまま使い、縦3フレームの低解像度ウェブカメラ風コラージュを作ってください。
【顔】変形しない。目、鼻、口、輪郭の比率を維持。美化しない。性別を変えない。写っていない人物を追加しない。髪型は元のまま、少しラフに崩す程度にとどめる
【質感】暗めのウォームグレー、低彩度、低コントラスト。強めのグレインとノイズ、ぼんやりしたグロー、フラッシュの光にじみ
【背景と服装】暖色寄りの室内をディテール最小で暗く。全フレーム共通で黒のシンプルなトップス
【3コマ】
1: 口をとがらせ、口元に指。半透明のピンクのハートが頭の周りに複数枚、大きさも位置もバラバラに重なって浮かぶ
2: スマホを横向きに持った鏡越しの自撮り。レンズ付近に強い光にじみとフレア
3: 深夜の暗さ。影を強調し、口元に手を添えた落ち着いた表情
全フレームで同じ顔を使い、変えるのは照明、色味、ノイズ、エフェクトだけにしてください。長く見えますが、削れるのは3コマの中身くらいです。
顔のルールを省くと、AIが勝手に美化して十中八九まったくの別人が出てきます。
「盛らないでほしい」を明示的に書けるかどうかが成功率を分けます。
Geminiの画像を動かしているのはNano Bananaで、元の顔を保ったまま加工するのは標準のNano Banana 2でも得意です。
プロンプトを書くのが面倒なら、韓国ではMeituのAI機能でこの質感を作っている人もけっこういます。
그레이톤、韓国っぽさの正体は彩度を落としたグレー寄りの加工でした
그레이톤は「グレイトン」、グレートーンのことです。
これ、単体のトレンドというより韓国のSNS写真に通底している色の作法だと思っています。
裏取りになるのがさっきのプロンプトで、韓国で出回っている原文には「웜그레이 톤(ウォームグレートーン)」「저채도(低彩度)」がわざわざ明記されています。
トレンドの中身が変わっても、色の指定だけは毎回同じです。
なぜこれで盛れるのか。
彩度を落とすと肌の赤みが飛び、同時に家具の茶色とか服の原色とか、生活感を出している色も沈みます。
結果として被写体だけが浮かび上がる。
日本のインスタでよく見る「明るく、彩度高め、コントラスト強め」の完全に逆です。
手持ちの写真やAIで作った画像に後がけするなら、これだけで足ります。
この画像の色味だけを調整してください。構図と人物はそのまま維持します。
- 全体の彩度を大きく下げ、グレー寄りのトーンにする
- ハイライトをわずかに暖色、シャドウをわずかに寒色に寄せる
- コントラストを下げ、黒が浮いた状態にする
- 軽いフィルムグレインを乗せる「彩度をゼロに」と書くとモノクロになるので、グレー寄り、低彩度、くらいで止めるのが正解です。
自撮りのキャラクター化、ChatGPTとGeminiとClaudeはこう使い分けます
自撮りをキャラクター風に変換したくて、3つのツールを行ったり来たりしている人は多いと思います。
役割がぜんぜん違います。
一番の勘違いポイントがここで、Claudeは画像を生成できません。
できるのは、アップロードした画像を読み取って分析するVisionの方です。
だからこう使います。
韓国のインフルエンサーの投稿で「これ何がこう見せてるんだろう」と思った1枚をClaudeに投げて、照明、色温度、彩度、レンズの感じ、構図をプロンプトに書き起こしてもらう。
出てきた文章をGeminiに貼って、自分の自撮りと一緒に送る。
言語化するAIと生成するAIを分けるだけで、1本に絞るより精度が出ます。
ChatGPTの無料枠は1日3枚前後なので、試作を繰り返すとすぐ止まります。
Geminiを本格的に回すならGoogle AI Pro(旧Gemini Advanced)が月2,900円です。
ドット絵化、Everskies風のピクセルキャラにChatGPTで変換する
Everskies(エバースカイズ)は、ドット絵のアバターを着せ替えするソーシャルゲームです。
そのアバターの絵柄に自分の自撮りを寄せるのが、2025年の夏あたりから韓国のZ世代インフルエンサー発で広がって、今も定番として残っています。
必要なのは全身が写った写真1枚と、これだけです。
添付した写真の人物を、Everskiesスタイルの全身ピクセルアートにしてください。
- 体型、顔立ち、表情、髪型、服装、アクセサリーを写真に忠実に再現する
- 頭身は2.8頭身
- 使用色は25色以内、アウトラインは黒線
- 背景は完全な白無地
- ゲームキャラクターのように中央で正面を向いた立ち姿コツは全身写真を使うこと。
バストアップの自撮りを渡すと、AIが下半身を勝手に想像して、履いた覚えのないパンツを出してきます。
背景を白無地にしておけば、切り抜いてストーリーのステッカーにもトプ画にも回せます。
韓国AI画像トレンドを投稿する前に、これだけは確認してください
まず推しとのツーショット。
맥북3컷は「推しと一緒に撮ったみたいな2ショット」の用途でも広まっていますが、実在の芸能人の顔をAIで生成して自分と並べるのは肖像権とパブリシティ権に触れます。
韓国の投稿では普通にやっているように見えても、日本の事務所は基本的に厳しいです。
自分で眺めるのと、フォロワーに見せるのは分けて考えてください。
友達と写った写真を素材にするときも、加工後の顔がその人に見えるなら投稿前に本人へ確認を取ります。
AI生成物にラベルを付ける仕様が入っているSNSもあるので、グッズ化やアイコン販売まで考えているなら各ツールの利用規約も見ておいてください。
次に来る韓国AI画像トレンドの見つけ方
日本語のまとめ記事が出るころには、韓国ではもう次が回っています。
先回りしたいなら、ThreadsとTikTokの韓国語検索で「AI사진(AI写真)」「감성샷(エモい写真)」「무료AI(無料AI)」あたりのタグを追ってみてください。
作り方をキャプションに丸ごと書いてくれている投稿が普通に出てきます。
目安は、名前が付いているかどうか。
「맥북3컷」みたいに短い名詞になったトレンドは、もう広まる段階に入っています。
その名詞で検索し直すと、プロンプト全文を載せた投稿が一気に見つかります。
今日の4つは、どれもアルバムの中の1枚から始められます。
まずは맥북3컷から。
盛れてない自撮りほどうまくいくので、どれを選ぶかで悩まなくて大丈夫です。



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