「ここ行きたい」と保存したリール、週末の旅程までたどり着いたのは何本ありますか?保存したリールを地図のピンと日ごとの旅程に変えてくれるアプリを5つ、日本の地名を拾えるか・料金・対応言語・旅程になるまでの手間の4点で並べました。
実機での検証ではなく公式の説明の読み比べなので、そのぶん「自分のリールで確かめる手順」まで書いています。
保存したリールが旅程にならないのは、どこで止まるから?
手作業だと流れはこうです。リールを見返して、店名をメモして、Googleマップで検索して保存して、最後に土日のどこに入れるか並べる。
1本あたりは数分でも、保存が何十本もたまると、見返す気力のほうが先に尽きます。
今回の5アプリが肩代わりするのは、このうち「動画から地名を抜き出してピンを立てる」と「日ごとに並べる」の2か所です。
InstagramやTikTokの共有ボタンからアプリに送るだけで、ピンが地図に並びます。
ただ、日本のリールだと引っかかりどころが2つあります。
1: 日本語のキャプションやテロップから地名を読めるか。
2: アプリの画面が英語だけでも操作できるか。
どれを選ぶかは、ほぼこの2点で決まります。
5つのアプリは、リールのどこから地名を読んでいる?
公式の説明を並べると、書き方に差があります。
「動画の中で触れた場所」と書くアプリもあれば、「音声・字幕・画面の文字・映像まで読む」と書くアプリもある。
この差が、日本のリールでの拾いやすさに効いてくるはずです。
1. ReelTravel、動画の中で触れた場所をピンにする
InstagramとTikTokのリールを共有機能で保存すると、AIが動画で触れられたスポットを見つけて地図に追加します。
スポットは都市ごとのフォルダにまとまり、元の動画へのリンクも残ります。
行き先と日付を入れると、保存したリールをもとに日ごとの旅程を組んでくれます。画面は英語のみです。
2. DocentPro、リール以外にスクショや文字でも渡せる
TikTok、Instagram、Facebook、YouTubeの投稿に加えて、Googleマップのリスト、Webページ、スクリーンショット、貼り付けた文字まで受け付けます。
送ったものに出てくる場所の名前を読んで、地図に落とす仕組みです。
そこから近い順につないだ日ごとの旅程を作り、ホテルの予約までアプリ内で進められます。
画面は英語で、Android版もあります。
@DocentPro: Save Places & Plan(App Store)
3. Dream Trip、5つの中で唯一日本語の画面がある
TikTok、Instagram、Googleマップのリンクを送ると、動画やページを読んでお店やカフェ、観光地を特定し、写真・評価・住所・営業時間ごと保存します。
スポットは国と都市ごとに地図に並び、日付を決めると日ごとの旅程をAIが作ります。
対応言語は日本語を含む14言語です。
@Dream Trip: Save Travel Places(App Store)
4. Rhyme、旅の日数を伝えると回る順に並べる
旧名はRoamyです。TikTokとInstagramからワンタップで取り込むと、動画で触れた場所を見つけて地図に追加します。
旅の日数を伝えると、スポットを回りやすいルートに日割りしてくれます。
対応言語は英語、フランス語、ドイツ語など7言語で、日本語は入っていません。
5. Triply、音声とテロップまで読むと書いている
InstagramのリールとTikTokの動画に対応しています。
開発元のブログでは、リールの音声、キャプション、画面上の文字、映像の文脈まで解析すると説明しています。
地名がナレーションやテロップにしか出てこないリールが多い人には、ここが一番気になるところのはずです。
抽出した場所は住所付きのピンになり、旅程には自分でドラッグして並べます。画面は英語のみです。
@Triply(App Store)
日本の地名を拾えるか、リール3本で確かめる手順
5つとも、公式ページで日本の地名への対応をはっきり書いてはいません。
だから入れる前に、自分のリールで確かめるのが早いです。
保存フォルダから、地名の出方が違う3本を選んでください。
- リールA: キャプションに「ひがし茶屋街」のように地名が日本語で書いてある
- リールB: 地名が画面のテロップにしか出てこない
- リールC: 話している人が口で店名を言うだけで、文字には出てこない
3本を同じアプリに送って、立ったピンを1本ずつ見ます。
正しい場所に立ったか、同じ名前の別の場所に立っていないか、そもそもピンが0本か。
この3通りで判定できます。揺さぶるなら、支店がたくさんあるカフェや、「三条」のように複数の地域にある地名が出てくるリールを混ぜてみてください。
ここで別の県にピンが立つアプリは、週末の旅程に入れる前に毎回手で直すことになります。
Aは通るのにBとCで落ちるなら、そのアプリはキャプションの文字を中心に読んでいると見当がつきます。
そういうリールは、テロップの画面をスクショしてDocentProに渡す手があります。
スクショと文字の入力を公式に挙げているのは、5つの中でDocentProだけでした。
無料で試せる範囲と、日本語で使えるアプリは?
無料の範囲を公式が数字で出しているのは、Dream Tripだけでした。
価格は日本のApp Storeの表示です。
Rhymeは、第三者のレビュー記事で「無料で読み込めるのは12本まで」と紹介されています。
公式の記載ではないので、入れてすぐ上限を確かめてください。
Triplyは、公式サイトでは無料とうたいつつ、App StoreにはInfinite Passという課金項目が並んでいます。
招待で回数が増える仕組みなので、無料で抽出できる回数には枠があると考えておくのが安全です。
英語の画面がつらいなら、選択肢はDream Tripの1つに絞られます。
あと、Dream TripとRhymeはiOS 18以上が必要です。
古いiPhoneだと、この2つはそもそも入りません。
週末の旅程まで自動で組むアプリ、自分で並べるアプリ
ピンが立ったあと、旅程になるまでの手間は大きく2つに分かれます。
自動で日割りまで出るのは、ReelTravel、DocentPro、Dream Trip、Rhymeの4つです。
行き先と日付、または日数を入れると、保存したスポットを日ごとに並べてくれます。
ただしDream Tripの無料版は、AIの旅程生成が1つの旅程につき2回までです。
「土曜は午後から」「2日目は夕方に帰る」のような条件は、生成ボタンを押す前に決めておいたほうが回数を無駄にしません。
Triplyは、保存した場所を自分で日ごとにドラッグして並べる方式です。
並べると番号付きの経路が地図に出ます。
手間はかかりますが、友達をリンクで招待して一緒に編集できて、便名を入れると航空券の予定も入ります。
2人以上の旅で、行きたい場所をすり合わせながら組むなら、むしろこっちが速いかもしれません。
時間を比べたいなら、共有ボタンを押してから土日の日割りが出るまでをストップウォッチで計ってみてください。
目安にするなら、リール10本で15分。
ここを切れるアプリなら、金曜の夜に組んで土曜の朝に出られます。
金曜の夜に1本だけ入れるなら、どのアプリから試す?
あなたの保存フォルダは、どんなリールが多いですか?それで最初の1本が決まります。
- 英語の画面を触りたくない: Dream Trip。無料のAI生成は2回なので、日程の条件を決めてから押す
- 地名がテロップやナレーションにしか出ないリールが多い: Triply。音声と画面の文字まで読むと公式に書いているのは、5つの中でここだけ
- リールで拾えないときの逃げ道がほしい、Androidを使っている: DocentPro。スクショと文字で渡せて、無料で使える
- 日数だけ伝えて、回る順番まで任せたい: RhymeかReelTravel
どれを選んでも、最初にやることは同じです。
保存フォルダから、キャプション・テロップ・ナレーションの3種類に当たるリールを1本ずつ選んで送る。
ピンが正しく立つかを見るだけなら数分で済むので、週末の旅程を組む前の金曜の夜にサクッと試せます。


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